2012年6月11日(月)
ユニークすぎるPZG『クウォンタム コナンドラム 超次元量子学の問題とその解法』プレイレポート&インタビュー!
6月5日~7日に開催されたE3 2012。この会場のスクウェア・エニックスブースでは、PS3/Xbox 360/PC用のダウンロードゲーム『クウォンタム コナンドラム 超次元量子学の問題とその解法(以下、クウォンタム コナンドラム)』をプレイすることができた。そのレポートと、開発者へのインタビューをお届けする。
本作は、PS3/Xbox 360/PCで発売された『Portal』のゲームデザイナーであるKim Swift氏が開発を手掛けた、一人称視点のパズルゲーム(アクションパズル)。主人公の少年は、おじの発明品を使うことで、“物体が柔らかくなる次元”、“物体が重くなる次元”など、次元を切り替えることが可能。これを駆使して、迷宮のような研究所を踏破していくことになる。
■『クウォンタム コナンドラム』プレイレポート
硬派な(?)ゲームが並ぶスクウェア・エニックスブースの中で、ひと際異彩を放っていたほんわかゲームの『クウォンタム コナンドラム』。独特の雰囲気に引き寄せられて、ふわふわ~っとプレイしてみました。
▲会場の様子はこんな感じです。 | ▲こちらはタイトル画面。 | ▲オプション画面で操作方法を確認。 |
チュートリアルを見ていると、どうやら本作は次元を切り替えることで3Dの迷宮(?)を解いていくみたいです。「次元ってなんだろう?」と思いつつ、進んでいくと金庫や鳥の置物など、さまざまな物が置いてある部屋にたどり着きます。
どう考えてもこれらを利用するのでしょうけど、どうしたものやら。だって置物は持てるけど金庫はビクともしません。と、いきなり行き詰まりかけましたが、鳥の置物を謎の機械に乗せたりすると画面の色が変わり、その間は金庫が持てるようになりました!
▲奇妙な物体がいっぱい! | ▲こういった機械がクリアのカギを握っているみたい。 |
なるほど。“次元を切り替える”って要はスイッチみたいなものなんですね! 勝手に深く考えすぎていたようです。基本的な遊び方がわかれば、あとはギミック満載の楽しいパズルゲーム♪ “ふわふわ(物体が柔らかくなって軽量化)”で金庫を運んだり、“おもおも(物体が硬化して重量化)”にしてダンボールに乗れるようにしたり、いろいろなオブジェと4つの次元を組み合わせて、通常時では通れない部屋を進めるようにしていきます。
▲この通りダンボールもカッチカチ! 重くなってスイッチがわりに。 |
上記の他にも、“ふわふわ”な金庫を窓に投げて、当たる直前に通常の次元に戻して窓ガラスを割る(“ふわふわ”なままでは、窓が割れない)など、次元を切り替えることで起こせる現状はどれも不思議!
中には何回も次元を切り替えないといけないギミックがあったりして頭を使いますが、遊び応えは十分。「なにこれ!? 超おもしろい!」というのが私の感想です! 最近“直感的”という言葉をよく耳にしますが、これこそ直感的ではないでしょうか。ゆえに感想も直感的なのです。
▲死ぬとブラックユーモア全開のテキストが表示されます。「生きてるうちにできなかったことナンバー467。Tall,Venti,Grande(スターバックスのカップのサイズ)の大きさの違いを理解する」。 |
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データ
- ▼『クウォンタム コナンドラム 超次元量子学の問題とその解法』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■対応機種:PS3/Xbox 360/PC(ダウンロード専用)
- ■ジャンル:PZG
- ■発売日:未定
- ■価格:未定