2012年8月18日(土)
スクウェア・エニックスは、8月18日に都内のAP西新宿にて、発売中の3DS用ソフト『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』の公式大会“Great Masters’ GP”の東京地区予選を開催した。
本イベントは、各地の予選を経て、決勝となるチャンピオン大会にて『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』のNo.1モンスターマスターを決定するもの。予選は8月18日に東京、23日に大阪、25日に名古屋でそれぞれ行われる。これに加えて、8月下旬にスクウェア・エニックス メンバーズ上でメンバーズ予選も開催。予選を勝ち抜いた選手は、9月23日に幕張メッセで開催されるチャンピオン大会へ進出できる他、上位入賞者には賞品も用意されている。
今回の記事では、“Great Masters’ GP”の幕開けとなる東京地区予選で、午前の部で行われた決勝トーナメントの模様をお届けする。
▲会場内は、親子連れや学生といった多くの参加者の他、スタッフや報道関係者などで埋め尽くされ、終始にぎわっていた。 |
▲大会中は、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』をプロデュースした犬塚氏(写真右)が試合の実況を務めた。 |
決勝トーナメントは、予選A~Hブロックを勝ち抜いてきた8名のプレイヤーによる勝ち抜き戦で行われ、組み合わせは主催者側で決められた。なお、1回戦は2組ずつ、準決勝は1組ずつで対戦を行い、試合に参加しないプレイヤーは別途に用意されたスペースで大音量のヘッドフォンを着用して待機。これは、対戦中の画面や音から手の内がばれないように、選手同士が公平に戦うための配慮から行われていたものとなる。
いずれの選手も予選を勝ち抜いてきただけあって、どの試合も接戦になることが多く、判定にもつれ込む場面もちらほら。せめぎ合いの熱が場内にも伝わり、所々で歓声が沸きあがったり、試合を実況する犬塚氏までもが息をのむ展開になったりと、白熱のバトルが繰り広げられていた。
一進一退の攻防を勝ち抜いて決勝へと駒を進めたのは、Aブロック代表のsai選手とHブロック代表のライト選手。試合内容は、霧を利用した巧みな戦術や相手の行動を読んで技を相殺するなど、犬塚氏がうなずくほどハイレベルな戦いに。攻めにこだわるsai選手に対し、ライト選手は回復を駆使した安定感のある戦術で対抗していた。
決勝戦を制したのは、ライト選手。Hブロックを勝ち抜いた時や決勝戦前に「今日は優勝するために来た!」と強気の発言をしていたが、見事宣言通りに優勝を収めた。
▲優勝後のコメントでライト選手は「宣言した通りに優勝できてよかった」と、安堵の気持ちを述べていた。 |
▲表彰式では、優勝者にふさわしくキングスライムのぬいぐるみなど数々の賞品が贈呈され、9月23日に幕張メッセで開催される“Great Masters’ GP”チャンピオン大会の出場権が授与された。 |
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