■ ストーリー ■

ある街に、恋愛の神様が祭られている“神園神社”があった。
社の周囲には、その月を象徴する花が咲き誇っていて、
その花を一輪もらえば、必ず恋愛が成就するらしい。

この街に住む主人公は、神社でアルバイトの巫女をしていた。
というのも、彼女の両親がこの神社のおかげで結ばれたらしい。

「私も運命の出会いをしてみたいな」

まだ恋を知らない主人公は、素敵な恋愛がしたいと思っていた。
そんな彼女の前に、神主の男が現れる。
どうやら愛の花を受け取るのにふさわしいと選ばれた者に、
自分が花を届けなければいけないらしい。

「なんでもいいから、オレのいうこと聞け！　やれ！」

神主に有無を言わさず頼まれ、主人公は社に咲いている花を、
お届けリストに書かれている人物に渡すため、歩き出す。

それが運命の人との出会いになるとも知らずに――。