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2012年9月7日(金)

『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』から物語と主要登場人物をお届け

文:電撃オンライン

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『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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 スパイク・チュンソフトは、9月20日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』の新情報を公開した。

 本作は、1万年以上の歴史を持つファンタジー世界“アマラー”を舞台に繰り広げられる、“クリスタル戦争”を描いたオープンワールドRPG。アートワーク&バトルアクションの監修にアメコミ作家のトッド・マクファーレン氏、世界観の構築にファンタジー作家のR・A・サルバトーレ氏を起用している点でも注目を集めている。

 明らかになったのは、本作の物語と主要登場人物について。ストーリートレーラーも公開されているので、前回紹介した登場する種族の情報とあわせてチェックしておこう。


■ガドフローによる反乱とツアサ・デノーンの軍勢

 ガドフローはウィンター・フェイの1人で、自身の主君であるウィンター・フェイの至高王・マトンを殺め、アマラーの若き種族たちに宣戦布告をした張本人。彼がどうしてそのような狂気に至ったかは定かではないが、一説によると彼は邪神にその魂をけがされてしまったのだという。

 ガドフローは自らの手となり足となる軍勢として“ツアサ・デノーン”を組織した。プリスミアのクリスタルでできた漆黒の鎧に身を包む彼らは、フェイであるがゆえに寿命を持たず、不死の軍隊としてアルファーや人間の戦士たちに恐れられている。ツアサは東方の地であるアラバストラとクルリコンを掌握し、海峡を渡って西方にも勢力を拡大している。そして主人公“運命なき者”がよみがえるフェイランド西端のアリスターの塔にまで、その魔の手はせまりつつあった。

『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』 『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』
▲狂気に至ったガドフロー。邪神にその魂をけがされてしまったという。
『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』 『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』
▲ツアサ・デノーンの軍勢▲ツアサ・デノーン

■ヒューズによる“運命なき者”の復活

 ノームの学者であるヒュモラス・ヒューズは、ノームの首都アデッサから遠く離れたアリスターの塔で、“魂の泉”を使った死者の蘇生実験を行っていた。彼はもともとアデッサの研究者だったが、死者の蘇生が倫理的な問題を多く抱えているとし、アデッサの研究所を追放されてしまった。

『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』 『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』
▲蘇生実験を行っていたヒューズ。倫理的な問題から、アデッサの研究所を追放されてしまう。

 魂の泉を使った蘇生実験にはまだ課題も多く、今のところ満足できる形で蘇生が成功した例はない。アリスターの塔には毎日のように種族を問わずさまざまな死体が運ばれてくるが、その中の1つだった“運命なき者”の肉体が、幸か不幸かその初めての成功例となる。しかしヒューズはその成功を喜ぶ猶予も与えられず、アリスターの塔はツアサ・デノーンに襲撃されることとなる。

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▲魂の泉を使い、ヒューズは死者の復活を成功させる。▲ツアサ・デノーンに襲撃されるアリスターの塔。▲ヒューズは襲撃される中、“運命なき者”を逃がそうとする。

■アガースとフェイトウィーバー

 “フェイトウィーバー”とは、アマラーの世界で人々の運命を読み解き、いつどういった出来事が起こり、いつ人々に死が訪れるかを予見する力を持つ人のことである。アマラーの人々には必ず定められた運命があるといわれ、ゆえにフェイトウィーバーは単なる占い師ではなく、的確に運命を読み取ることができる。

 しかしどれだけ先の未来を見通せるかは個々の能力次第で、多くのフェイトウィーバーが1日先の運命程度しか読み解くことはできない。

 アガースもフェイトウィーバーの1人だ。アガースはかつて“不屈のアガース”と呼ばれ、数々の戦地でその剣を振るった英雄だった。しかし運命と向き合い、運命を支配するためフェイトウィーバーとなった。“運命なき者”と出会った彼はその運命を読み解こうとするが、闇に包まれた“運命なき者”の未来に驚嘆することとなる。

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▲塔の襲撃からの脱出の際、ヒューズからアガースに会うよう告げられた運命なき者は、アガースを訪れることになる。

 ドカルファー族の密偵エリン・シアーは、多くの謎に包まれた女性。彼女はアリスターの塔を出た“運命なき者”の前に突然現れ、その後“運命なき者”の歩む道を導いていく存在となる。彼女は“運命なき者”のことを昔から知っているようだが……? 彼女の存在が、自らの過去を取り戻す鍵となるかもしれない。

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▲運命なき者を知っているような口ぶりのエリン・シアー。はたしてどのような関係なのか?

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