2012年10月12日(金)
【Q6】“おすすめデッキ”じゃダメなの?
ゲーム内に搭載されている“おすすめデッキ”機能は、カードのHPとATKを足した数字が大きいものから順番にデッキに入れ、最終的にコストを使い切るように調整されます。高性能なカードを順に入れるというのも考え方としてはアリなのですが、1回でBC(バトルポイント)を使い切るコストになっていたり、デッキに入るカードの枚数がまちまちだったり、スキルやコンボが考慮されなかったりと、いろいろな問題があります。
ひと言で言えば、もっと効率的で強いデッキが組めます。
▲最初は便利な“おすすめデッキ”機能だが、カードがそろってきたら手動で選ぶほうが強力なデッキに仕上がる。 |
【Q7】コストを使い切るデッキはダメなの?
時と場合によります。ストーリー上のバトルや因子戦など、負けたくないバトルでは一発の強さが欲しいので、コストを使い切るデッキも有用です。
しかし探索で出会う“妖精”とのバトルなどでは、1回のバトルで倒しきれなくても友だちが助けてくれる機能があります。助太刀に来た友だちにもカードが手に入る仕組みなので、1回で倒しきらずに友だちにも攻撃してもらったほうがいいのです。デッキのコストをかなり絞って、数戦行えるくらいに抑えておけば、自分も友だちの“妖精”バトルを援護する余裕ができます。
▲“妖精”とのバトルでは、友だちと協力し合えるよう、あえてコストを使い切らないデッキを組むのも大切。 |
【Q8】デッキは12枠全部埋めたほうがいいよね?
序盤は無理に埋めないほうがいいです。バトル時の攻防では、3枚1組を1回のアタック(攻撃単位)としています。弱いカードを12枠いっぱいまで詰め込めば、1回ごとの攻撃力が低くなり、結局相手にほとんどダメージを与えられないということになります。
逆に強いカード3枚だけのデッキを作った場合、アタックは常にその3枚だけが行うため、連続して大ダメージを与えられます。ただしHPが少なめになりやすく、後述する“コンボ”も発生しづらいといったデメリットはあります。
2枚以下のデッキも可能ですが、3枚で1アタックという単位なので、基本的には3枚単位でデッキを組むほうが有利です。
▲12枚デッキのほうが強そうに見えるが、実際には攻撃力が分散してしまい非効率的。少ない枚数でも強いカードを固めたほうがいい。 |
【Q9】バトルでスキルが発動しない!
カード固有のスキルにはそれぞれ発動率が設定されています。効果は強力だけど滅多に発動しない、というスキルもあります。いずれにせよ発動するかどうかはランダムなので、戦闘が終わるまでにスキルが発動しないということもあります。
またHPを回復するスキルを持っているカードを最初のアタックに入れておくと、敵に攻撃される前から回復スキルを使ってしまうことがあります。スキルは1回の戦闘中に1度しか発動しないので、その分は完全に無駄になってしまいます。回復系のスキルは2ndアタック以降に入れる、といった組み方も重要です。
▲強力なスキルは発動すれば大きな効果が得られるが、発動しないこともあるので過信は禁物。 |
【Q10】“コンボ”って何?
デッキに入れたカードが条件を満たすことで、バトル開始時に各種ボーナスが得られるものです。例えば、4枚以上のデッキを組めば“ラッシュコンボ”、剣術の城のカードを4枚以上入れれば“アサルトコンボ”、6枚以上の女性カードを入れれば“プリンセスコンボ”などです。
また、特定のカードの組み合わせで発動するコンボもあります。ヒントはサブストーリーに登場するキャラクター。新しいサブストーリーが出てきた時には、そのキャラクターをデッキに組み込んでみることをオススメします。
なおコンボもスキルと同様、発動はランダムです。コンボたっぷりなデッキは発動が多ければ強力ですが、少なければ単にカード縛りが多いだけのデッキになってしまいます。安定性を求めるなら、コンボやスキルよりも基本能力値を重視、という考え方もできます。
▲デッキのカード枚数を増やせば、コンボが増えるメリットがある。しかしこれもランダム発動なので注意。 |
【Q11】結局どんなデッキが強いの?
手持ちのカード資産と、戦う相手次第です。序盤は3枚デッキを前提に、高コストで強力な3枚を最高レベルまで持っていくことを考えるといいでしょう。高い攻撃力をそれなりのコストで実現できますし、強化したカードは後々まで重宝します。
3枚デッキが完成したら、次は6枚デッキを目指します。1stアタックは攻撃重視、2ndアタックは回復スキル重視、といった具合に方針を決めてデッキを組み直し、追加した3枚を最高レベルまで強化します。また途中で強力なカードを手に入れたら、順次差し替えていきましょう。
この繰り返しで、最終的には強力な12枚デッキの完成を目指します。何が強力かというのは、どこを重視するかによって変わります。デッキ枚数が少ないうちは、高いATKと強力な攻撃スキルを持つ速攻型デッキ、あるいは回復スキル満載で攻撃回数を稼ぐデッキなど、コンセプトを明確にすることで強いデッキが生まれるはずです。
▲アタック単位でデッキを構築していくのが強化のコツ。目指すは12枚フル強化デッキ! |
以上、デッキ構築のポイントとなるところをお伝えしました。これらの要素を押さえつつ、カード資産や考え方に合わせてデッキを組んでいってください。
最後にデッキ構築のコツをもう1つ。強いデッキも大切ですが、好きなカードをいっぱい入れるのも大切です。お気に入りのカードのスキルが発動し、カットインが入るのを見るだけでも楽しさ倍増です。皆さん1人1人のこだわりが見えるデッキを目指してみてください。
▲状況に応じて、少数デッキとコスト使いきりデッキの使い分けが大切。そして見た目はもっと大切! |
※第4回の更新は11月を予定しています。お楽しみに!
■ ワンポイント用語解説「ご存知ですか、アーサー様?」 ■
【断絶の時代】
アーサー王伝説をベースにした本作の舞台には、その何百年も前に別の文明があったとされている。“断絶の時代”と呼ばれるこの時代には、人と妖精が共存し、さまざまな精密機器を妖精の力で管理していたという。
作中では詳細不明なロストテクノロジーとして描かれている断絶の時代には、レーダーがあったり、電子メールのようなものでやりとりをしていたりと、現代世界っぽい描写が見られる。しかし妖精がいたり、騎士を生み出す謎の装置“湖”もその遺跡から見つかったものだったりと、やはり現代とは異なる世界のようだ。
とにかく得体の知れない奇妙な文明だが、物語の大きなカギを握る存在であるのは確かなので、ストーリーを読む際にはご注目を。“断絶の時代”にやたら執着している騎士“ガラハッド”が謎を解明してくれることを期待したい。
▲ストーリー中でもさらっと語られる“断絶の時代”。はたしてどのような世界なのでしょうか? |
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