悪に身を染め正義の鉄槌を！ 新感覚ACT『スリーピングドックス 香港秘密警察』紹介＆プレイレポート

文：電撃オンライン

　E3 2012の会場では、PS3版とXbox 360版の試遊台が設置されており、今回はXbox 360版をプレイ。両ハードの操作方法は、下の写真を参照してほしい。

▲Xbox 360版マニュアル。		▲PS3版マニュアル。

　ゲームを開始すると、まずムービーが流れてくる。E3 2012でプレイできたバージョンは海外版のため、会話の内容はよくわからなかったが、店の中でウェイが何らかの指令を受けたようだ。他の2人がどちらもタトゥーをしていることから、恐らく警察ではなく闇社会の集まりなのだろう。しかしこのタトゥー、恐ろしいほど細かくて鮮明だ。これだけでもグラフィックへのこだわりがうかがえるのではないだろうか。

　いよいよ実際に操作する場面に突入。まずは冒頭の店から出て、地図で黄色く表示されたポイントへ行く。すると、「あっちに行ったぜ」的なアクションをする露店の男の姿が。標的かどうかはわからなかったが、恐らく何者かがこの先にいるのだろう。早速追ってみることにした。ちなみに、大まかな操作は次の通り。Yボタン：会話、Xボタン：攻撃、Bボタン：敵をつかむアクション、Aボタン：ダッシュや壁上り。

　そんなわけで、何者かを追っていく。街中には多くの民衆がいて、歩いている時は邪魔にはならないが、走っているとぶつかりそうになったり、人込みをかき分けながら進んだりもする。その際のモーションが毎回違っているのが非常に印象的。ぜひ注目してほしいポイントだ。

　先に進んでいくと予想通りというべきか、標的らしき人物と遭遇。逃げ出した標的を捕まえる追走劇が始まった。とはいえ、初プレイのため操作がおぼつかず、雑踏に悪戦苦闘。標的が最終地点で待っていてくれたからよかったものの、普通だったら逃げられてしまうところだった。なお、追走中は敵との距離が表示される。ということは、アクションを使いこなして道中で捕まえれば、違うイベントが起きたり、何らかのボーナスが得られたりするのだろうか？

　その後、標的とその取り巻きたちとの格闘戦がスタート。打撃やタックル、カウンターなどを駆使して戦うことになる。基本は打撃戦になるようだが、敵によっては打撃をガードしてくるので、他もうまく使い分ける必要がありそうだ。タックルは状況がよくないと決まらず、カウンターは非常に強力だがタイミングが難しい印象。これらを組み合わせた格闘戦はなかなかのやり応えだった。

　標的を倒すと、今回のバージョンの操作可能な場面は終了となる。1つのミッションをじっくり遊ぶことができて、個人的に満足できた。

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※画像はすべて開発中のもの。

データ

関連サイト

• 『スリーピングドッグス 香港秘密警察』公式サイト