2012年10月30日（火）
マッチョ神話は不滅！ クレイトスさんコラボ三昧『GOW：アセンション』に映画『300』のDLCなど【週刊洋ゲー通信 10/20～10/26】
この“週刊洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。
今週は10月20日から10月26日までの間に公開された新情報の中から、11個のニュースをピックアップしてお届けしよう。海外ではすでに、秋から年末にかけての超大作リリースラッシュの時期に突入しているが、その一方で2013年発売予定の期待作に関する情報もいくつか飛び込んできている。いずれ日本にも上陸してくるであろうタイトルや追加コンテンツの話題が満載な今週のトピックはこちらから！
（※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります）
■アメリカ独立戦争のまっただ中で英軍指揮官を暗殺！ 『アサシン クリードIII』の
暗殺ミッションを体験できるインタラクティブ・トレーラーが公開
海外では10月30日に発売される、人気シリーズ最新作『アサシン クリードIII』。アメリカ独立戦争の時代を舞台に、新主人公コナーが活躍を広げる同作のゲームプレイを疑似体験できる、インタラクティブ・トレーラーが公開された。
このトレーラーは、アメリカ独立戦争の有名な激戦である“バンカーヒルの戦い”の最中に、コナーがイギリス軍の指揮官ピトケアンを暗殺するというミッションを再現したもの。映像途中の数カ所で、“敵の真ん中に突入する”、“姿を隠して進む”といった具合に、視聴者がコナーの行動を選択できるので、実際のゲームのようにバラエティに富んだ展開を楽しむことができる。トマホークやロープダートといった新武器を駆使してイギリス軍と戦うコナーの姿を見れば、実際のゲームをプレイするのが待ち遠しくなるはず！ 同作は日本でもPS3/Xbox 360版は11月15日に、Wii U版は12月8日に発売される予定。
（参考サイト：『アサシン クリードIII』アメリカ公式サイト）
■海外では10月23日より発売開始！ 『メダル オブ オナー ウォーファイター』の
ロンチトレーラーで、シングルプレイのストーリーをチェック
ミリタリー系FPSの人気シリーズ最新作として、海外では10月23日より発売が開始された『メダル オブ オナー ウォーファイター』。同作の海外発売に合わせて、シングルプレイのストーリーに焦点を当てたロンチトレーラーが公開された。
このトレーラーでは、主人公であるアメリカ陸軍“Tier 1”の兵士“プリーチャー”を中心とする“ウォーファイター”たちが、PETNと呼ばれる特殊火薬を使った爆破テロを未然に防ぐため、世界各地で国際テロ組織と対決するグローバルな作戦の様子が描かれている。市街地でのカーチェイスや、戦闘ヘリによる追跡など、バラエティに富んだミッションがこの映像から確認できる。同作は日本でも、PS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、11月15日に発売予定だ。
（参考サイト：『メダル オブ オナー ウォーファイター』シングルプレイ・ロンチトレーラー（※リンク先はYouTube））
■ヴォルトハンターたちの新たな狩り場はiPhoneに!?
見下ろし型視点のRPG『ボーダーランズ レジェンズ』がiOS向けにリリース決定
『ボーダーランズ2』と言えば、日本でも10月25日に発売され、現在は多くのプレイヤーが惑星パンドラでの戦いを楽しんでいるところ。そんな中、10月31日に早くもシリーズ最新作が発売される！ ……と言っても、この新作は家庭用ゲーム機ではなく、スマートフォン向けソフトだ。
iPad/iPhone用ソフト『ボーダーランズ レジェンズ』は、リリスたち第1作の主人公4人を、1プレイヤーが一度に操作する、見下ろし型視点のシミュレーション風RPGとなるとのこと。ストーリーは完全オリジナルだが、バンディットやスカッグといったおなじみの敵を倒して、より強力な武器を獲得するといったゲーム性は、従来のシリーズと同様のようだ。今後はiOS以外のモバイルデバイスでの展開も予定しているというこの作品。日本での配信は不明だが、今後シリーズの新たな柱となるのか要注目だ。
（参考サイト：2Kゲームズ公式ブログ）
（参考サイト：Entertainment Weekly）
■夜の闇に彩られた世界で繰り広げられる冒険の行方は？ PS3専用ソフト
『アンフィニッシュド・スワン』のロンチトレーラーで幻想的な雰囲気を体感
一面真っ白の世界をペイントボールで着色して進んでいくといった、ユニークな操作でファンタジー世界を冒険していく、PS3のダウンロード配信専用ソフト『The Unfinished Swan（アンフィニッシュド・スワン）』。すでに海外の“プレイステーション プラス”会員向けに先行配信が行われていたが、10月23日より海外の一般ユーザー向け配信も開始した。
それに合わせて、海外のプレイステーション公式ブログでロンチトレーラーが公開された。このトレーラー映像ではプレイの舞台となる世界にスポットが当てられており、その幻想的な雰囲気を美しい音楽とともに満喫できる。また、夜の闇に沈んだ世界も登場しており、ここでどのようなスタイルの冒険が繰り広げられるのか、非常に気になるところだ。同作は時期は未定ながら、日本のPSNでも配信される予定だ。
（参考サイト：PlayStation.Blog）
■ダンウォールの街に新たなプレイヤーキャラが参上!?
