2012年8月10日(金)
今回は、若林さんが普段から『MTG』で対戦しているテラダさんとデュエルしていただきました。皆さんも友だちとワイワイ話しながら、この動画のように楽しく遊んでみてくださいね。
いかがだったでしょうか? デュエルのポイントを簡単に説明していきましょう。序盤、若林さんは《ムウォンヴーリーの獣記し》から“接死”を持つ《吸血鬼の夜鷲》をサーチし、着実にダメージを与えていきます。
《吸血鬼の夜鷲》のような、1枚で戦況を左右するカードがある場合は、デッキをそれに合わせていくことが重要です。今回は《ムウォンヴーリーの獣記し》があったため、デッキから《吸血鬼の夜鷲》をドローする確率は実質2倍になっていると言えます。また、対戦相手に使われる形になりましたが、墓地のクリーチャーを戦場に戻せる《墓場からの復活》のようなカードがあれば、実質1枚しかない強力クリーチャーを2枚あるかのように戦えます。シールド戦のゲームでは、強力なカードをいかに使うかを常に考えるようにするといいでしょう。
では試合のほうに目を戻してみましょう。《ムウォンヴーリーの獣記し》に《カロニアの指輪》を装備させた若林さん。空と陸からプレッシャーをかけていきます。このまま押し切れるかと思いきや、巨大化した《時間人形》を《ボーラスの信奉者》で生け贄に捧げて大量のライフとカードを得た対戦相手に逆転されてしまいました……。うーん、残念。しかし二転三転する、非常に見ごたえのあるゲームだったのではないでしょうか。
▲毎ターン、パワーとタフネスを上げられる《時間人形》と、生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しいライフとカードがもらえる《ボーラスの信奉者》。普通の構築戦では見られないコンボが炸裂するのも限定戦のおもしろいところです。 |
1戦目では負けてしまった若林さん。次の試合はどうだったのでしょうか……。それでは、テラダさんとの2戦目を見てみましょう。
こちらのゲームでは見事に若林さんが勝利! 序盤、軽快に《吸血鬼の夜鷲》をプレイする若林さんですが、相手が出したのは戦闘ダメージを受けず、与えない《濃霧の層》。さらに、これに《イーヴォ島の指輪》が装備されて無敵のブロッカーが誕生してしまいます。戦況はこう着してしまいますが、ここで若林さんは《ニンの杖》をプレイし、そこから生み出されるアドバンテージを生かした物量戦で勝利をものにしました。
▲クリーチャーかプレイヤーに毎ターン1点のダメージを与えられるアーティファクトです。限定戦ではタフネスが1しかないクリーチャーもよく使われるので、それらを確実に除去できます。さらに毎ターン追加でカードを1枚引けます。強い! |
カードセットが出たばかりの時は、カードやその効果を覚えるという点でもシールド戦はオススメです。自分では微妙だと思っていたカードを対戦相手に使われて、初めてそのカードの強さがわかる、なんてこともよくあります。続いては、シールド戦のちょっと変わった遊び方ということで“双頭巨人戦”を紹介します。
→複雑だけど楽しい! 双頭巨人戦の模様を動画でお届け(4ページ目へ)
(C)1995-2012 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.
データ