2012年11月20日（火）

これぞ奇跡のコラボ！ AVGファンが3DS『レイトン教授VS逆転裁判』を買わなければならない3つの理由【ゲームやろうぜ！】

■その2：巧舟さんのシナリオ

　オススメポイントの2つ目は、これまで『逆転裁判』シリーズのシナリオを手掛けてきたカプコンの巧舟（たくみしゅう）さんの書くシナリオです。ぶっちゃけまり蔵は信者と言ってもいいくらい巧さんの書く文章が好きで好きでしょうがないので、もうそれだけでこのゲームを買っていいと思っています。いや、買います。

　昨年や今年の東京ゲームショウで行われた『レイトン教授VS逆転裁判』ステージで、登壇したレベルファイブ代表取締役社長／CEOの日野晃博氏が、「元々『逆転裁判』のファンで『レイトン教授』シリーズを作る際にお手本にした」、「『逆転裁判』は会話の間がいいし、おもしろいし、本当にアドベンチャーゲームのお手本のような作品」と話されるたびに、心の中で大きくうなずいていたもんですよ（何様だ）。

　そんな日野社長の口から、「やるからには中途半端なコラボにしたくなかった」、「“本物”を作るために、巧さんにシナリオをお願いした」なんて聞くとですね。あぁ、これはもう絶対買わないといけないな、と心に堅く誓うワケで。

　実際“LEVEL5 WORLD 2011”の体験版で裁判パートを初めてプレイした時、裁判所の控え室で繰り広げられたなるほどくんと真宵ちゃんのすっとぼけた掛け合いを読んで、「これぞ巧節だなぁ……」とうっかり泣きそうになったのはココだけの話です。巧さんが手掛ける『逆転裁判』の新作としても、本作をプレイする価値は十分にあるのではないでしょうか（信者乙！）。

■その3：アニメーション＆豪華声優陣

　最後のオススメポイントは、BONES制作のアニメーションです。本作にはゲーム中にアニメシーンがふんだんに収録されています。『レイトン教授』シリーズではおなじみのアニメですが、『逆転裁判』のアニメシーンはこれまでなかったので、これまた楽しみですなぁ。現在公開されているスチールからも、アニメのクオリティの高さがうかがえます。

　アニメと言えばキャストが気になるところ。レイトン教授役・大泉洋さんとルーク役・堀北さんは鉄板として、なるほどくんは成宮寛貴さん、真宵ちゃんは桐谷美玲さんがそれぞれ担当します。そう、映画『逆転裁判』と同じキャストなんですねー。好きな作品にボイスが入ると「キャラクターの声は合っているのかしら……」とつい心配しがちですが、映画をすごく楽しんだまり蔵としてはわりと楽観的に構えていたり。あと本作のキーキャラクター・マホーネ役の悠木碧さんや、なるほどくんのライバルとなる検察士ジーケン・バーンロッド卿役の宮野真守さんといった豪華声優陣の演技にも注目したいです。

　と、わりと荒ぶりながらオススメポイントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？　まだまだ気になる点はいろいろと残されています。例えば、タイトルに“VS”って入っているけど、レイトン教授となるほどくんは本当に対決するのか……とかね。その辺りは本編をプレイして確認していただければと。

　ちなみに本作は、パッケージ版の他にダウンロード版も発売されます。ダウンロード版の利点と言えば、ゲームカードの入れ替えなしでいつでも遊べること。ふと思い立ってプレイしたくなった時、手元にゲームカードがなくて遊べない！　ということがありません。いつでもどこでも本作がプレイしたい方には、ダウンロード版がオススメです。

　まり蔵ももちろんダウンロード版を！　……って思うでしょ？　そうは問屋が卸さないのがこのゲームでしてね。本作には、早期購入特典というものが用意されています。特典アイテムは、『レイトン教授VS逆転裁判』特製アニメフィルム付きオリジナルサウンドトラック。これがダウンロード版には付かない、パッケージ版のみの特典なのです!!

　『レイトン教授』シリーズと『逆転裁判』シリーズ、どちらも音楽が素晴らしいのはこれまでの作品をプレイしている方はおわかりだと思います。まり蔵も、『レイトン教授』のどこか懐かしいちょっと切ないBGMや、『逆転裁判』の気持ちが高揚する音楽が大好きです。今作でも音楽には期待していました。そのサントラが付くと言われたら、パッケージ版を買わないわけには……！

　このことはかなり前から悩んでいて、悩みすぎて最近面倒くさくなってきたので「もうパッケージ版とダウンロード版、両方買っちゃえばいいんじゃね」という気分でいっぱいです。皆さんは、ご自分のプレイスタイルにあったほうをお買い上げください。もちろん、両方買ってもいいと思います。なにせ奇跡のお祭りゲームですから！（まり蔵）

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