MMORPG『Blade＆Soul -ブレイドアンドソウル-』の第3次CBTを体験プレイ！　キャラクターメイキング～初めての戦闘に挑戦

文：電撃オンライン

　韓国NCsoftは、PC用オンラインRPG『Blade＆Soul -ブレイドアンドソウル-（以下、ブレイドアンドソウル）』の第3次クローズドベータテスト（CBT）を、5月9日～22日にかけて実施している。

　2008年にプロモーションムービーが公開されて以来、韓国はもちろん、日本や中国でも大きな話題を集めている本作。オリエンタル（東洋的）な雰囲気が漂う世界を水墨画のようなタッチで表現した背景や、日本でも人気のイラストレーター、キム ヒョンテさんによるキャラクターデザインなど、グラフィックに対する期待はもちろん、ノンターゲッティングシステムを採用したアクション性の高い戦闘システムにも注目が集まっている。

　日本では『リネージュ2』や『タワー オブ アイオン』でおなじみのエヌ・シー・ジャパンからのサービスが予定されているが、今回の第3次CBTは韓国向けのもの。韓国国内では30万人以上のユーザーがこのテストに参加しており、さらに5月11日からは1,500店舗のネットカフェにおいて『ブレイドアンドソウル』をプレイすることが可能という、過去に類を見ない大規模なテストとなっている。

　電撃オンラインでは、メディア向けにCBT用のアカウントを用意してもらい、ライターの斎藤ゆうすけが実際に第3次CBTをプレイ中。今回は、ゲーム序盤をプレイした様子をレポートする。

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■まずはキャラクターを作成！

　初めましての方は初めまして！　過去に私が担当した記事をお読みいただいた方は、お久しぶりです！　燃えるシチュエーションと萌える女の子が大好きなライターの斎藤ゆうすけです。今回はその両方を兼ね備えた『ブレイドアンドソウル』第3次CBTに参加させていただけるということで、しょっぱなからテンションMAXでお送りいたします！

　プロモーションムービーが公開されてからというもの日本でも話題沸騰中の『ブレイドアンドソウル』ですが、注目すべきは、やはり人気イラストレーターのキム ヒョンテさんによってデザインされた魅力的なキャラクターですよね！　キム ヒョンテさんが描く女性は、かわいくて、妖艶で……最高です!!!!

　しかも、本作ではキム ヒョンテさんがデザインしたキャラクターを自分好みにカスタマイズして、プレイヤーキャラクターとして操作できちゃうんですよ！　これはテンションが上がらざるを得ません！　そんなわけで早速、クライアントを起動してキャラクターを作ってみることに！　薄暗い部屋の中央に浮かび上がる美麗なキャラクター。おもわず「スゲー」とつぶやきつつ、適当に種族や職業を選択しながらグラフィックを確認してみましょう。

▲イケメンぞろいな男性キャラクターも魅力的！

　種族と職業を一通り確認したところで、どんなキャラクターを作るのか考えます。あまりにイケメンな男性キャラに心が傾きつつも、ここはやはり初志貫徹（？）とばかりに、女性キャラクターを選択。次は種族を選ぶわけですが、第2次CBTのプレイレポートに記載されている種族に関する説明も参考にしつつ、ひとしきり思案してみます。

▲知恵と努力の象徴である、玄武の気を生まれ持ったJIN（ジン）族。		▲古代竜の末裔とされ、巨体から繰り出す攻撃が強力なGON（ゴン）族。

▲女性のみで構成され、俗世の出来事よりも自然や芸術を好むKUN（クン）族。		▲小柄でかわいらしい外見に、大きな耳と尻尾が特徴のRYN（リン）族。

　どの種族も魅力的で迷ってしまいますね……。種族選択と職業選択を繰り返しているうちに、時間はあっという間に1時間が経過。えっ、嘘。早すぎ！　この調子では、いつまで経ってもゲームを始められません。意を決して、種族はオーソドックスな感じのJIN族を選択。JIN族は暗殺者・剣士・拳士の3つから職業を選択できるのですが、ここも定番っぽい剣士を選択しました。

▲左から暗殺者・剣士・拳士。職業によってキャラクターのモーションが大きく異なります。

　しかし、ここからがまた大変なのです！　ベースとなる組み合わせがメチャクチャ豊富で、細かく作り込もうと思ったら、髪型・瞳・顔・体型・インナースーツなどをそれぞれ設定することもできます。髪や肌の色も自由に変えられるので、こだわろうと思ったらどこまでもこだわれちゃいます。しかも、見ての通りすぐに候補から外せる“ハズレ”なデザインがほとんど無いので、本当に困っちゃいますよー。

▲最初から用意されている髪型や顔の組み合わせの一部。まずはベースとなる組み合わせを選んでから、カスタマイズしていくのがよさそう。

▲インナースーツの種類も複数から選べます。ここはやっぱりセクシーなキャミソールでしょう！

　かくいう私も、自分好みの女の子を誕生させるべく、種族と職業を決めた後さらに2時間近く……こだわりにこだわり抜いてキャラクターを作りました！　ゲーム開始から3時間。ついに誕生した私のプレイヤーキャラクターがこの娘です！

▲完成したキャラクター。我ながらかわいく作れたんじゃないでしょうか!?

