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2012年11月5日(月)

電撃ホビーマガジン12月号では『超速変形ジャイロゼッター』敵対組織ゼノンの“ギルティス”フルスクラッチモデルを紹介!

文:電撃オンライン

 現在発売中の『電撃ホビーマガジン 12月号』では、TVアニメ『超速変形ジャイロゼッター』に登場するジャイロゼッター・ギルティスのフルスクラッチモデルを紹介している。製作は、同誌で主人公機“ライバード”を製作した柳生圭太さん。

 ここでは電撃ホビーマガジン12月号に掲載されたギルティスの写真と、製作者である柳生さんによる紹介文を掲載する。

■ライバードに続き、最強のライバルもスクラッチ!

▲ジャイロゼッターを悪用し、アルカディアと敵対する組織ゼノンが開発したマシン“ギルティス”。ドライバーはイレイザー01。

 TVアニメの放送も始まって話題沸騰の『超速変形ジャイロゼッター』から、アーケードゲームではすでにおなじみのライバル、ギルティスをスクラッチ。ライバードに続いての担当です。ゼツボー的にカッコイイぜ!!

▲正面▲左側面▲背面

 基本フレームはマスターグレード『ターンエーガンダム』を使用。関節部分のコアパーツを残して使わない部分を削っていきます。そこに装甲部品の土台となるパーツをプラ板の箱組みで製作し、表面にエポキシパテ(以下、エポパテ)でディテールを盛っていきます。

 肩や胸の部分の装甲はフジミの1/24『アヴェンタドール』の部品を流用。表面の微妙な曲面とか車っぽさがにじみ出たらいいな~。タイヤも同じくフジミのキットから。特徴あるホイール部分はプラ板製です。上腕装甲は薄く、かつ強度を出すためにアルミパイプにエポパテを盛って旋盤で削り出しています。

▲肩アーマーは、フジミ1/24『アヴェンタドール』のボディを加工して使用。ライト部分はイラストレーターでモールドを印刷したアルミシールを貼り、その上からクリアーレジンで作ったカバーを被せている。

 頭部は『交響詩篇エウレカセブン』の“ニルヴァーシュ”にパテを盛り削りして製作。アンテナ類は0.5ミリのピアノ線で芯を作ってパテを盛っています。肩と腰装甲のライトと思われる部分は原型を作ってクリアーレジンで複製。バックパックのエンジンが剥き出しになっている部分は設定よりもエンジンっぽさを狙って、F1のキットから色々部品を流用しています。武器類はすべてプラ板の貼り合わせです。

▲頭部は『交響詩篇エウレカセブン』の“ニルヴァーシュ”から流用。アンテナ類は0.5ミリのピアノ線で作った芯にパテを盛って再現している。▲バックパックはF1キットのものを流用して、それらしくデコレートした。

 メタリック部分には茶系でシャドーを入れました。立体感が強調されるかと。細かい塗り分けで汚くなりそうなところは、アドビ社のイラストレーターでデータを作ってアルミシールに印刷して対応しています。

▲リアアーマーのライト部分は、クリアーレジンにクリアーレッドで塗装して再現している。▲グラシアルワイプはプラ板の貼り合わせ。先端とグリップが可動する。また背中には上面のセンサーユニットを外して真鍮線で接続する。

 作例ならではのプロポーションと表現を狙ってみました。ゲームやアニメ、おもちゃと今後色々と展開していくと思われます。なのでまた機会があればスクラッチ作例をやりたいですね。GT-Rとかプリウスαとか!

▲ライバード(写真右/製作:柳生圭太)とのツーショット。今回のギルティスは、このライバードにバランスを合わせたアレンジを加えているのが分かる。
▲ギルティスの必殺技“バンディットスラッシュ”を再現。
▲同じく必殺技“グラシアルワイプ”のポーズも。

■■TVアニメ『超速変形ジャイロゼッター』
【放送情報】
テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送……毎週火曜18:00~
AT-X……毎週水曜23:00~/毎週金曜11:00~/毎週日曜5:00~/毎週火曜17:00~
テレビ東京(リピート放送)……10月7日より毎週日曜10:30~

(C)スクウェアエニックス/ジャイロゼッター製作委員会・テレビ東京

データ

▼『電撃ホビーマガジン 12月号』
■発売日:2012年10月25日
■特別定価:880円(税込)
 
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