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2012年11月13日(火)

また俺を眠れなくする気かっ……! 『Skyrim』に大型DLCが登場でファンの生活が大ピンチ!?【週刊洋ゲー通信 10/27~11/9】

文:電撃オンライン

 この“週刊洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 先週は諸般の事情でお休みしたので、今週は10月27日から11月9日までの間に公開された新情報の中から、11個のニュースをピックアップしてお届けしよう。この期間には、映画『スター・ウォーズ』の制作元がディズニーの傘下になるというビッグニュースが発表されたが、ゲーム化作品も数多い同作の今後に注目だ。さらに、日本でもまもなく登場する超大作の話題から、2013年期待のタイトルの詳細まで、今週も海外ゲームのトピックが満載だ!

今週のトピック(※気になる見出しをクリックしてください)

■アメリカ西海岸でのヤバい仕事が、2013年春から始まる!
『グランド・セフト・オート V』のPS3/Xbox 360での発売予定が正式に発表!

■アイアンマン役のハリウッドスターも“サプライズ”!
豪華メンバーとガジェットが満載の『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の実写トレーラーに要注目

■『スター・ウォーズ』の合併先はディズニーだけではなかった!?
ルークやダースベイダーが、人気パズルACT『アングリーバード』の世界に登場!

■『TES:スカイリム』の新たな大型ストーリーDLC“ドラゴンボーン”が
海外のXbox 360向けに12月4日より配信開始!

■全世界のTESファンが壮大な冒険を繰り広げる!
MMO RPG『ザ エルダースクロールズ オンライン』を開発者自ら紹介する映像が公開

■格闘ゲームの元祖的名作が、開発者自身の手で28年ぶりに復活!
ダウンロード配信で登場した『カラテカ』最新作はトレーラー映像も超シュール!!

■それぞれの人生を送る平凡な市民の隣に、スキンヘッドの暗殺者が忍び寄る!
『ヒットマン アブソリューション』の最新トレーラー映像で、個性豊かなNPCを紹介

■南国でのリゾートが地獄と化した時、キミは友人を救えるか? 海外での発売が間近に迫った『ファークライ3』の最新トレーラー映像で、同作のストーリーをチェック!

■まもなく90歳のスタン・リー御大も、超人ハルクになりきって大暴れ!?
Kinect専用版『マーベル アベンジャーズ:バトル フォー アース』が、海外で発売開始

■リアルな犬のパラッパとぽっちゃり“プリンス”が対決!?
『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』のヨーロッパ向けTVCMはインパクト抜群!

■プレイ時間は20時間以上の大ボリューム!
3DS『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ ミラーオブフェイト』の最新プレイ映像が明らかに

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■アメリカ西海岸でのヤバい仕事が、2013年春から始まる!
『グランド・セフト・オート V』のPS3/Xbox 360での発売予定が正式に発表!

 オープンワールドのクライムACTとして世界的な人気を誇る『GTA』シリーズの最新作『グランド・セフト・オート V』が、PS3/Xbox 360用ソフトとして、海外で2013年春に発売されると正式発表された。本作は今からちょうど1年前の2011年11月に、その概要とトレーラーだけが発表されたものの、機種や発売時期などは未定のままだった。今回、こうして正式なアナウンスが行われたと同時に、海外では小売店での予約受付も開始されている。

 本作は、かつて日本でもPS2で発売された『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』と同じく、アメリカ西海岸のカリフォルニア州をモデルにしたサンアンドレアス州が舞台となる。今作では、3人の主人公を自由に切り替えながら操作する形になるとのことで、これまで以上に多彩なゲームプレイが可能になるようだ。11月14日には最新トレーラー映像も発表されるとのこと。

(参考サイト:ロックスターゲームズ アメリカ公式サイト

■アイアンマン役のハリウッドスターも“サプライズ”!
豪華メンバーとガジェットが満載の『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の実写トレーラーに要注目

