News

2012年10月25日(木)

『流行り神』が好きで『特殊報道部』もプレイ! 成田良悟先生から20周年を祝うコメントが到着【電撃日本一】

文:電撃オンライン

 『絶対ヒーロー改造計画』で日本一ソフトウェアとのコラボ企画にご協力いただいた電撃文庫で活躍する作家の方々に、20周年を迎える日本一ソフトウェアとの思い出や記念コメントをいただきました。今回は『デュラララ!!』などで知られる成田良悟先生にお話をお聞きしました。


【成田良悟先生からのコメント】

――『絶対ヒーロー改造計画』でコラボを行った際の感想を教えてください。

 まさか自分の作品を選んでいただけるとは思わず、ただただ感激でした。発売してすぐにクリアして自分のダンジョンにまで行かせていただいたのですが、ちゃんと小説の設定を生かしたキャラ同士の掛け合いなどが見られて本当にうれしかったです。

▲『絶対ヒーロー改造計画』では、『バッカーノ!』と『デュラララ!!』とのコラボが行われ、セルティやフィーロのコラボユニフォームが登場した。

――お気に入りの日本一ソフトウェアのゲームはなんですか?

 いろいろありますが、自作がかかわっている『絶対ヒーロー改造計画』を除けば……『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』と『ジグソーワールド ~大激闘!ジグバトル・ヒーローズ~』、そして『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~ 』が印象深い作品です。どれも全く方向性も空気も違うゲームなのですが、それぞれの方向に勢いよく走っている感じが大好きです!

▲『ジグソーワールド ~大激闘!ジグバトル・ヒーローズ~』はDSで発売されたアクション性が強い対戦型パズルゲーム。中学生暗殺者のアヤメや、うみゃうみゃと鳴く謎の生き物のミカンなど、ユニークなヒーローたちによるドタバタ劇が展開する。

――日本一ソフトウェアについて、どのような印象をお持ちですか?

 「あ、これ面白そう」と前情報なにもなしで、ゲーム屋でパッケージを見て買ったゲームが気付いたら日本一さんのソフトだった……ということがよくあります。『ディスガイア』から『流行り神』まで方向性は幅広く、“さまざまな方向に尖った産業を抱えた異次元の王国”……というイメージです。

――20周年を迎える日本一ソフトウェアへの記念メッセージをお願いします。

 現在『特殊報道部』を楽しくプレイさせていただいているのですが、『流行り神』の系譜でありながら一味も二味も違う雰囲気のアドベンチャーゲームをプレイして、20年という時を経た今でもさらに進化を続けていくその勢いに感動しております! 私はまだ作家として10年目のペーペーですが、10年後にも日本一ソフトウェアさんと同じフロンティアスピリッツを持ち続けられるように(それ以前に作家として生き続けられるように)頑張りたいです!

 20周年、本当におめでとうございます! そして、『魔女と百騎兵』の発売と、30周年に向けてのさらなる進化を心より楽しみにお待ちしております!

▲成田先生のお気に入りタイトルの1つが、PS2やPSPなどで発売された『流行り神』シリーズ。都市伝説を題材としたAVGで、同じ物語をベースに“科学捜査”と“オカルト”と、2つのルートで異なる真相にたどりつけるのが特徴だ。

▲『バッカーノ! 1935-A Deep Marble』 著者/成田良悟 イラスト/エナミカツミ

【成田良悟先生のプロフィール】

 多くの小説を手掛ける小説家。2002年の第9回電撃ゲーム小説大賞にて、『バッカーノ!』で金賞を受賞。2003年に同作でデビューを果たした。代表作は『バッカーノ!』『デュラララ!!』など。


(C) Nippon Ichi Software, Inc.
(C)成田良悟 /AMW
イラスト:エナミカツミ

関連サイト