News

2012年7月11日(水)

【電撃銃士隊】ガチの攻略情報のオンパレード! ふ~ど&開発スタッフ&電撃銃士隊による『ガンスリンガー ストラトス』座談会

文:電撃オンライン

 7月12日より順次稼働を予定しているスクウェア・エニックスのアーケード用対戦型ガンACT『ガンスリンガー ストラトス』。電撃銃士隊とふ~ど連合軍の対戦企画の続きとなる本記事では、ふ~どが電撃銃士隊にアドバイスをするコーナーや、開発スタッフを交えた座談会をお届けする。

『ガンスリンガー ストラトス』
『ガンスリンガー ストラトス』 『ガンスリンガー ストラトス』
▲開発スタッフとの座談会では、明日からゲームセンターで使える重要テクニックがポロポロと飛び出す!

■対戦前に教えてくれればよかったのに! 電撃銃士隊のプレイを見たふ~どからのアドバイス

 対戦企画後、ふ~どが直々に電撃銃士隊のプレイをチェック! どこがよくて、どこが悪いのか、メンバー1人1人に対してアドバイスを行った。その助言は非常に的確で、特にビギナープレイヤーにとっては金言となるものばかり。7月12日以降、『ガンスリンガー ストラトス』デビューを考えている人は、ふ~どが語るアドバイスをしっかり確認しておこう。

『ガンスリンガー ストラトス』
▲電撃銃士隊は、ふ~どのアドバイスを今後どう生かしていくのか。連携の取り方やセオリーの再確認など、その言葉に真剣に耳を傾けていた。

――まず、電撃銃士隊チームのキャラ構成やコストはどう思いますか?

ふ~ど:コストについては、ちょっと安い気がしますね。高コストがアーロンだけなので、むしろ微妙なゆとりができちゃって、もったいない感じです。

 低コストでそろえた場合、前衛が何度も落ちられるのは利点ですが、最終的にはある程度のコストがある強いキャラクターで制圧するような立ち回りが強いのかなと思っています。僕らは完全にその考え方で、自分とゴローさんは高コストの強キャラできっちりと敵を圧倒していく反面、落ちちゃいけないというリスクを抱えています。

 キャラ構成のバランスはいいと思います。前衛2人と後衛2人の構成で、オーソドックスなセレクトになっていると思います。

――電撃銃士隊の試合開始直後の立ち回りはいかがですか?

ふ~ど:ステージによってセオリーが変わるんですけど、(電撃銃士隊のプレイを見ながら)ちょうど今、電撃銃士隊は完全に囲まれちゃっています。最初に回復役が味方を回復するために固まることは悪くないんですが、ステージによっては複数のルートから攻められて囲まれてしまいます。そういったステージの違いを意識したスタートダッシュを考えておくのがオススメですね。

――シューが使っているオルガの動きはどうですか?

ふ~ど:対戦中も感じていたんですけど、うまいと思います。立ち回りが難しいオルガを、きちんと生かせています。

 ただ、オルガみたいな後衛のスナイパーって、完全に味方依存になっちゃうんですよ。味方の前衛が頑張ってくれないとどうしようもない。今見ていると、電撃銃士隊は前衛がうまく動けていないので、オルガ使いとしては大変だと思う。

 でも、相手からうまく離れるように動きつつ、近寄られたら格闘でいなすという立ち回りがすごくうまい。狙撃も正確なので、前衛の人たちがうまくなれば、もっと活躍できると思います。

――今ちょうど、回復役の鏡華が2オチしました。攻める側としては、回復役は早めにつぶすものですか?

ふ~ど:そうでもないですね。狙う相手は状況によって変わるので。

 YUさんの鏡華を見ていると、もうちょっとバリア(エリアシールド)で防御を意識してもいいかなと思います。ただ、基本的な立ち回りはしっかりしていて、ちゃんと味方を回復しているから問題はありません。

『ガンスリンガー ストラトス』 『ガンスリンガー ストラトス』
▲ふ~どが高く評価する、シューの操作テクニック。スナイパーとしての立ち回りは上々なので、あとは前衛メンバーとの連携が課題だ。▲鏡華を操るYUについても、大きな問題はないとのこと。ただ、守りが手薄なので、エリアシールドの使いどころは意識したほうがいいという。

 う~ん。こうして見ると、やっぱり後衛よりも前衛の問題が大きそうですね。基本的に後衛が追われて逃げる際、味方のほうに向かって逃げるのって難しいんですよ。敵のいないほうに逃げることが第一だから、必ずしもそっちに味方がいるとは限りません。だから、守る側となる前衛が、ピンチの後衛を救いにいく流れがセオリーになるんです。

――やはり、前衛のサポートができていない感じですか。

ふ~ど:今の試合は後衛の2人を中心に見ていたので、細かくは見ていませんけど、動きがバラバラだった感じですね。埼玉のステージは壁が多いから、壁を伝って敵が寄ってくることが多いんです。後衛のスナイパーとしては立ち回りにくい部分があって、回り込まれるとジリ貧になりがちです。前衛は、もっと積極的に後衛を守るべきでしょうね。

――次は前衛の2人のプレイを見ながらアドバイスをお願いします。まずはKYSのアーロンから。

ふ~ど:視点変更が少ないですね。それとアーロンはマシンガンが強いのに、あまり使っていないのが気になります。強い武器はちゃんと使ったほうがいいです。

 あと、これも基本ですけど、敵をダウンさせたらすぐに視点を切り替えて、周囲の状況を把握しましょう。

――視点変更のコツはありますか?

