2012年7月19日(木)
大天使ラミントンに魔王暗殺を命じられ、魔界にやってきた天使見習い。ラハールの寝込みを襲うものの、本来のターゲットは先王クリチェフスコイだったため、暗殺は未遂に終わる。その後は悪魔に愛を伝道することが自分の使命だと勝手に思い込み、ラハールとともに行動することに。年齢は1509歳。
悪魔にも愛が伝わると信じる愛マニアであり、ヒーローもののアツイ展開が大好きなヒーローマニアでもある。ゲーム中でも、敵として登場する虹戦隊ニジレンジャーに共感してしまう場面が描かれている。
ストーリーの分岐によっては天使から“堕天使フロン”へと変化する他、登場タイトルによっては怪獣の着ぐるみを着て戦うことも。ラハールやエトナ同様、多くのタイトルにゲスト出演を果たしている。
▲フロンのヒーローに対する憧れはかなり強い。地球勇者一行やカーチスなどと出会った際はテンションが異様に高くなり、自らをジャスティス・フロンと名乗り始めてしまう。 | ▲人間を魔界侵略へと扇動するなど、不穏な動きを見せる天界が気になり、帰郷するフロン。しかし、ラハールたちと行動をともにしていたことで反逆者の汚名を着せられ、命を狙われることに……。 |
フロンと言えば、「かにみそ」ですね。
あのフロンの「かにみそー!」の戦闘掛け声から、日本一ソフトウェアの戦闘のセリフと言えば食べ物というイメージができ上がったのだと思います。(正確には『ラ・ピュセル』のプリエの「やきぶたー!」が最初なんですけどね)
思えば、このフロンが『ディスガイア』シリーズをパロディネタに走らせてくれたような気がします。特撮戦隊が大好きで、ロボットアニメが大好き。フロンは私たちスタッフの心の叫びを代弁してくれているのかもしれませんね。
いつの間にか天界でも出世しちゃっていますが、ファンの皆さんのためにも、そして私たち自身のためにも、いつまでも変わらぬフロンちゃんであってもらおうと思います。(新川)
天界や魔界で下働きをするペンギンに似た謎の生物で、一部のものは金で雇われてエトナの家来をしている。ほとんどのプリニーはテキトーな性格で、かつ、金に目がない。語尾に「ッス」をつけてしゃべる、投げられると爆発するなど、謎に満ちた存在となっている。シリーズ皆勤賞の名脇役だが、特に『魔界戦記ディスガイア4』の主人公のヴァルバトーゼはプリニーの教育係という設定だったため、同タイトルではプリニーの生態や裏設定について語られるシーンが多い。
愛嬌のあるかわいい外見だが、その魂は生前に罪を犯した者であり、転生するために生前の罪を精算する形で強制労働を強いられている。基本的に過酷な労働に耐えている者がほとんどではあるが、待遇の悪さや下働きが嫌になった者は天界や魔界から逃げ出すこともあり、そういったはぐれプリニーが集うプリニー界が別の次元に存在する。
日本一ソフトウェアを代表するマスコットキャラクターとしても有名で、公式サイトや公式ツイッターでも大活躍。2008年にはPSP用ACT『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』、2010年にはその続編となるPSP用ACT『プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~』、2009年にはPSP用AVG『ディスガイア インフィニット』と、彼らを主人公にしたスピンオフタイトルが発売されている。
▲プリニーには罪を犯した者の魂が宿っており、その罪をつぐなうために強制労働を強いられている。中でもエトナにこき使われるプリニーは、かなり悲惨な境遇となっている。 | ▲プリニーの色は基本的に青だが、赤や緑の色をした例外も存在。その性格も十人十色で、比較的マジメな性格の者もいれば、さぼることしか考えていない者もいる。 |
日本一ソフトウェアのマスコットキャラとして不動の地位を築きつつある(※)プリニーです。
最初は「なんかマスコットキャラがほしいので、よろしく」と伝えただけだったので、ここまで人気のあるマスコットキャラクターとして定着するとは思っていませんでした。さすが原田先生です。
このプリニーには、世界のマスコットキャラクターに育ってほしいと願っておりますので、何卒皆さまのご声援とご支援をよろしくお願い申し上げます。(新川)
※“築きつつある”としたのはニャンコやエリンギャーなど、過去のマスコットキャラたちへの配慮です。これからもあきらめず、プリニーに負けないよう活躍してもらいたいです。
▲細かなアクセサリまで含めて、しっかりと描き込まれたラハールとエトナの設定画。エトナの羽は、うれしいとパタパタしてしまうというアイデアもメモされている。 |
設立から20周年目を迎えた日本一ソフトウェアへの記念メッセージを募集中(締切は7月27日23:59)。投稿いただいた方の中から抽選で3名様に、“日本一ソフトウェア関連グッズが詰まった福袋”をプレゼントします。投稿いただいたメッセージは、今後の“電撃日本一ソフトウェア”で紹介する予定なので、ふるってご応募ください!
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