 ここ最近の海外製大作ゲームでは、必ずと言っていいほどプロモーション用の実写トレーラーが制作されているが、海外での発売がいよいよ11月13日に迫った『コール オブ デューティ ブラックオプスII』でも、実写トレーラーが公開された。映画『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督が手がけたこの実写映像は“サプライズ”というタイトルで、近未来のハイテク兵器を操る兵士たちが敵兵士を次々と驚かせていくという、コミカルな構成になっている。

 しかも兵士に扮している俳優陣には、映画『アイアンマン』でおなじみのロバート・ダウニーJrや、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックといったハリウッドスターも参加しており、視聴者にとっても嬉しいサプライズとなっている。そしてオチは『ブラックオプス』といえば例のモードといった具合に、ゲームの内容まで見事に取り込んでおり、ファンならニヤリとできるはずだ。同作はPS3/Xbox 360/PC用の字幕版が11月22日に、PS3/Xbox 360/Wii U用の吹き替え版が12月20日に発売予定だ。

(参考サイト:『コール オブ デューティ ブラックオプスII』アメリカ公式サイト

■『スター・ウォーズ』の合併先はディズニーだけではなかった!?
ルークやダースベイダーが、人気パズルACT『アングリーバード』の世界に登場!

 『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカス氏が、ルーカスフィルムと関連会社をウォルト・ディズニーに売却し、新体制のもとで『スター・ウォーズ エピソード7』が制作されるというニュースは、映画ファンのみならず世界中の人々を驚かせた。ディズニーに売却された会社の中には、新作ゲーム『スター・ウォーズ1313』を制作中のルーカスアーツも含まれているが、現在のところプロジェクトに影響はないと伝えられている。

 さて、歴史的な合併で揺れる『スター・ウォーズ』には、実はもうひとつ意外なコラボがスタートしている。スマートフォンをはじめとするデバイスで大人気のパズルACT『アングリーバード』と、『スター・ウォーズ』が融合した『アングリーバード スター・ウォーズ』が、この11月8日に全世界でリリースされた。ルークやハン・ソロといった旧三部作の主人公たちが“怒れる鳥”に変身して、ブタの姿をした帝国軍やTIEファイター、AT-ATといったおなじみの敵に体当たりしていく様子は、思わず笑ってしまう。同作はiOSやAndroid、PC/Mac/Windows 8といった多数のデバイスで配信中だ。

(参考サイト:『アングリーバード スター・ウォーズ』公式サイト

■『TES:スカイリム』の新たな大型ストーリーDLC“ドラゴンボーン”がt
海外のXbox 360向けに12月4日より配信開始!

 ベセスダ・ソフトワークスは、ファンタジーRPG『The Elder Scolls V:Skyrim(ザ エルダースクロールズ V:スカイリム)』のDLC第3弾“ドラゴンボーン”を、海外のXbox 360向けに12月4日より配信開始すると発表した。現在発表されているのはDLCの基本データとトレーラー映像のみで、内容に関する詳細は明らかにされていないが、価格がDLC第1弾“ドーンガード”と同じ1,600MSPということから、同作と同様に新たなロケーションやストーリーを追加する大型DLCとなることが推測できる。

 公開されたトレーラー映像には、新たな土地やモンスターが登場しているのに加えて、主人公らしき人物がドラゴンの背中にまたがり、大空を飛行している姿も! なによりDLCのタイトルが“ドラゴンボーン”というだけに、『スカイリム』の核心となる部分を描く重要な内容になりそうだ。なお現在のところ、Xbox 360以外の機種や日本での配信時期は未発表だ。

(参考サイト:ベセスダ・ソフトワークス アメリカ公式ブログ

■全世界のTESファンが壮大な冒険を繰り広げる!
MMO RPG『ザ エルダースクロールズ オンライン』を開発者自ら紹介する映像が公開

 続いては、『ザ エルダースクロールズ』シリーズをPC向けのMMO RPGとしてリリースする『ザ エルダースクロールズ オンライン』の話題。開発スタッフ自らが同作の魅力を解説するドキュメンタリー映像が、このほど公開された。9分を超えるこの映像では、複数のキャラクターがパーティを組んで戦闘を繰り広げる様子など、現在開発が進んでいる同作のプレイ映像をふんだんに観ることができる。

