2012年6月6日(水)
ホード&ビーストのオンラインプレイが追加された『ギアーズ・オブ・ウォー ジャッジメント』を遊んできた!
マイクロソフトは、“Electronic Entertainment Expo 2012(E3 2012)”の開催に先駆けて、同社ブースでプレイアブル展示されるタイトルを試遊できるプライベートイベント“Best of Xbox Game”を開催した。
ここでは、先日のカンファレンスで発表されたばかりの『ギアーズ・オブ・ウォー ジャッジメント』のマルチプレイモードのうちの1つ、“OVERRUN”についてのプレイレポートをお届けする。
■COG軍はキャラクターごとに役割が明確になった
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▲マルチプレイモード“OVERRUN”のイメージカット。コープサーなどのローカストに対峙するベアードとコールが描かれている。 |
新マルチプレイモード“OVERRUN”では、COG軍が設置したジェネレーターを防衛するCOG軍側と、ジェネレーターを破壊するローカスト軍側の2つに分かれて戦う。攻撃と防衛はそれぞれのグループで交互に行われる。
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▲用意されていたマップの全景と防衛施設の様子。 |
COG軍の登場キャラクターは、ベアードやコールなどの主要キャラクターたち。それぞれに持てる武器や特殊能力が割り振られたことで、キャラクターごとの役割が明確になっている。例えば、本編のストーリーでエンジニアとして動いていたベアードなら、機器の修復やタレットの設置などを行える。
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▲ソルジャーのコールは、強力なブームショットが初期装備として与えられる。ローカスト軍の猛攻を押し返すのにかなり使える武器だ。 |
また、今作からの新キャラと思われるソフィアは、メディックという役割が設定されており、その名のとおり倒された仲間を救護することができる。しかし、ブームショットなどでバラバラにふっ飛ばされた時は、助けることはできないようだ。
対するローカスト側は、自爆して相手の打撃を与えるティッカーや、奇声をあげて相手の動きを止めるレッチ、ハンマーによる強力な打撃でCOG軍の防衛施設を破壊できるモーラーなどを選ぶことができる。また、初期に選べるキャラクターで戦果をあげることで、リスポーンする際にブーマーやカンタスなどのさらに強力なキャラクターを選ぶこともできるようだ。
これらの要素をよく見ると、『ギアーズ・オブ・ウォー3』で搭載されていたホードモードとビーストモードを対戦として昇華させたモードが、この“OVERRUN”ということになる。
■ローカスト軍のほうが攻撃がわかりやすいぶん有利か
ただし、実際の戦いぶりを見てみると、攻撃側のローカスト軍がジェネレーターの破壊に成功してしまうケースが多かった。これはまだ来場者がCOG軍のそれぞれのキャラクターの特性を掴みきれていないのと、ローカスト軍のキャラクターの攻撃がわかりやすくて強力であるからと思われる。
とはいえ、戦い方が定まっていくうちに、こういった問題は解消されていくと思う。マルチプレイのその他のモードははたしてどうなるのか、シングルモードでのベアードとコールの立場はどのようなものなのか、謎はまだまだ深まるばかりだが、今後の展開に期待しよう。