　う～ん、かわいい!!　お団子ヘアーと優しい表情、そしてセクシーなインナー……。他にも瞳や肌の色や体型など、細かくいじっています！　正直、キャラクターメイキングだけでもずっと遊んでいられそうです。もっともっとたくさんキャラクターを作りたいのですが、ゲームのプレイレポートもしなくちゃならないので、ここは完成したばかりの彼女でゲームスタート！

■序盤のクエストで爽快バトルを体験！

　ゲームをスタートするとムービーが始まりました。海を行く老人の船。老人は海に浮かぶ“何か”を見付けます。思わず僕も目をこらして画面を凝視！

あ、あれはもしかして……っ!?

　そうです、海に浮いていたのは、私が作ったプレイヤーキャラクターだったのです！　女の子（プレイヤーキャラクター）が老人に助けられたところで、ムービーは終了。自分が作ったキャラクターをこんな形で見られるのは、なんかうれしくなりますね！

▲大海原を進む船。この船を操る老人に助けられるところから、プレイヤーの冒険が始まるようです。

　どうやら気絶していた（？）プレイヤーキャラクターが目を覚ますと、そこは東洋風の村。目の前の女性に話し掛けてみると、操作方法を教えてくれました。移動方法などの基本操作をなんとなく覚えられたら、村を徘徊してみましょう（韓国語が読めなくて、何をしていいのか理解できなかっただけですが）。

▲とりあえず村のあちこちを散策。背景グラフィックが美しすぎて、なぜか動悸がします！

　村の男や偉そうな老人に話しかけてみても何も起きず……村を散策してみても、新たなフィールドに移動できるわけでもありません。なんてこった！　開始早々に、行き詰まってしまいました……。

▲さまざまな村人に出会うもゲームは進展せず。中には寝ている村人も……。

　若干ぼう然しながら画面を見ること数分、ふとマップの中に“黄色い矢印”を発見！　そういえば他のMMORPGで、クエストに関するNPCの居場所を矢印で表示してくれたことを思い出しました。きっとそうに違いないと思い矢印の場所に向かうと、そこは自分が目を覚ました場所でした。

　もしかして「もう一度会話したら何かあったり？」と思いましたが、操作方法を説明してくれるお姉さんに何度か話しかけてみても変化なし。状況はふりだしに戻……ったかと思われましたが、改めて部屋を見渡してみると、そこには“緑色の光”が……！　「もしや、ここを調べろということなのか!?」と思い立ち、調べてみると見事正解！

　正解すると、プレイヤーキャラクターが、村の人たちと同じデザインの服に袖を通してくれました。どうやら、最初のクエストは“服を着ること”だったようです。

……ん？
ということは、これまで下着姿で村を徘徊していたのっ!?
は、恥ずかしい……（笑）。

▲村人と同じ服に着替えたら、他の村人たちと一緒に食事の準備。ほのぼのとした光景です。

　その後は順調に村でのクエストをこなし、装備やスキルを手に入れていきます。すると、武器となる剣を入手したところで、屈強そうな村人の指示により戦闘訓練を行うことに。いよいよ初戦闘。気合いが入ります！

　木でできた人形を相手に戦闘技術を学ぶこの訓練では、『ブレイドアンドソウル』の魅力の1つである、爽快な戦闘の一端を垣間見ることができました。序盤も序盤なので、今後はもっとすごいアクションをできると思うと心躍ります。

▲クエストの途中で高速移動系のスキルを修得。フィールドを高速で移動する感覚が心地いい。		▲武器を構えて戦闘開始。連続攻撃を叩き込め！

　『ブレイドアンドソウル』の戦闘はアクション要素が強く、移動しながらポンポンと小気味よい攻撃を繰り出すことができます。一撃ずつモーションが変化する連続を当てつつ、ゲージを溜まったら強力なスキルを放つことができたりと、とにかく戦闘アクションが派手で軽快です。

　どんどん木人を倒しつつ「さらに強いヤツと戦いたい」と思ったところで、この日のCBTは終了。第二次CBTの内容から推測すると、なにやらこの後、村にとんでもないことが起きそうだとか。一体どんなことが起こるのか――？　それは次回のプレイレポートでお届けしたいと思います。また、今回のCBTで追加された新たな職業“召喚士”についても、追ってご紹介しますのでお楽しみに！（斎藤ゆうすけ）

▲連続攻撃とスキルで木人を撃破！　戦闘の爽快感は素晴らしいのひと言です。

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• NCsoft（英語）