2012年10月25日(木)
どもどもー。サッカーゲームをこよなく愛する電撃PlayStation&電撃ARCADEゲーム編集HIROです♪ 今回は、10月21日(日)に電撃20年祭の“WCCF特設ブース”で行われた、“WCCF10-11 チャンピオンズカップ”の結果をお届けします。
『WCCF』とは、サッカー選手のカードを使ってプレイできるアーケードゲームで、トレーディングカード+アーケードゲームの草分け的なタイトルです。今回行われた“WCCF10-11 チャンピオンズカップ”は、6~8月に全国各地で開催された“WCCF CAMPEONATO REGIONAL 2012”の各エリアチャンピオンと、昨年のチャンピオンズカップ覇者の計10名で、『WCCF』の日本一プレイヤーを決める大会です。こっそり関東Bエリア代表になっている自分を除くと、全員スゴ腕監督ばかり! また、参加監督の応援団も集結し、会場は非常に盛り上がっていました。
▲「WCCF特設ブース」では、「WCCF10-11 チャンピオンズカップ」以外にも「WCCF10-11体験プレイ」や「電撃20年祭スペシャルカップ」なども行われた。ちなみに「電撃20年祭スペシャルカップ」を優勝したヒロ監督のチームは、11月に稼働予定の『11-12』でCPUチームとして登場する。 |
●グループリーグ
(ルール:全3グループに分かれ、4人グループのAの上位2名、3人グループのBとCの上位1名が決勝トーナメントへ進出)
・グループA
関東Bエリア代表:HIRO監督(自分)、関西Aエリア代表:シン監督、北日本エリア代表:スコ監督、特別出場枠:ボージャン監督の4人が激突!
優勝者予想アンケート1位だったシン監督は、初戦こそ引き分けだったものの、そのあとに2連勝を決め、人気にこたえる形で1位通過を決めていました。2位には、3戦目でシン監督に敗れたものの1~2戦目で連勝したスコ監督が食い込む流れに。自分も1勝1分け1敗という成績で健闘しましたが、展開的にはもっと悪くてもおかしくなかったです(汗)。自分は独特なフォーメーションを使っているのですが、対戦した監督にしっかりと対策されていましたね。グループリーグ敗退と言う結果も仕方がないといった感じです。
▲優勝者予想アンケート2位の、関西Aエリア代表のシン監督。ユニフォームに寄せ書きをしてもらい、試合に挑む。 | ▲北日本エリア代表のスコ監督。各地のエリア大会ではあまり見かけなかったマテウスを、FWとして起用している。 | ▲前大会覇者のボージャン監督。今年の東海エリアの決勝大会では、決勝戦でAMIGO監督と激闘を繰り広げた。 |
・グループB
出場監督は、関東Aエリア代表:ケン監督、関東Cエリア代表:ダイ監督、東海エリア代表:AMIGO監督の3人。
会場では、最も実力者が集結した死のグループと呼ばれていました。どの試合も一進一退の攻防で、3人とも対人戦の成績は1勝1敗。そのなかで明暗を分けたのがCPUチーム相手の得点数! AMIGO監督がCPUチームに12ゴールという大量得点をあげ、グループBの1位に。正直、CPUチームの結果で決まってしまうのがもったいないほどハイレベルの試合の連続でした。
▲スコ監督と同じ『WCCF』チームに所属している、関東Aエリア代表のケン監督。スコ監督とお互いの健闘を誓い合っていた。 | ▲優勝者予想アンケート1位の、関東Cエリア代表のダイ監督。会場では、最も多くの応援を集めていた。 | ▲東海エリア代表のAMIGO監督。過去の全国大会出場経験を持つ、『WCCF』の歴史に名を残すベテランプレイヤー。 |
・グループC
中四国エリア代表:エンリケ監督、関西Bエリア代表:マリオロ監督、九州エリア代表:St paul otc(セントポール)監督の3人が競ったグループC。
そのなかでも注目を集めたのが、攻撃サッカーとド派手なパフォーマンスを披露したエンリケ監督でした。見ているだけで楽しませてくれる監督はスゴイと思います。試合の展開は、グループBと同様に対人戦の結果が3人ともに1勝1敗で並びました。CPU戦の得点数は、どの監督もほぼ同じだったので、ここでは対人戦の得失点差が大きく影響。僅差でしたが、ほかの2人よりも得失点差が2上回ったエンリケ監督がグループリーグ突破を決めました。
▲トークとパフォーマンス、そして試合運びでギャラリーを盛り上げた、中四国エリア代表のエンリケ監督。 | ▲優勝者予想アンケート3位の、関西Bエリア代表のマリオロ監督。仲間の応援を背に、粘り強いプレイを見せる。 | ▲九州エリア代表のSt paul otc (セントポール)監督は、非常に素早く計算し尽くされたカード移動を披露した。 |
●決勝トーナメント
(ルール:グループリーグを勝ち抜いた4人で、PK戦ありの一発勝負でトーナメントを行う)
決勝トーナメント準決勝は、エンリケ監督VS.スコ監督、AMIGO監督VS.シン監督の組み合わせになりました。エンリケ監督とスコ監督の試合では、攻勢に出るエンリケ監督の攻撃をスコ監督が0点にシャットアウト。そのなかでチャンスを確実にものにして、2-0でスコ監督が勝利しました。
一方のAMIGO監督とシン監督の試合は、前半は0-0の拮抗した展開でしたが、後半に入ると一気に点の取り合いに! 圧巻だったのは、後半終了間際にAMIGO監督が1点リードしたかと思えば、すぐにシン監督が同点に追いつき、PK戦に持ち込んだ瞬間です。両者ともにタファレルを投入して挑んだPK戦では、チーム士気はシン監督が上回っていましたが、ベテランのAMIGO監督の気迫がGKに伝わったのか、見事なPKセービングを連発!! その結果、2-2(PK3-1)のスコアでAMIGO監督が決勝戦進出を決めました。
最後まで勝ち上がったのは、『WCCF』歴の長いスコ監督とAMIGO監督の2人。その2人でも、やはり決勝戦ということで緊張をしているように感じました。試合も、前半は0-0と緊迫感のある展開に。スコアが動いたのは、後半開始早々。スコ監督のクライフが中央でスルーパスを出し、それをC.ロナウドがゴール! そのあとは、AMIGO監督が怒とうの反撃!! 決定的なシュートやCKでスコ監督を追いつめます。しかし、スコ監督の粘り強い守備の前にゴールを奪えず……。虎の子の1点を、最後の最後まで守り切ったスコ監督が“WCCF10-11 チャンピオンズカップ”優勝です!
▲満面の笑顔で『WCCF』仲間と記念撮影するスコ監督。大会慣れしているスコ監督だが、決勝戦はさすがに緊張したとのこと。勝因は、ともにプレイしている『WCCF』仲間との“絆”だ。 |
この大会の様子は、10月30日(火)に発売する電撃ARCADEゲーム Vol.33で速報リポートを掲載予定。大会の詳細については、今冬発売予定の“電撃のWCCF10周年記念本(仮)”でお届けします! すべての試合が見どころ満載で、いち『WCCF』プレイヤーとして、非常に勉強になること間違いなしですよ♪ ではでは、新バージョンの『11-12』の稼働が迫っている『WCCF』ですが、この大会を参考にして、自分もしっかりと腕を磨いていきます!(電撃PlayStation編集部・HIRO)
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