News

2012年6月7日(木)

自国への愛国心をより強く意識する『メダル オブ オナー ウォーファイター』のマルチプレイをレポート

文:電撃オンライン

 今年秋に国内でも発売予定のPS3/Xbox 360用FPS『メダル オブ オナー ウォーファイター』。ここではエレクトロニック・アーツブース内の専用スペースで行われた、本作のマルチプレイの様子をお伝えする。ただし、撮影禁止の場所でのプレイだったため、文章中心での紹介になるのをご承知いただきたい。

 今回明らかになったのは、各国の軍隊による兵種の変化と、2人1組で戦うマルチプレイヤーモードについて。今回公開された兵種は6種類で、どの軍隊を選ぶかによって兵種が変化する。例えば、カナダのJTF2を選ぶと、機関銃などの重火器を得意とする兵種が、アメリカのOGAならスナイパーによる狙撃が得意な兵種となる。なお、使う軍隊を選んだ後に初期装備を変更できるかどうかは、今回のプレイではわからなかった。

 マルチプレイモードは、2人でチームを組んで、お互いにカバーしあいながら戦うバディシステムが公開された。2人1組で戦う場合、自分の相棒が健在なうちは、自分がやられてしまっても、6秒のインターバルを置いて、相棒のすぐ背後から復活することができる。どちらもやられてしまった場合は、自チームのヘリ上から復活することになる。相棒がいる時でもヘリからの復活を選ぶことは可能だ。

 対戦ルールとしては、やや小さめのマップ内での、ドミネーションタイプ(いわゆる陣地取り)が選択されていた。通常のドミネーションでは、拠点を占領した場合は自チーム(例えば赤や青)の旗が立つことがほとんどだが、このモードの場合はその軍隊の国の旗が立つ。

 なお、オンラインでマッチングされた時に、同じ国の軍隊チームが複数いる場合はどうなるのか、そのあたりのシステムについてはまだ明かされていない。

 『メダル オブ オナー』という名称のとおり、自らの、そして自国の誇りをかけた戦いという意味合いが増した今作。シングルでもマルチでも、ただ敵を倒すのではなくて自国を守るために戦う。その愛国心を問われることに変わりはないというわけだ。

 なお、E3の開催に合わせて、マルチプレイにかんする新たなトレーラームービーが公開されている。

(C) 2012 Electronic Arts Inc. Trademarks belong to their respective owners. All rights reserved.

データ

関連サイト