『ディスオナード』に新ストーリーや新チャレンジを追加するDLCのリリース予定を発表
不思議な異世界ダンウォールの街を舞台に、主人公の復讐劇が繰り広げられるステルスACT『Dishonored（ディスオナード）』。日本でも10月11日に発売されたばかりのこの話題作に、新たなゲーム内容を追加するDLCのリリース予定が発表された。
DLC第1弾の“ダンウォール・シティ・トライアル”では、タイムトライアルや空中を落下しながらの暗殺、ウェーブ形式で襲いかかるNPCの攻撃を戦い抜くアリーナバトルといった、特殊な状況にチャレンジする10種類のマップが配信される。海外ではPS3/Xbox 360/PCの3機種同時で、12月に配信予定だ。
続いて2013年春に登場予定のDLC第2弾では、“ホエーラーズ”と呼ばれる超自然的な暗殺集団のリーダーを主人公にした、まったく新たなストーリーが追加されるとのこと。さらに第3弾のDLCも2013年中に登場予定で、こちらも新ストーリーになるという。これらのDLCの日本での配信予定は未発表だが、非常に遊びごたえのある内容が予想されるだけに、ぜひ日本でも配信してほしいところだ。
（参考サイト：ベセスダ・ソフトワークス アメリカ公式ブログ）
■地球に襲来したエイリアンと中国マフィアが対決!? ターン制SLG
『XCOM：エネミーアンノウン』に新ミッションを追加するユニークなDLCが発表に
海外ではPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして発売され、日本でもPC版がダウンロード配信中のSLG『XCOM：エネミーアンノウン』。地球防衛組織を率いて、UFOで地球に飛来したエイリアンを撃退するというターン制SLGの同作に、プレイを拡張するDLCのリリースが発表された。
現在すでに、新たな防衛隊員を追加する“エリートソルジャーパック”が配信中だが、今後配信予定の“スリングショットパック”では新プレイヤーキャラと3つの新マップによる、新作ストーリーのミッションがプレイ可能になるという。この新ミッションの舞台は中国で、新プレイヤーキャラはなんと中国マフィアの工作員！ ミッションの内容は護衛ミッションとのことから、どうやらマファイアの親分を守ってエイリアンと戦う、SF版香港ノワールといった内容になりそうだが……!? このDLCの配信時期は後日発表の予定。また同作には、さらなるDLCの配信予定もあるとのことだ。
（参考サイト：2Kゲームズ公式ブログ）
■レトロな空中都市コロンビアを自由自在に駆け巡れ！ 2013年春登場の期待作
『バイオショック インフィニット』の最新トレーラー映像が久々に公開
今年のE3では新情報の公開が見送られるなど、このところ新たな情報が少なかった『バイオショック インフィニット』。このほど久々に最新トレーラー映像が公開されて、いよいよ来年の発売に向けての再始動を開始した。
今回公開されたトレーラーは、“ビースト・オブ・アメリカ（アメリカの野獣）”と題されており、20世紀初頭に建造された巨大な空中都市コロンビアで、建物の間に張り巡らされたスカイラインを飛び移りつつ巧みに戦う主人公の様子や、機械仕掛けの怪鳥のような謎の存在“ソングバード”の襲撃など、同作の魅力的な世界を詰め込んだ内容になっている。またトレーラーの冒頭には、どこかで見覚えのあるような灯台の風景も……!? 海外では2013年2月26日に同作の発売が予定されており、現在、海外の予約ユーザー限定で、ゲーム中で使用可能なアイテムが入手できるブラウザ・パズルゲームも公開されている。日本でもPS3/Xbox 360用ソフトとして発売される予定だが、発売時期は未定だ。
（参考サイト：イレーショナル・ゲームズ公式サイト）
■エイリアンのエネルギーによって生まれた武器の圧倒的な威力とは!?
