2012年5月23日(水)
スクウェア・エニックスは、2012年に発売する3DS用ソフト『ブレイブリーデフォルト』について、体験版を遊んだユーザーからの意見を反映した部分を示す“修正対応動画”を公開した。
“修正対応動画”が公開されたのはスクウェア・エニックス メンバーズ内『ブレイブリーデフォルト』特設サイトの“開発チームからの返信”コーナー。 以前の記事でユーザーの意見が反映されることをお伝えしたが、そのなかで対応を終えた部分に関する情報が公開された。
動画で紹介されたのは、移動速度やNPCとの会話距離などの改善について。以前に配信された体験版の画面と、改善を行った最新版の画面を同時に見せることで、その違いをわかりやすく紹介している。
なお、以前のコメントでは“3DS本体のゲームコインが使いたい”にも対応したいと発表されていたが、残念ながら他のシステムの実装を優先するために対応を見送ることにしたとのこと。
▲浅野智也プロデューサーのメッセージを交えつつ、修正を行った部分を動画で紹介。体験版の画面と並べることで、移動速度などの違いがはっきりとわかるようになっている。 |
これまでに配信された体験版は、ARムービーを主軸にした『Vol.1 -クリスタルの巫女篇-』と、街の探索を中心にちょっとしたバトルも楽しめる『Vol.2 -絶望の勇者篇-』。今後も継続的に体験版が配信され、ユーザーから募集した意見をもとに内容を調整していくとのことなので、体験版を遊んだあとは意見や感想を送ってみよう。
公式ツイッターでの浅野氏のつぶやきによると、次の体験版はバトルを中心にしたものになるとのこと。浅野氏は公式ツイッターで本作の最新情報をつぶやくことが多く、つい先日は本作のプレイ時間について「想定以上のボリュームになってしまいました。おそらくプレイ時間は60~70時間になるのでは」とコメント。それがスタッフロールまでなのかフルコンプまでなのかというユーザーの質問に対しては「スタッフロールまでですね。フルコンプだとどうなんだろう」と返答された。ストーリーを楽しむだけでも相当のボリュームとなり、やり込み要素もかなり用意されているようだ。
・歩く速度が遅い/走り速度とスライドパッドの深度→移動速度を20%アップして、スライドパッドを軽く入力しても走る形に調整
・loading表示が気になる→文字を非表示にする形で調整
・NPCへの話しかけが近い→少し遠くからでも話かけられるように調整
・Aボタンでのテキスト一気表示→一括で表示する形に調整
・宿屋処理が遅い→サウンド発生や画面を暗転するタイミングを調整
・マップチェンジごとのカメラの引き→外観マップの引きカメラはフィールドからアクセスした時のみに調整
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MAIN CHARACTER DESIGN:Akihiko Yoshida.
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