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2012年9月21日(金)

You can get Satisfaction!! 本格ギターゲーム『ロックスミス』の魅力とは?

文:電撃オンライン

 千葉の幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2012のSCEブースにて、プレイアブル出展されているPS3版『ロックスミス』。実際のエレキギターでプレイする、この音楽ゲームを試遊してきました。と言うか、過去にエレキギターを触ったことがあるというだけで試遊させられました。そんな皐月誠です。

『ロックスミス』
▲プレイ画面の接写が禁止だったので、コンパニオンさんにギターを持ってもらいました。Let’s Rock!

 さて、ギターを弾くのも2年ぶりくらい。Fコードの押さえ方をはじめ諸々が忘却の彼方となっていますので、耳に慣れたThe Rolling Stonesの『Satisfaction』(「I can’t get no~♪」というおなじみのアレです)から、一番簡単な設定でプレイを開始。

 この譜面では、5弦と6弦それぞれに単音のノートしか流れてきませんので、初心者でも安心してプレイできます。プレイの際に注意したいのが、本作のノートは3Dで表示されているということです。多くの音楽ゲームのノートは2Dで表示されているので、“指定の位置にノートが到達したらボタンを押す”というようなアクションが簡単にできますが、斜め上からの立体視点となっている本作のノートは少し見づらくなっています。

 弦を弾くタイミングをどうやって測ればいいのかと言うと、その答えはノートの回転。ノートは縦状態から、横90度に向けて回転しながら降ってきます。手元にノートが到達した時、ちょうど真横になるので、そのタイミングで弦を弾けばいいわけです。弦やフレットばかりに目を向けていると、ジャストなタイミングをつかめないので、そこは練習ですね。ノートについては少し分かりづらいので、以前に掲載されたPVもご参照ください。

 ギターの教則には本やDVDが多く出版されていますが、リアルタイムの指導については“人に習う”以上の物はありませんでした。しかし本作は、ゲームというメディアの持つ“体感”という要素を活用し、それに匹敵する内容になっていると感じられます。リザルト画面でプレイの評価とリプレイが表示されるのもポイントです。システムだけでなく、繊細かつクリアに表現されるギターの音色から、音楽面にも好印象を受けました。バッキングも本格的なので、確かなギタリスト気分を手軽に味わえます。

 音楽ゲームのファンや、名曲の数々を楽しみたいロックファンはもちろんですが、ギター初心者の練習アイテムとしてもオススメできるアイテムだと思います。ちなみに高難易度の設定では本格的なノートが展開されますので、上級ギタープレイヤーも存分に楽しめるのではないでしょうか。本作は“Authentic guitar games”というキャッチを背負っていますが、その名に恥じない内容です!

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