2012年8月18日(土)
バンダイナムコゲームスは、本日8月18日~26日の期間で、東京・秋葉原のコトブキヤ 秋葉原館 5Fにて、“テイルズ オブ 夏祭りイベント”を開催する。
そのイベントに合わせて、会場にて『テイルズ オブ エクシリア2』を手がける馬場英雄プロデューサーによるトークイベントが開催されたので、トークイベントの内容とともに、イベント会場の模様をお伝えする。
トークイベントは、『ビバ☆テイルズ オブ マガジン』の豊島秀介編集長の司会のもとに進行した。登壇した馬場プロデューサーはまず、本作の世界観について解説。本作は、その世界のあるべき姿である“正史世界”と、ifの世界を描いた“分史世界”の2つに分かれている。その2つを主人公のルドガーが行き来しながら、物語を進行させていくと説明した。
▲豊島編集長(左)と馬場プロデューサー(右) | ▲物語は正史世界をベースとして進んでいく。 |
▲これまで明らかになっていなかった新キャラクターの紹介も行われた。 |
分史世界は、前作『テイルズ オブ エクシリア』で起こった出来事や結果などとは異なる世界となっており、いないはずの人物がいたり、立場や性格が変わっていたりする。また、この分史世界での出来事が、正史世界にも影響を与えている場合がある。ルドガーは、正史世界と分史世界の歪みを壊し、正史世界をあるべき姿へと戻していく必要があるという。
▲分史世界では、前作とは違う状況でキャラクターが登場していたり、いないはずのキャラクターがいたりする。 |
しかし、分史世界に生きる人たちは、その世界を当たり前のものとして生活している。その歪みを壊すということは、その世界を壊すことに等しいということになる。プレイヤーはルドガーと一体化し、こうした世界を壊すことによる背徳感を思いながら、ゲームを進めていく。
▲時歪の因子(タイムファクター)と呼ばれるものを破壊することで、分史世界を変えていける。 | ▲ルドガーには、骸殻と呼ばれる能力が備わっており、なぜこの能力が備わっているのか、というのが物語の重要なポイントでもある。 |
その他、これまでに明らかになっていない情報として、大精霊クロノスの存在が明かされた。詳細はまだ言えないとのことだが、前作に登場したマクスウェルやオリジンなどの大精霊と並ぶような存在であるという。クロノスという名前から、時に関係する精霊と思われ、それはタイトルロゴや画面のエフェクトなどにも表れているという。
▲エルが目指しているのは、そこに行けば願いが叶うと言われている“カナンの地”。 | ▲大精霊クロノスの存在は、何を意味しているのか……。それはまだ言えないようだ。 |
馬場プロデューサーより、本作の今後の展開についての説明が行われた。9月に行われる東京ゲームショウのバンダイナムコゲームスブースにて、本作の展示が行われる他、9月末より全国各地で体験会が実施される予定だという。
コラボ情報としては、東京・池袋のナムコ・ナンジャタウンにて、『テイルズ オブ』シリーズをモチーフとしたオリジナルデザートやフード、グッズなどが販売される。また、昨年実施して好評だったアパレルブランドとの衣装コラボが、ショップ イン 新宿マルイワンにて再び行われる。
ゲーム中でのコラボレーションとしては、すでに発表されている『テイルズ オブ シンフォニア』の主人公・エミルの衣装だけでなく、今回新たに『コードギアス 亡国のアキト』との主人公・日向アキト風の衣装をダウンロードコンテンツとして配信する予定。今回はルドガーのみが発表されていたが、他のキャラクター用にも配信されるという。
その他、8月28日発売の『ビバ☆テイルズ オブ マガジン 10月号』についての紹介が行われた。10月号では、前作そして本作に登場するキャラクター・アルヴィンについての外伝小説が連載スタートする。この連載では、前作のアルヴィンがその時、何を考えて行動に出たのか、などが明らかなるという。
最後に馬場プロデューサーは、次の大きな発表を東京ゲームショウあたりで行うことを明らかにした。本作の発売まで2カ月半で、現在開発スタッフは最後の仕上げに向けて急ピッチで作業を進めているとのことなので、今後の情報公開にも期待したいところだ。
(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.
※イベントの景品はすべて夏祭り限定品。夏祭り会場以外では入手できない。
※上記景品はすべて、1回の参加につき1つのみもらえる。ヨーヨーなどの獲得数に応じてもらえるわけではない。
※物販のグッズは、イベント終了後もテイルズショップ(コトブキヤ秋葉原館)で販売される。
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