2012年11月20日(火)
日本一ソフトウェアが2013年3月20日に発売するPS3用S・RPG『ディスガイア D(ディメンション)2』。本作に出演する声優の水橋かおりさん(ラハール役)、半場友恵さん(エトナ役)、笹本優子さん(フロン役)の3人にシナリオ収録時の様子を聞いた、メディア合同取材の模様を掲載する。
『ディスガイア D2』は、人気のS・RPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズの最新作。同社設立20周年、シリーズ10周年に発売されるメモリアルタイトルだ。ラハールやエトナ、フロンといったシリーズ第1弾の中心キャラが活躍する完全新作だ。
このタイトルは『魔界戦記ディスガイア』誕生から10周年を記念するタイトルでもあり、今回の合同取材では3人の声優陣に収録時のエピソードの他、10周年を迎えての感想などもお聞きした。
▲左から笹本優子さん、水橋かおりさん、半場友恵さん。 |
――まずは『ディスガイア D2』の話を聞いた時の感想を聞かせてください
笹本:フロン役として、『ファントム・ブレイブ』や『ファントム・キングダム』など、『ディスガイア』以外のタイトルにも出演させていただいていたので、久しぶりという感じがなかったですね(笑)。ただ、青い触角の人(ラハール)が真ん中にいてくれると落ち着きます。“やっとこの魔界に帰ってこれた”みたいな。
水橋:今回の『ディスガイア』はシリーズ5作目となるわけですが、そのうちの3回はラハールが隅っこに追いやられていたので、新作と聞いた時は「また隅っこか。よーし、どんな隅っこだー」という気持ちだったんです(笑)。だから台本のワード数を見た時、あまりの多さにビックリして、最初のタイトルでラハールが主役だったことを思い出しました。
半場:私は10年ぶりにラハール、エトナ、フロンが中心の話を作りますと言われた時に、「嘘でしょ、途中何本かあったじゃん」と本気で思ってました(笑)。よくよく考えると、ほんとに10年ぶりのことだったんですよね。いろいろなタイトルに出させていただいて、しかも要所要所でしっかりエトナの存在感がアピールされていたせいか、久しぶりという感じがホントになかったです。
――10年前の『ディスガイア』と今回の『ディスガイア D2』で、収録してみての違いはありましたか?
半場:大きな変化は特にありませんでした。『ディスガイア D2』って『ディスガイア』のすぐ後のお話なんです。だから、特に変わったことがないというのがすごくよいことだと思うんですよ。私たちも10年前と同じでピタッとハマる収録ができましたし、ラハール、エトナ、フロンの活躍を待ち望んでいる皆さんには、すごく喜んでもらえるタイトルになったと思います。
水橋:10年経ってもラハールに関しては変化というものは特に感じなかったですね。安定のダメ魔王っぷりを発揮しています。
笹本:あと変わったことと言えば、アフレコの仕方が変わりましたね。10年前はラハールとエトナとか、ラハールとフロンとか何人かでまとめて収録したんです。今回は1人ずつ別々に収録することが多かったですね。
――アニメのアフレコとゲームのアフレコで違いはあるんですか?
半場:アニメのアフレコは一緒に収録することが多いですよね。
水橋:逆にゲームのアフレコは、基本的に個別のことが多いです。だから今回は怒るシーンとかで“殿下は一体誰に対してこんなに怒っているんだろう”なんて思うことがありました。怒る相手がいないというのは寂しいことです。
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