2012年10月18日(木)

【電撃2K GAMES #05】プレイヤーのバンディット化は必然ッ! ノリのいい4人で『ボーダーランズ2』の協力プレイをやるとこうなります

文:電撃オンライン

――――――――――――――――――――――――――――――
『ボーダーランズ2』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
――――――――――――――――――――――――――――――

 チワーッス! 海外ゲーム班のゴローです。9月18日に『ボーダーランズ2』の海外版が発売されましたが、なんと週間UKセールスチャートで堂々のトップと、最高のスタートダッシュを切りました。しかも、日本版とオンラインの互換性もあり、海外版と日本版とでCo-opプレイができるそうなので、すでに買われた方もいるのでは?

『ボーダーランズ2』

 さて、そんな海外で絶大な人気を誇る『ボーダーランズ2』の醍醐味といえば、やっぱり4人で遊ぶCo-opプレイ! 今回の記事は、前回の続きということで、取材班4人で挑んだCo-opプレイの楽しさを前半戦(メインミッション)と後半戦(チャレンジミッション)に分けてレポートしていきます。

 ちなみに、Co-opプレイに参加するのは、電撃オンライン海外ゲーム班のオレ(ゼロ)、まさ(サルバドール)、てけおん(マヤ)に、『電撃PlayStation』のライターで本作を担当しているhororo(アクストン)を加えた4人。ノリのよさは1級でも、協調性という言葉とは縁のないオレたちが、はたしてパンドラを救うことができるのでしょうか……。

■裏切りという名の絶妙のスパイスがCo-opプレイの楽しさを引き立てる!

 Co-opプレイで最初に遊ばせてもらったのは、ストーリー中盤のミッション。4人ともいきなりレベルが30の状態で、いい武器もたくさん持っているため、みんな初っ端からテンション上がりまくりです。今回、オレはゼロを選んだので、スキルポイントはディセプション(アクションスキル)の性能に特化させてみました。近くにあった自動販売機で弾薬を補充して各々の準備は万端。オッシャ、いっちょ派手に暴れ回りますか!

『ボーダーランズ2』
▲本作のCo-opプレイは、食事やトイレなどで席を離れる時に、いつでも参戦、離脱ができるのもうれしいポイント。

 目の前に広がるのは、バンディットの縄張りらしき集落。血の気の多いまさがガンザーキングを発動して特攻すると、それに反応して建物から敵がワラワラ。早速、ド派手な銃撃戦の幕開けです。先ほどはシングルプレイだったので、物陰に隠れながら手堅く立ち回りましたが、仲間が4人も集まればわりと大胆に攻めていけます。マトが4つもあるので敵の攻撃は分散するし、単純に考えてこちらの火力は4倍! プレイ人数に応じて敵も強くなるらしいのですが、力を合わせて戦えばどうってことないぜ!!

 ……なんて思ったのもつかの間、バンディットたちの中には妙に強い個体が混ざっていることがあり、上空から飛行型のビークルに乗って襲ってくるヤツなんかもいて我が部隊は早くもピンチ! そこで、マヤを使っているてけおんに、フェーズロックで飛行型のビークルの動き止めるように頼むと、即、撃墜! フェーズロックは、特定の敵に対してはダメージを与える効果に変わるのですが、まさかこれほどの威力とは……マヤちゃんTUEEE!!

『ボーダーランズ2』 『ボーダーランズ2』
▲バンディットたちの武器や車両はほとんどが自家製。飛行型のビークルまで作るだなんて、ヤツらの技術もエラく進歩したものです。
『ボーダーランズ2』 『ボーダーランズ2』
▲フェーズロックで動きを止めた敵に、みんなで一斉掃射! Co-opプレイでやっかいな敵が出てきた時は、マヤのフェーズロックは非常に頼りになります。

 バンディットやクリーチャーは、1対1でもギリギリ倒せるレベルでしたが、Hyperion社のロボットの強さといったらまるで別格。射撃の精度は高いし、火力は高いし、どいつもこいつもとにかくタフ! 数人で集中攻撃して1体ずつ倒すような戦い方を強いられました。

『ボーダーランズ2』

 特に脅威だと感じたのは自爆するロボット。ひとたび爆発に巻き込まれると、2、3人が同時にライフが0になることもしばしば。そうなると、自分の復活を賭けたセカンドウィンドの奪い合いですよ! 瀕死中に敵を1体倒せばその場で復活できるので「ちょっ、オレの獲物をとるなよ!」、「邪魔すんなボケェエエ!」なんて言いあいながら、負け犬同士の醜い争いが勃発!! しかも、セカンドウィンドを勝ち取った本人は「ッシャー、勝ったどぉおお!」とか言い放って他の仲間を見殺しにする始末です……ま、オレなんだけどネ!

 そんなヒドイ仕打ちを何度かしてきたせいで、オレは仲間3人から罠にハメられます。とある場面で、高所から飛び降りて進む場所があったんですけど、先陣をきって飛び降りると、仲間が誰1人としてついてこない。そして、周りからはクスクスと笑う声が……。「オレが悪かった。助けてくれーっ!」という命乞いも空しく、8人ぐらいのバンディットに囲まれてフルボッコ! クッ……因果応報ってヤツか。

 とまあこんな感じで、それなりに協力しあいながらも、仲間同士の妨害や裏切りがいいスパイスになって、大人げなくハシャギまくりの前半戦となりました。ガチプレイでひたすら物語を進めるのもいいですが、たまにはハメを外したおバカプレイで息抜きをしてみるのもオススメです。

 また、息抜きという意味では、ビークルは最高のオモチャです。乗りだすと途端にみんな好き勝手に暴れ回り、クリーチャーをミンチにしながら鼻歌交じりに爆走したり、2人1組に分かれて機銃をぶっ放しながらレースをしたりと、もう完全にイッちゃってました。ハンサム・ジャックは、主人公たちのことまでバンディット呼ばわりしていましたが、あながち間違いではなさそうです(笑)。

『ボーダーランズ2』 『ボーダーランズ2』

→“Hyperionスロータードーム”で高難易度ミッションにチャレンジ(2ページ目)

1 2

データ

関連サイト