2012年6月8日(金)
マイクロソフトは、“E3 2012”最終日となるアメリカ現地時間6月7日に、Xbox 360のKinect専用タイトル『Fable:The Journey(フェイブル:ザ ジャーニー)』および『Dance Central 3(ダンスセントラル3)』の開発スタッフによるプレゼンテーションを行った。
▲『Fable:The Journey』の開発スタッフ。 |
本作は、前作『Fable III』から50年後の世界を舞台とした『Fable』シリーズ最新作。謎多き女性テレサを助けようとした主人公が、やがてその導きにより波乱に満ちた冒険へと巻き込まれていく様子が描かれる。日本での発売は、今秋を予定。
本作は、一人称視点タイプのアクションゲーム。といっても、いわゆるFPSのようなシビアなものではなく、どちらかというとゲームをあまり遊ばない人でも遊べるようなカジュアルなものとなっていた。手の動作で魔法をキャストして襲いかかってくる敵を倒したり、謎解きを行ったりしていくことになる。
今回のプレゼンテーションでは、馬車を操るところからスタート。両腕で手綱をスナップさせることで馬車を走らせることができ、手綱の動きで左右に馬車を動かして、障害物をよけたり地面に落ちている経験値の弾を集めたりしていく。使える魔法は6種類で、それぞれにレベルが存在。魔法もただ攻撃するだけでなく、相手の防御を無効化するものや、剣を弾き飛ばすものなどがあった。
▲操作自体はとても簡単な本作。初めてKinectに触れるという人にとっては、いいタイトルといえるだろう。 |
▲『Dance Central 3』の開発スタッフ。 |
Kinect専用ダンスゲームの最新作。最大8人までが入れ替わって楽しめる新しいマルチプレイ“パーティー モード”や、これまで以上に幅広いジャンルをカバーした収録曲などが特徴。よりKinectに特化し、ダンスに没入させるため、前作にもあった音声入力機能を強化したことなどが明かされた。
▲今回のプレゼンでは、身体の動きをいかにきちんとトレースしているかについても示された。体格に大きく差がある男性と女性でも一緒にプレイできそうだ。 |
“パーティー モード”については、ダンスがうまい人とヘタな人とでちゃんとハンデが付けられることが説明された。難易度がイージー、ミディアム、ハードとあり、上手な人にはハード、ダンスに慣れていない人にはイージーといった具合に、遊ぶ人それぞれのうまさに合わせて難易度を変えられるようだ。また、音声入力機能について細かく聞いてみたところ、ほとんどすべてのメニューや曲の選択を、音声で行えるという。最後に、オンラインでのマルチプレイは対応するのか質問したところ「オンライン要素についての発表は夏に行う」との答えがあった。
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