2012年4月18日（水）

北米で発売予定のアクションゲーム『Madagascar 3： The Video Game』の最新情報をお届け！

　ディースリー・パブリッシャーのアメリカ法人のD3 Publisher of Americaは、北米で発売を予定しているゲームタイトル『Madagascar 3： The Video Game（マダガスカル3）』を“NAMCO BANDAI GAMES GLOBAL GAMERS DAY 2012”にて公開した。

　NAMCO BANDAI GAMES GLOBAL GAMERS DAY 2012は、アメリカ・ラスベガスにて現地時間4月11日～12日で開催されていたバンダイナムコゲームスのプライベートイベント。ディースリー・パブリッシャーがバンダイナムコホールディングスの子会社であることから、本イベント内での発表となった。なお、会場内での撮影が禁止されていたため、テキストでの紹介となる。


▲写真正面にあるホテル“The Cosmopolitan”の15階にて、プレゼンテーションが行われた。

■夏公開の映画をモチーフにしたゲーム『マダガスカル3』

　原作となる『マダガスカル3』は、ドリームワークス制作の映画『マダガスカル』シリーズの3作目。物語は、主人公のアレックス（ライオン）やマーティ（シマウマ）たちが、故郷のアフリカからニューヨークに戻る際に、ヨーロッパで問題を起こして動物管理局に追われる身となったところから始まる。その騒動の最中で、彼らを救ったダメダメサーカス団の動物たちとともに、サーカスを再建しつつニューヨーク公園を目指すという物語になっている。

　ゲーム版『マダガスカル3』はPS3、Xbox 360、Wii、3DS、DSの5機種で発売され、PS3やXbox 360などの据え置き機版はアメリカのゲーム開発会社“Monkey Bar Games”が開発を担当し、3DSとDS版はアメリカのゲーム開発会社“Torrance”を開発を担当している。発売時期は未発表。

■協力プレイが楽しめるPS3/Xbox 360版

　据え置き機版は、ローマやパリ、ロンドンなどの作中に登場するステージをクリアすると、次に進んでいく“ステージクリア型”を採用している。足場が組まれたパリのエッフェル塔を進んでいくものや、空中ブランコで多くのバルーンを割るものなど、各ステージにはいくつかのミニゲームが存在する。このミニゲームの成績によってサーカス団としてのランクが上がっていき、サーカス団の再建につながっていく。

　PS3やXbox 360などの据え置き機版は、2人協力プレイにも対応している。なお、オンライン協力プレイが可能かどうかは未発表。街中を進んでいくステージでは、お互いに協力しあいながら進んでいく状況が多くあった。実機デモでは、2段ジャンプができるアレックスと、ジャンプ力はないが空き箱や木板を体当たりで破壊できるカバのグロリアを使った協力プレイが行われた。アレックスがリフトを操作してグロリアを屋根の上に上げ、行く手を遮る障害物を破壊するなど、お互いの能力を生かしたゲーム性がウリとなっている。

■短い時間で気軽に楽しめる3DS版

　2人プレイが特徴の据え置き機版とは異なり、1人プレイのみ対応となる3DS版『マダガスカル』。

　ステージは基本的にパズル要素の高い横スクロール型アクションとなっていて、場面に応じて特徴の異なるキャラクターを切り替えながら進んでいく。例えば、グロリアは重くてジャンプ力が低い分、障害物を壊せたり、水中を唯一移動できりするといった具合だ。ステージは10分～20分程度と、短い時間で気軽に遊べた。

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　実機デモを見ている限りではキャラクターのキャッチーさと操作感のよさ、作りこまれた街並みが特徴的だった『マダガスカル3』。欧米では映画の公開に近いタイミングで発売されると思われるため、日本での発売も期待したいところだ。