協力プレイがメインの新作TPS『ヒューズ』の詳細を18分を超える映像で解説
『ラチェット＆クランク』『レジスタンス』などで知られるデベロッパー、インソムニアック・ゲームズが現在開発中のTPS『ヒューズ』の詳細を、開発者自らが紹介する18分以上に及ぶボリューム満点の最新映像が公開された。
同作は、特殊部隊“オーバーストライク9”に所属する4人のエージェントが、“ヒューズ”と呼ばれるエイリアンのエネルギーによって強化されたスーパーウェポンを操って戦う、協力プレイがメインのTPSだ。この映像では、4人のエージェントの経歴や性格、そして彼らが操る武器の特徴についてたっぷりと解説されている。登場する武器は巨大なシールドで敵の攻撃を防ぐ“マグシールド”や、小型のブラックホールを発射する“ワープライフル”など、圧倒的な威力を持つものばかりで、これらの武器をプレイヤー同士ががどう組み合わせて戦うのか非常に興味深いところ。同作は、海外ではPS3/Xbox 360用ソフトとして2013年3月に発売予定だが、日本での発売は未定だ。
（参考サイト：『ヒューズ』プログレス・アップデート（※リンク先はYouTube））
■マッチョな男たちの裸祭りがオンラインで開催される!?
『ゴッド・オブ・ウォー：アセンション』に映画『300』のスパルタ王が参戦!
怒れる戦士クレイトスが『ゴッド・オブ・ウォー』三部作より以前に繰り広げた戦いを描く、海外のPS3を代表する人気ACTシリーズの最新作『ゴッド・オブ・ウォー：アセンション』。同作にはシングルプレイのストーリーモードに加えて、4vs4などで対戦できるマルチプレイモードが搭載されている。このほど海外の特定小売店用の予約特典として、映画『300＜スリーハンドレッド＞』の主人公、スパルタ王レオニダスが同作のマルチプレイで使用可能になるDLCが用意されると発表された。
映画『300＜スリーハンドレッド＞』と言えば、レオニダスに率いられたギリシアの都市国家スパルタの戦士300人が、ペルシアの軍勢100万を迎え撃った歴史上の戦いを描いた映画で、裸同然のマッチョな姿で繰り広げられる肉弾戦は、たしかに『ゴッド・オブ・ウォー』の雰囲気にピッタリだ。それにしても古代の人物とはいえ、実在した偉人がマルチプレイのキャラとして登場するというのはオドロキだ。海外では2013年3月12日にPS3で発売予定の同作は、日本での発売も決定しているが、このDLCはぜひ、日本でもなんらかの形でリリースしてほしい!
（参考サイト：PlayStation.Blog）
■クレイトスとネイサン・ドレイクがリアルに対決!? 夢のバトルを実写で描く
『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』の最新トレーラーが公開
続いては、『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトスも出演する、あの作品の話題。『どこでもいっしょ』のトロから『キルゾーン』ヘルガスト軍のラディック大佐まで、プレイステーションを代表する人気キャラが一堂に会して激闘を繰り広げるACT『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』の世界観を、なんと実写で描いた衝撃のトレーラーが公開された。
このトレーラーに登場しているのは、『アンチャーテッド』のネイサン・ドレイク、『インファマス』のコール、そしてクレイトスに『リトルビッグプラネット』のリビッツという、豪華な顔ぶれだ。それぞれが実写ではどのような姿で描かれているのか、そしてこの組み合わせでどのような対決が展開されるかは、ぜひ実際の映像を観て確認してほしい。同作は日本でもPS3とPS Vitaで、今冬に発売予定だ。
（参考サイト：PlayStation.Blog）
■幻のディズニーキャラクターが今度はプレイヤーキャラとして登場！
『ディズニー エピックミッキー2』オズワルドの能力を開発者が自ら紹介
『ウルティマ・アンダーワールド』や『デウスエクス』第1作などを手がけたゲームデザイナー、ウォーレン・スペクター氏がディズニーワールドを描き出す『ディズニー エピックミッキー2』。Wiiで発売された前作では、ディズニー初期に誕生して幻のキャラとなっていた“しあわせうさぎのオズワルド”が復活することで話題となったが、最新作の『ディズニー エピックミッキー2：ザ・パワー・オブ・ツー』では、オズワルドが協力プレイ時のプレイヤーキャラとして再登場する。
このほど、ウォーレン・スペクター氏自身がオズワルドの能力を解説する最新映像が公開された。この映像によると、オズワルドは耳を回転させて空を飛べるだけでなく、手にしたリモコンで機械を誤作動させて、扉を開いたりロボットの動きを止めたりできるという。オズワルドがロボットの動きを止めている間に、主人公のミッキーが前作にも登場した魔法の筆でロボットを平和なアニメキャラに描き換えるといった協力プレイも可能だ。同作は海外でPS3/Xbox 360/Wii用ソフトとして11月18日に発売予定だが、日本での発売は未定となっている。
（参考サイト：『ディズニー エピックミッキー2』オズワルドの肖像（※リンク先はYouTube））
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