2012年9月10日(月)

だいたいソ連のせい! メイソン親子二代にわたる戦い『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の前作での出来事をおさらい

文:電撃オンライン

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『コール オブ デューティ ブラックオプスII』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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 スクウェア・エニックスから11月22日に発売される、PS3/Xbox 360/PC向けの大作FPS『コール オブ デューティ ブラックオプスII(以下、CoD BO2)』。

 本作は、『コール オブ デューティ ブラックオプス(以下、CoD BO1)』の時代から約50年後、2025年の世界が舞台となっていますが、主人公は前作の主人公の息子である“デイビッド・メイソン”で、“フランク・ウッズ”といった前作から引き続き登場する人物もいます。

 また、『CoD BO1』と『CoD BO2』を結ぶエピソードとして、1980年代に起きた戦いが前作の主人公“アレックス・メイソン”の視点によって『CoD BO2』で描かれ、前作からつながりのあるストーリーとなっています。

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』 『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
▲『CoD BO2』のストーリーの主軸となる2025年。 ▲過去の出来事として今作で追体験する1980年代。

 そこで今回の記事では、『CoD BO2』発売前のおさらいとして、『CoD BO1』のストーリー振り返ってみましょう。なお、ストーリーのネタバレになる話も含まれていますので、これから前作をプレイしようと思っている方はご注意ください。

『コール オブ デューティ ブラックオプス』
▲1960年代の戦場を描いた『CoD BO1』。2025年の戦いの火種は、すでにこの時代から……。

→アメリカとソ連の冷戦時に灯された革命の炎(2ページ目)

†『ブラックオプス』シリーズと『モダン・ウォーフェア』シリーズ†

 『CoD BO1』のストーリーを追う前に、基礎知識として軽く『ブラックオプス』シリーズについての話をしておきましょう。『コール オブ デューティ』シリーズには、今作の流れである『ブラックオプス』シリーズと、現在3作目まで発売されている『モダン・ウォーフェア』シリーズという2つのラインが存在します。なので、この記事中で言うところの“前作”とは、2011年に登場した『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』のことではなく、2010年に登場した『コール オブ デューティ ブラックオプス』のことになります。

 『モダン・ウォーフェア』シリーズのストーリーは、ある1つの事件をクローズアップし、その事件にかかるさまざまな人物の視点でストーリーが語られます。それに対し『ブラックオプス』シリーズでは、ある特定の人物をクローズアップし(『CoD BO1』であれば、アレックス・メイソン)、その人物を主人公としてストーリーが語られます。

 そのため、『モダン・ウォーフェア』シリーズでは世界規模の闘争を描いたスペクタクルな物語が、『ブラックオプス』シリーズでは冷戦の裏に隠された真実に迫っていく軍事サスペンス的な物語が展開します。ゲームジャンルはどちらもミリタリーFPSですが、それぞれに違った魅力がありますので、どちらか片方のシリーズしかプレイしていないという人は、この機会に両シリーズとも遊んでみてはいかがでしょうか?

 また、『ブラックオプス』シリーズの特徴として、ミニゲーム感覚で楽しめる“ゾンビモード”があります。このモードは、押し寄せてくるゾンビたちを倒しまくり、少しでも長く生存することを競うタワーディフェンスのようなゲームとなっています。オンラインでの協力プレイも用意されており、本編とはまた違った楽しみがあります。

『コール オブ デューティ ブラックオプス』
▲『CoD BO1』のゾンビモード。バリケードを突き破り、出入口や窓からワラワラと侵入してくるゾンビを迎撃していきます。
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データ

▼『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年11月22日
■価格:オープンプライス

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