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2012年6月18日(月)

あの銃もこの銃もバラし組み立て自由自在! 『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』こだわりのガンスミスモードを比較動画で徹底検証

文:イトヤン

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【検証3:M110(スナイパーライフル)】

 最後はスナイパーライフルの“M110”で検証してみましょう。命中力や射程距離など、カスタマイズによる性能の違いが大きく出るタイプの銃だけに、検証結果が気になるところです。

『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』 『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』
『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』 『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』

 威力重視といえば、ここでももちろんAP弾の登場です。また、威力とは直接関係はありませんが、銃口には消煙器を装着して、マズルフラッシュの発生を防いでいます。

 射程距離重視では、銃身を射程距離が伸びるロングバレルに変更。加えて、アンダーバレルにバイポッドを装着して、うつ伏せ時の照準を安定させています。

 命中力重視では、サイドレールにレーザーサイトを装着して、命中力をアップさせています。先にお断りした通り、今回の検証ではオプティクスのパーツを変更していませんが、スナイパーライフルでは狙いとの距離や環境に合ったスコープの選択が命中力に大きく影響してくるので、実際のプレイではこの部分も重視すべきところです。

 操作性重視では自動小銃と同じく、銃口にサイレンサーを装着しています。また、射程距離とは関係ありませんが、視界内の敵を熱探知できるOTRスキャナーを、サイドレールに装着してみました。こういったハイテクパーツが充実しているのも、本作ならではですね。

 スナイパーライフルではフルオートが使えないので、試射では反動によるブレの大きさなどがややわかりにくいと思います。これもアサルトライフルと同じで、実戦で銃の持ち替えなどの動きが入ると違いが感じられるようになります。ちなみに本作では、敵にずっと照準を合わせ続けても銃口がブレ出したりはしないので、スナイパーライフルによる長距離射撃はかなり有効な戦法となっています。

 以上、実際に試射を行いながら検証してみましたが、いかがだったでしょうか? 正直言うと、立ったままでの試射では違いが微妙すぎてよくわからなかったかもしれませんが、その微妙な差にこだわれるところが本作のガンスミスモードなのです。

 ここから先は、本作の発売後にみなさん自身の手でカスタマイズした銃を実戦で使い込み、自分にとって最適なパーツの組み合わせを見つけ出してもらえればと思います。それこそが、このガンスミスモードの大きな楽しみでもあるのですから。

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 今回までのプレイレポートで、筆者はキャンペーンモード、ゲリラモード、ガンスミスモードと『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』の主要な要素をひと通り遊んできました。そこで感じたのは、どの要素もずっと遊び続けられるだけのボリュームがある、本作のプレイバリューの高さです。

 FPS/TPSでは、1人用のキャンペーンモードは駆け足で終わってしまい、オンラインのマルチ対戦が本番、というゲームも少なくありません。しかし本作は、ミッションのボリューム的にもやり込み要素的にも、ずっしりと手応えのあるストーリーを楽しめるうえ、ゲリラモードやマルチプレイといった繰り返し遊べるオンライン協力・対戦プレイも用意されています。さらに、今回紹介したガンスミスモードで自分好みのカスタマイズを追求したり、チャレンジを達成して新たなパーツを集めたりと、通常のプレイにさらに奥行きを与える要素がたくさんあるのです。

 今回のプレイレポートを書くにあたって、本作を20時間以上プレイしてきたわけですが(画面撮影用のプレイも含めるともっと!)、まだまだ遊び足りないというのが本音です。本作が発売されてからも、ずっと長く遊び続けたいと思える作品ですし、それだけの奥の深さと楽しさがあるゲームだと断言できます。ではみなさん、次は本作のオンラインプレイでお会いしましょう!(イトヤン)

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