2012年9月29日(土)
ディースリー・パブリッシャーから、8月30日に発売されたPSP用ソフト『Custom Drive(カスタムドライブ)』。本作の発売記念イベントが、東京の楽天タワーで開催された。
本作は、イケメンアレルギーの主人公が奮闘する女性向けの学園AVG。主人公は、イケメン男子が近くにいたり、いい雰囲気になったりすると体に異変を来してしまうため、それを克服して恋愛成就を目指すことになる。キャラクターデザインはめろさんで、開発はブリッジが担当している。
イベントには、東真璃斗(とうま りいと)役の豊永利行さん、黛流風(まゆずみ るか)役の細谷佳正さん、神無木紫音(かんなぎ しおん)役の木村良平さんが登場。抽選で選ばれた購入者とともに、楽しい時間をすごした。
▲左から細谷さん、豊永さん、木村さん。 |
本作ではそれぞれのキャラに、5つの性格が用意されている。収録は、1つの性格を最初から最後まで撮り、その後別の性格を収録するという方式で行われた。木村さんは「5回出会い、5回ファイナルイケメンになっている」と、笑いながら収録時を振り返ってた。紫音の性格もさまざまあるが、肉食系になっても結局優しいと感じていたようだ。
ボイスサンプルを取っているようだったと、収録時について語った細谷さん。どの性格が大変だったかを聞かれると、ヤンデレ系と回答。普通のようなセリフにも、裏を思わせるように感情を込めるのにエネルギーを要したためだという。豊永さんは「オレ様系とドS系の違いに迷った」とコメント。最終的にドS系は素で、オレ様系はガキ大将のように心がけたようだ。
木村さんは「無邪気系はすっと入れた」と語った。印象的だったのは“ハッピー系”。すごく楽しくて、ブースの向こうの関係者も笑っていたが、2回目、3回目の収録時に1回目を思い出せず苦労したという。無理矢理やったらハッピー系が出てこなくて、なんとか取り戻したと説明した。
▲OPとEDも3人が担当。どちらもロックな曲で気にいっているようだが、木村さんはEDが難しかったと語った。 |
ここで“出張プリンスコレクション”という企画コーナーがスタート。このコーナーは、“プリンスコレクション”があったら、どんな男性が優勝するかという、理想の男性像を3人が書いて発表するというもの。ただし、発表した男性像をそれぞれが演じるのが条件となっている。
豊永さんは、ガタイがよくてリーゼントなのにお姉系で、木村さんはメガネが似合う人と回答。続く細谷さんが“頭がい骨の形が綺麗な人”と答えると、会場から大きな笑いが起こった。参加者の挙手で木村さんの優勝が決まり、ディースリー・パブリッシャーのソフト1本がプレゼントされた。
▲さまざまな条件を提示する3人。しかし、最終的には「イケメンは顔だけでなくて、空気感も大事」ということになった。 |
続いてユーザー参加型のじゃんけん大会が行われた。プレゼントされるのは、店頭に張り出されるポスターに3人がサインをしたという貴重なものだ。まずは木村さんと参加者がじゃんけんを行い、1人目が決定。続いて豊永さんがじゃんけんを行ったところ……なんと2回連続で全参加者を負かしてしまった。3回目で決まった際には、大きな拍手が上がった。
最後にはキャラに成りきってあいさつした3人。木村さんと細谷さんが照れたり恥ずかしがったりしていたのに対して、豊永さんはセリフを噛んでしまう。やり直しの機会をもらった豊永さんだが、再度噛んでしまったため、そのままセリフを読みながら退場。最初から最後まで笑いにあふれていたイベントであった。
(C)2012 VRIDGE INC. (C)2012 D3 PUBLISHER
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