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2012年7月24日(火)

いい意味でファミコン時代を思い出す“手探り感”がたまらない! 『洞窟物語3D』プレイレポートを読んでソフトをもらっちゃおう♪

文:電撃オンライン

■シンプル操作でありながら歯ごたえあるアクションにも注目!

 ここまでは謎解きの難しさをクローズアップしましたが、アクション面はかなりバランスのよい仕上がりだと感じました。操作自体はシンプルですが、その分、敵の種類や行動パターンがうまく計算されていて、絶妙な位置に配置されています。そのため、常に死の危険が感じられる、ほどよいバランスになっています。スリルがあるバランスっていいですよね!

 ここでは主な武器を紹介しますが、武器によって特徴がまったく違うので、戦う相手に応じた武器選びも大事です。ポーラスターでは苦戦する敵でも、ファイアーボールなら安全地帯から攻撃できて楽勝! なんてこともありますよ。

●ポーラスター●マシンガン
『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲攻撃すると前方に弾が発射されるオーソドックスな銃。火力に乏しく飛距離が短いが、弾数制限がないため、使い勝手は非常にいい。▲攻撃すると前方に弾が発射される。飛距離が長く、攻撃ボタンを押し続けることで最大100発まで連射可能。弾は時間経過で自動的に補充される。
●ミサイル●ファイアーボール
『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲前方に発射され、着弾地点で爆発するミサイル。弾速は遅いが威力が高い。特定のアイテムを取ることで弾が補充される。▲地面を転がりながら進んでいく火の玉。クセは強いが、高い場所から攻撃して、坂道や段差の下にいる敵を狙う際には無類の強さを誇る。

 ちなみに、武器には成長要素があります。敵を倒した際に入手できるエネルギーをためると最大3レベルまで上昇して、逆にダメージを受けるとエネルギーが減少する仕組みです。頑張ってレベルを上げても、敵の攻撃を連続で受けたら、あっという間にレベルダウン……。必然的にノーダメージで立ち回ることが重要になります。

 単なる力押しではクリアしにくいバランスになっていることに、開発者のこだわりを感じられる気がします。オプションで難易度を下げればアクションが苦手な人でもプレイできるバランスになりますけど、アクションゲームが好きな人は、ぜひ高い難易度でチャレンジしてほしいです。敵のパターンを見切ってノーダメージで倒せるようになった時の達成感はかなりのものですよ!

『洞窟物語3D』
▲敵を倒した時に落とす、オレンジ色の物体がエネルギー。これを集めて武器のレベルをアップ! 強い敵ほど大きなエネルギーをたくさん落とす。

■超難易度の“タイムアタック”が激熱! アクションゲーム好きはぜひ挑戦を!!

 3DSのオリジナル要素として、“聖域”と呼ばれるステージをいかに早くクリアできるかを目指す“タイムアタック”が用意されています。この“聖域”はゲーム中で最凶の難易度を誇る難関ステージ。さらに持ち込む武器やライフの上限を変更できるので、低ライフ&弱い武器といった縛りプレイにもチャレンジできます。

 そんなにうまくはないとはいえ、僕だって一応ゲーム本編をクリアした身。ある程度は楽勝だろうとチャレンジしてみたんですが……。

『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲1回目のチャレンジ! ブースターを使ってトゲが突き出た地面を華麗に渡って着地……しようとしたんですが、降りた先にもトゲの地面が!? ええええ、どうやって渡るの?
『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲再チャレンジ! 即死しないトゲの地面があることを発見し、なんとか次のエリアまで到達するも、ワラワラと湧いてくる敵と上から次々と落ちてくる岩にオロオロしているうちにライフがゼロに……。
『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲もう一度チャレンジ! ダメージ覚悟で2つ目のエリアを駆け抜けたが、3つ目のエリアで槍を投げてくる敵の攻撃を次々と食らって撃沈。なんなの、この難しさ……。

 というわけで、ちょっと心が折れました。くっそー! あまりに悔しいので、また後で続きをやろうと思います(笑)。

■3DSならではの“クラシックモード”のゲストキャラに思わずニヤリ!

 “タイムアタック”に加えて、3DSのオリジナル要素として“クラシックモード”というものも用意されています。このモードは、よりレトロなグラフィックでゲームをプレイできるもの。ドット絵に近いグラフィックで遊べるので、レトロゲームファンにはうれしいのではないでしょうか?

 それに加えて、主人公のグラフィックを別タイトルのキャラに変えることもできます。そのタイトルとは、なんと往年の名作である『ドラゴンスレイヤー』&『クレイジー・クライマー』&『いっき』という、ある意味で超豪華な顔ぶれです(笑)。

 正直、僕よりももうちょっと年上の世代にとってストライクなセレクトとなっている印象ですが、僕も小学校時代、友だちと一緒に『いっき』の2人プレイを遊んだ世代なので、思わずニヤリとしてしまいました。

●『ドラゴンスレイヤー』

『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲ドラゴンに奪われた王冠を取り戻すため、迷宮を探索する伝説的なA・RPG。本作では『I』の主人公と、『IV』に登場したペットのドラゴン・ポチをプレイキャラとして使用可能。
●『クレイジー・クライマー』●『いっき』
『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲命綱なしで超高層ビルを登る縦スクロールアクション。その主人公が洞窟探検に乗り出した!▲農民の権べと田吾が悪代官をこらしめるアクションゲーム。本作では権べが洞窟を大冒険!

→レポートの総括を掲載&3名様へのソフトプレゼント!(3ページ目へ)

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