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2012年9月13日(木)

【週刊ガンダム バトオペ】プレイレポジオン編――MSごとの細かなエフェクトや作り込みに迫る! 脅威の再現率にライターも驚き

文:タニシ

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■ビーム発射後に立ち昇る熱気!
スラスターと可動部の色のリンクなど徹底したMS再現度を調査

 夜間の無人都市などで戦闘している際、暗闇の向こうでバイクのテールランプのように動くジムやザクの頭部の光は、皆さんも見たことがあると思います。本作は、こういった各MSの光や攻撃時のアクションなどが細かく再現されているのも魅力の1つです。ここからは、『ガンダム』ファンだからこそ見逃せない再現ポイントを一部ですが紹介していきます。

 まずはMS起動時の演出に迫ります。ポイントとなるのは各MSの搭乗口。特にガンタンクやザクタンクなどは、本作で初めて搭乗口を知ったプレイヤーも多いのではないでしょうか。ここで注目すべきはなんといってもジオン軍。モノアイが光る際の「ぐぽーん」はもはや伝統芸能の域だとジオニストとして語らせていただきます。個人的な注目機はズゴック! 起動時にボディから噴出する煙は、MSに火が入ったというのを強く感じさせてくれます。

【週刊ガンダム バトオペ】 【週刊ガンダム バトオペ】
▲モノアイの発光と同時に噴出される煙。思わず「タニシ少尉! ズゴック出撃します!」なんて台詞が出てきます。▲設定上は存在する、ガンダムと同様のジムの両目。バイザー奥にきちんと確認できる芸の細かさに脱帽です。

 2つ目は、ビーム兵器使用後に銃口から出る熱気ですね。銃身が焼け付くという言葉があるように、本作でもオーバーヒートだけでなくその表現もなされています。特に判別しやすいのがカバーアクションの最中。カバー中にビームを放つことで、銃口から揺らめく気体を確認できます。

【週刊ガンダム バトオペ】 【週刊ガンダム バトオペ】
▲揺らめく銃口の先に映えるMS。気分はまさに西部のガンマンのようです。また、マシンガン系の武器は薬莢が飛び出す動作も再現されています。

 ジオン軍のMSが持つモノアイ。これらは戦闘中にもきちんと可動しているのが確認されています。中央のターゲットに視線を向けているので、格闘などで左右に動いた際に確認しやすいです。また、ズゴックの頭部ミサイル・ランチャーは単発で発射すると同じ銃口からしかミサイルは出ませんが、連射時にはすべての発射口からミサイルが出るという細かさが光ります。連射することで全弾発射! という感覚を一層味わうことができます。

【週刊ガンダム バトオペ】 【週刊ガンダム バトオペ】
▲自身がを使用している際は気付きにくい部分。敵や味方MSの動きを注意深く観察してみるとおもしろい発見があるかもしれません。

 3つ目はMSの各部に付いているランプについて。これらは各所のHP残量と連動しており、例えば肩のランプが緑色の際はHPが満タンに近く、赤色になるほどHPが減ってきたことを表しています。自機だけでなく相手の状態を判断できるメリットが大きいですね。頭部、脚部、バックパックなどでそれぞれ異なるなど、本当に細かく作られているのを感じます。

【週刊ガンダム バトオペ】 【週刊ガンダム バトオペ】
▲背部のスラスター部分はHPではなくスラスター残量と連動。リアルタイムで色が変化するので、スラスター使用後に制止していればじょじょに緑色になるランプを確認できますよ!

 この他にも、ガンキャノンの原作同様の射撃姿勢など『ガンダム』ならではのポイントがふんだんに盛り込まれています。新しいMSを動かす際や戦況が有利な時は、じっくり観察してみるのをオススメしますよ! それでは皆さんの『バトオペ』ライフに栄光あれ!(タニシ)

(C)創通・サンライズ

データ

▼『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■配信日:2012年6月28日
■価格:無料(アイテム課金)
▼『機動戦士ガンダム バトルオペレーション ザ・マスターガイド』
■発行:アスキー・メディアワークス
■発売日:2012年6月28日
■定価:1,050円(税込)
 
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Amazon.co.jp

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