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2012年5月2日(水)

格闘ゲームのトッププレイヤー連合が『ソウルキャリバー』業界に殴りこみ! 『ソウルキャリバーV』大会“STRIKE.1”が開催

文:megane

■実績十分の猛将アルテナに飛び道具で攻めるかいぶつ

 2戦目にきょーぬま(ヴィオラ)からの指名を受け、「今は新聞を読んでいるから」と拒否した猛将・アルテナ(ジークフリート)。3戦目に登場したかいぶつ(アルゴル)により、再び指名を受けたアルテナは「いつもどおり先行するだけです。(私に)2本取られたらあとは時間の無駄なのでトイレにでも行っていたほうがいい」と自信を見せた。一方、『バーチャ』勢として大会慣れの姿勢をうかがわるかいぶつからは、「波動拳と昇竜拳をいっぱい撃ちまくって昔のゲームとは違うというところをお見せしたい」と強気の姿勢を見せた。

▲毎回お気に入りのコスチュームに身をつつむアルテナ。今回は阪神タイガースな気分だったようだ。

 1本目は、アルテナが難なく2ラウンドを連取してXbox 360版で最強と言われる強さを見せつけるが、その後かいぶつが弾を中心に攻めて最終ラウンドまでもつれ込む。アルテナが体力を大幅にリードし、そのまま1本目を取るかと思いきや、かいぶつがアルテナの放った牽制の下段をすかし、2ゲージ使うクリティカルエッジからのコンボで一気に試合をまくった。

 2本目はアルテナが堅実に“アッパーからの叩きつけ”、“アッパーからの投げ”で攻めたてるという、まさに“これが『ソウルキャリバー』”という試合展開を見せる。3本目は1戦目と同様に2-2の最終ラウンドまでもつれ込む展開となったが、アッパーで攻めるアルテナの攻撃を、かいぶつがタイミングよくガードインパクトでしのぎ、アッパーを仕返して勝負が決まった。2連勝で迎えたキャリバー勢は、まさかの猛将の敗北でその勢いを止めることになってしまった。

 この試合の模様は、Twitch.tvの配信ページの1時間23分前後から見ることができる。


■現世代最強の呼び声が高いでこぽんティラに対するのは?

 猛将アルテナが敗北し、勢いに乗る他ゲー勢をなんとしてでも止めたいキャリバー勢。ここでプラズマは若手プレイヤーで最強の呼び声が高いでこぽん(ティラ)を送り出す。そしてでこぽんは、「ここでぶっ潰しておきたい人がいます」と対戦相手に大将のハメコ。を指定する。対するハメコ。は、「でこぽんは、本当に強いんだよね」と回避したい雰囲気を醸し出す。しかし、アルテナが一度拒否をした後なだけに、盛り上がりなどを考慮したのか、熟考の末に戦うことを決意。

 これについてでこぽんは、「まんまと出てきてくれたので処理殺したいと思います」とハメコ。戦に絶対の自信がある様子を見せた。

 実際の試合は、「処理殺す」という宣言どおり、でこぽんがハメコ。を6タテしてあっさりと勝負を決めてしまった。

 このやり取りの模様は、Twitch.tvの配信ページの1時間38秒前後から見ることができる。


■KBO対板橋ザンギエフはまさかの同窓会対決!

 ハメコ。が敗れてしまった他ゲー勢だが、その後勢いを持ち直し、でーち(ヴィオラ)、かまルギ晶(ミツルギ)、大須(セルバンテス)と『バーチャ』のトッププレイヤーたちの活躍により連勝することに成功する。これにより、キャリバー勢3勝、他ゲー勢4勝と逆転し、次の試合で敗れてしまうとキャリバー勢の後がなくなる状況になってしまった。

 ここでプラズマは、自身と同様に『ソウルキャリバーII』時代から活躍する古参プレイヤーのKBO(レイシャ)を投入。KBOは迷わず板橋ザンギエフ(アスタロス)を指名する。実はこの2人、中高時代の同級生。「熊田」と本名で指名された板橋ザンギエフも、「12年ぶりに会った物理部の大久保(KBO)には負けない」と、お互いに本名で呼び合う。実況もその流れに乗り、そのまま本名での対戦となった。

 手数の多さを武器にアスタロスの懐に入って攻めたてる大久保に対して、66kA+B+Kのリベンジによる跳ね飛ばしからの214Aのコンボで大きく突き放す。近距離でのタックルとコマ投げの2択を仕掛け続け、熊田こと板橋ザンギエフが2本連取して勝利。ついにキャリバー勢は残り2人が敗れると負けという状況になってしまった。

▲奢られ君による配信視聴者からの差し入れもこの大会(TOKYO GAME NIGHT!!)の特徴。なぜか会場のkeganiさんへ合計15個もの『ペヤング 激辛やきそば』が差し入れられていた。

 この戦いの模様は、Twitch.tvの配信ページの冒頭から見ることができる。

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(C)NBGI

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