2012年7月6日(金)
バンダイナムコゲームスは、7月19日に発売するPSP用ソフト『デジモンワールド リ:デジタイズ』の新情報を公開した。
本作は、1999年に発売されたPS用ソフト『デジモンワールド』への“原点回帰”として制作される、『デジモン』ゲームの最新作。デジタルワールドと呼ばれるコンピュータネットワーク上の擬似電脳空間に生息するデジタル生命体“デジモン”を育成しながら、ゲーム内で主人公たちがのめり込んでいるオンラインゲーム『デジタルモンスター』の世界を冒険するRPGだ。
公開されたのは、物語のカギとなる科学者・ペトロフ博士や、世界を崩壊へと導く謎の生命体の情報。デジモンが正気を失って行動する“黒化現象”とはなんなのか。ぜひ記事をチェックしてみてほしい。
デジタルワールド内で頻発している、デジモンが黒いオーラをまとい正気を失って行動してしまう“黒化現象”。その原因は“ファイル島”でのできごと、データのすべてを記録している端末“メモリアルステラ”の機能が停止したことと関係しているらしい。調査に向かった少年たちの前に現れた次元のゆがみから謎の生命体が現れるのであった。
謎の生命体はデジモンとは異なる構造を持った生命体である。デジモンワールドの各地に発生する、次元のゆがみから現れるこの生物が、いかなる経緯でこの世界に産み落とされたのかは現在のところ不明。
謎の生命体がデジタルワールドでさまざまなデータを吸収して成長した姿。しかし膨大なデータを吸収し続けためにその形態を維持できず、その体は崩壊しつつあり、より凶暴性を増している。
▲停止したメモリアルステラを再起動するためにやってきた主人公たちの前に、謎の空間のゆがみが……。 | ▲その中から謎の生命体が突如として現れる!? |
▲見た目とは違い、非常に攻撃的な生命体。その攻撃に仲間たちもタジタジだ。 | ▲仲間と力を合わせて撃退しよう! |
▲2つ目のメモリアルステラの開放に向かった少年たちは、新たな仲間と出会う。 | ▲森の奥には、先ほどの生命体とは違う姿の生物が!? |
▲咆哮(ほうこう)を上げ、主人公たちに襲い掛かってくる! | ▲先ほどの生物とは比べようもないパワーでパートナーデジモンを圧倒する。 |
数年前、突如として世界規模で発生した大規模ネットワークダウン現象。
すべてのウェブサービス、果ては行政中枢の一部までが停止していく中、ただ1つ、堅固なシステムを展開しているネットワークカンパニーがあった。
それがGIGOカンパニーである。
その後、GIGOカンパニーはその事件をきっかけにネットワークシェアの拡大のみならず、各種のライフライン管理やオンライントレードなどの金融まで、人々の生活のあらゆる場面に入り込んでいった。
その内部的な技術は極秘とされ、人々は自分の暮らしが何によって動いているかさえわからぬまま日々をすごしている。
ニコの父であり、GIGOカンパニーで働く技術者でもある。現実の物質をデジタルデータ化する“デジタイズ現象”の研究中にデジタルワールドの存在を知り、デジタルワールドの技術的利用を推進していた。仕事一途で不器用なところがあるが息子であるニコのことは大切に思っている。
主人公の少年とニコは同じマンションに住んでおり、家族ぐるみの付き合いがあるほど親しい間柄だ。そんなニコの父親であるペトロフは数週間前から連絡のつかない状態となっていた。
デジタルワールドに飛ばされた少年たちは、デジモンたちからデジタワーに侵入者があったことを告げられる。デジタワーに駆けつけた少年たちの目の前にペトロフの姿が。なぜペトロフがデジタルワールドに!? 彼は一体ここで何をしているのか?
▲冒険の行く手に立ち塞がる謎の人物。どうやら行方不明になっていたニコの父親のようだが……? | ▲何やら事情があるようだが、真相ははたして!? |
▲黒化デジモンで主人公たちに襲い掛かってくるペトロフ博士。 | ▲博士の操るデジモンを撃退するも、さらに新しい謎の生命体が! 博士とは一体どういう関係なのか!? |
デジモンワールド内のゲームシステムとして、自分の育てたパートナーデジモンにさまざまな装飾品を付け、着飾れる“アクセサリーシステム”を紹介する。アクセサリーは通信対戦でも有効なので、自慢のコーディネートを見せつけよう。
▲アクセサリーで着飾ったパートナーデジモンで通信対戦で勝負! | ▲アクセサリーを付けておけば、同じデジモン同士でも見間違えることはない? |
好奇心がおう盛でイタズラ好き。体は小さいが貴重な神聖系のデジモンであり、見た目にそぐわない実力を持っている。身を守るために、サーベルレオモンのデータをコピーした長い爪をつけている。
(C)本郷あきよし・東映アニメーション・テレビ朝日・電通
(C)2012 NBGI
※画面は開発中のもの。
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