2012年6月5日（火）

『メダルオブオナー』最新作など大ヒット作の続編が目白押し！現地のファンも大興奮のエレクトロニック・アーツカンファレンス

　米国現地時間6月4日に、ロサンゼルスにおいてエレクトロニック・アーツ（EA）のプレスカンファレンスが行われた。

　EAと言えば世界的大ヒットシリーズを多く抱えるメーカーだけに、開場前にはビルをぐるっと取り囲む列ができるほど、各国のメディアが集まっていた。そんな注目度の高いカンファレンスのレポートを、今回公開された新スクリーンショットを交えながらお届けする。

■『Dead Space 3』

　カンファレンスで最初に紹介されたのは、『デッドスペース3』。このシリーズはサバイバルホラーアクションとカテゴライズされるように、サードパーソンシューター（TPS）の中でもホラー要素の強い独特な世界観が特徴だ。

　今回ステージ上で紹介されたのは、キャンペーンモードの協力（Co-op）プレイ。金属でできた巨大なボスキャラとや、恐竜の骨格を大きくしたようなボスキャラとの戦闘を2人で協力してデモプレイしていた。骨格状のボスでは、最後にボスの体に吸い込まれて内臓の中を移動しているところで「どうなっちゃうの!?」と誰もが思ったところでデモは終了。

　協力プレイということで、シングルよりも連携重視で戦うことが重要なのと、クリアした時に達成感がひと味違いそうなところが感じられた。発売は2013年2月予定。

■『Madden NFL 13』

　次に紹介されたのは『Madden NFL 13』。長く続くシリーズだが、年々追加要素が入ったり3D表現やAI強化が施されたりして着実に進化を遂げている。

■『SimCity Social』、『SimCity』

　こちらも長い歴史を誇るシリーズ『SimCity』から2つの作品が登場。1つ目はFacebookをプラットフォームとした『SimCity Social』。ソーシャルゲームになったということで、Facebook上の友だちと協力し合うなどコミュニケーションを取りながら進めるゲームとなりそうだ。

　2つ目は新しいPC用『SimCity』。ハードはPCだが、町全体が完全に3Dで表現され、見やすくてリアルなゲームに仕上がっている模様。いずれも往年のファンは注目していきたいところだ。発売は2013年2月。

■『Medal of Honor Warfighter』

　実際の軍関係者が開発に携わっており、設定から世界観までよりリアルさが増した作品。これに加えて、物理演算エンジンも強化され、設定のリアルさをグラフィックでも表現できるようになった。

■『FIFA 13』

　今回の『FIFA 13』は、実際のサッカーの試合を再現できる新要素が入っている。“アタッキングインテリジェンス”は、相手や味方の戦力を分析して、より適した動きをするというもの。“コンプリートドリブル”は、まるでメッシのようなドリブルを再現することを可能にしたシステムで、同じく追加された足技“ファーストタッチコントロール”は、ボールを受けた最初のタッチを次の動きの最善の方向に動かすことが可能。他にも、フリーキック時の選手の動きや物理演算が大きく改良されていて、よりリアルなプレイ感が感じられるとのことだ。

■『Battlefield 3』追加パック

　世界的大ヒットを記録した『バトルフィールド3』の追加パック3種が登場。1つ目は『Battlefield 3：Close Quarters』で今年6月発売、2つ目は『Battlefield 3：Armored Kill』で今年の秋発売、最後は『Battlefield 3：End Game』で次の冬に発売される予定となっている。いずれぶミッションだけでなく武器の追加や細かいアップデートが行われる予定なので、またひと味違った本作を楽しめるとのこと。


※画像はいずれも『Battlefield 3：Close Quarters』のもの。

■『Crysis 3』

　プレイデモが行われ、武器による攻撃の違いを見ることができた。ライフル状の武器の他、銃身が長く威力の強い武器や特徴的な弓矢を見ることができた。発売は来週予定。

『メダルオブオナー』最新作など大ヒット作の続編が目白押し！ 現地のファンも大興奮のエレクトロニック・アーツカンファレンス