ふ~ど:自分はとりあえず、敵がダウンしたら適当に素早くターゲット変更をしちゃいます。4対4のゲームだから、近くに別の敵がいることが多いんですよ。だから、周囲を見回すクセをつけるのは大切です。

 あ、今1対1の状況になってますけど、照準を画面から外して、素早い移動をするようにしたほうがいいですね。普通に歩いていると単なる的になっちゃうんで、とにかく素早い移動を心がけるべきです。普段は素早い移動をして、攻撃する時だけ銃を撃つのが基本。そして撃ったのち、またすぐに照準を外すクセをつけましょう。

 ちょっとまずい部分ですけど、瀕死の敵を残し過ぎてて危険です。このゲームは瀕死の時の補正があるようで、耐久力が少ない時ほど攻撃力が高くなるみたいなんですよ。

KYS:え? マジですか!? 道理でダメージがきついと思った……。

ふ~ど:相手が瀕死になったら、弾の発射数が多いマシンガンや攻撃範囲が広いショットガンでラッシュをかけて、なるべく早くトドメを刺すようにしてください。

――後衛メンバーから前衛メンバーのバックアップが少ないという話が出ましたが、実際に見ていてどうですか?

ふ~ど:たしかに後衛への意識が低いですね。とにかく味方の後衛に近寄ることが大切です。

 KYSさんもあべくんも、自分から敵の前衛に近づくような動きが目立つんですけど、その必要はないんですよ。敵の前衛は、放っておいても味方の後衛に寄っていくので、味方の後衛を守ることが敵の前衛をつぶすことにもなるんです。

――全メンバーが同じ場所に固まっていてもいいんですか?

ふ~ど:状況にもよりますが、バラバラよりはいいと思います。ただ、乱戦になったら、後衛はできるだけ早くそこから離脱して、敵のいない場所から狙撃に回るのが理想ですけど。そうなると今度は、味方の前衛がいる場所に敵が集まってくるので、いわば前衛をオトリにして敵をつぶしていくのもアリですね。

あべくん:近づいてくる敵についつい目がいってしまいます。

ふ~ど:視点をこまめに変えまくるクセをつけましょう。あとは、さっきも話したように素早い移動をしながら撃つこと。銃を合体させたまま移動するなんて、基本的には論外です。移動速度だけでなく、視点を切り替える速度まで遅くなっちゃうんで。

 とにかく素早い移動にはメリットが多いので、まずはそこを確実にできるようにしましょう。スナイパーの狙撃は素早い動きに弱いので、素早い移動をしていれば撃たれる危険性はかなり減ります。

 このゲームにおいて、止まった状態での射撃が許されるのはスナイパーだけ。理想を言うと、スナイパーですら動きながら撃つべきなんですけど、そこまでできる人はそうそういないので、これは仕方ないところですね。

――あべくんの風澄の使い方はどうですか?

ふ~ど:風澄は横に移動しながらマシンガンを撃ちまくるのがメチャクチャ強いんです。なるべくダブルスタイルで移動して、接近したらサイドスタイルに切り替えてマシンガンを撃つ。撃ち終わったらダブルスタイルに戻して移動する流れです。

 あと、あべくんは歩きでの移動が多いので、もうちょっとジャンプや素早い移動を組込みましょう。ターゲットマークの色を見て、射程内だったら無理に近寄る必要はありません。ただ、前衛なので、時には大胆に前に出て相手を押し込むことも大切です。

 あと、これも繰り返しになりますけど、やっぱり視点変更ができていません。ちょっとでも隙があったら、レバーをガチャガチャして周囲の状況を確認してください。相手をダウンさせた時、起き上がり際を攻めるためにずっと相手を見ちゃってますよね。その時間がもったいないです。どうせダウンした相手は動けないんで、その隙の数秒で視点を変えて状況を確認したほうが無駄がないと思います。

『ガンスリンガー ストラトス』 『ガンスリンガー ストラトス』
▲前衛陣には、ちょっと厳しめのダメ出しが出る場面も。でも、このふ~どの助言によって、きっと欠点が改善されるはず!

――最後に、チーム全体を見た総括をお願いします。

ふ~ど:まずは前衛の意識改革が必要でしょうね。このゲームって、後衛の生き死には前衛まかせになる部分があるんで。前衛が頑張らないと、後衛が即死しちゃいます。

 個々の立ち回りを見ていると、基礎の部分はある程度できていると思うので、あとはセオリーを覚えていけばもっと強くなると思いますよ。視点変更とか、素早い移動とか、瀕死の敵を逃がさないとか。最終的な強さは個人の技術や能力で差が出てくると思いますけど、当面は知識量がそのまま強さに直結する部分が大きいと思うので、1つ1つ覚えながら、強くなれるように頑張ってください。

→開発スタッフ&ふ~ども参加する座談会をレポート!(2ページ目へ)

(C)2012 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

1 2 3 4

データ

▼『ガンスリンガー ストラトス』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:ACT
■稼働時期:2012年7月12日

関連サイト