 解説によると、同作は“メガサーバー”と呼ばれる技術によって、すべてのプレイヤーが同じ1つの世界に集合する形になるとのことで、映像ではそれを反映してか、数十人のプレイヤーが一斉に城を攻撃するといった、壮大なスケールの戦闘シーンも登場している。このドキュメンタリー映像は、今後もシリーズとして定期的に公開されるとのことだ。

(参考サイト:『ザ エルダースクロールズ オンライン』公式サイト

■格闘ゲームの元祖的名作が、開発者自身の手で28年ぶりに復活!
ダウンロード配信で登場した『カラテカ』最新作はトレーラー映像も超シュール!!

 『プリンス・オブ・ペルシャ』などを生んだ開発者、ジョーダン・メックナー氏が1984年にアップルIIで発表し、日本でもファミコンなどで発売された、格闘ゲームの元祖とも言える横スクロールACT『カラテカ』。この名作がジョーダン・メックナー氏自身の手でリメイクされて、海外のXbox LIVEアーケードでリリースされた。

 悪の将軍“アクマ”にさらわれたお姫様“マリコ”を救出に向かうという物語や、日本と中国がブレンドされたユニークな世界観はそのままに、プレイヤーキャラが青年、僧侶、巨漢の3人に増えた。また3Dポリゴン表示による1対1の格闘戦は、まるでアニメ映像のように滑らかで美しい表現へと進化。発売に合わせて公開されたトレーラー映像では、主人公の“センセイ”を名乗る謎の老人が実写で登場し、往年のバージョンと新作を比較するシュールな内容で、この映像も必見だ。本作はXbox 360版に続いて、PS3やPC、Mac向けの配信も予定されているが、日本での配信予定は未定だ。

(参考サイト:『カラテカ』(2012)公式サイト

■それぞれの人生を送る平凡な市民の隣に、スキンヘッドの暗殺者が忍び寄る!
『ヒットマン アブソリューション』の最新トレーラー映像で、個性豊かなNPCを紹介

 海外での発売が11月20日と、目前に迫っている『ヒットマン アブソリューション』。スキンヘッドの主人公“エージェント47”が暗殺ミッションを実行していくステルスACTである同作の、緻密なディテールを紹介する連作トレーラーの最新版が公開された。“生活し、息づく世界”と題されたこのトレーラーでは、オープンワールドの世界の中で独自の意思を持って活動している、同作のNPCにスポットが当てられている。

 本作のNPCがこれまでのシリーズ以上に豊かな個性の持ち主で、人間らしさを感じさせる存在であることが、この映像でよくわかる。プレイヤーは暗殺ミッションを遂行する上で彼らの生命を奪うこともあるわけだが、この映像を見ていると思わず良心の呵責を感じてしまいそうだ。同作は日本でもPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、2013年1月24日に発売される予定だ。

(参考サイト:『ヒットマン アブソリューション』“生活し、息づく世界”トレーラー(※リンク先はYouTube)

■南国でのリゾートが地獄と化した時、キミは友人を救えるか? 海外での発売が間近に迫った『ファークライ3』の最新トレーラー映像で、同作のストーリーをチェック!

 欧州で11月30日に、北米で12月4日に発売が予定されているオープンワールドFPS『ファークライ3』の、ストーリーを紹介する最新トレーラー映像が公開された。楽しいリゾートが一転して恐怖に変わるドラマチックな展開や、海賊だけでなくサメやクマといった猛獣たちも存在する島の危険な様子が、映像からよく伝わってくる。同作は日本でも、2013年に発売予定だ。

 友人たちとリゾート旅行にやってきた南の島。そこは密輸や人身売買といった犯罪を行う、現代の海賊たちの根拠地だった! 暴力がすべてを支配するこの島で過酷な体験をした主人公は、同じ暴力で反撃することを決意する。島の先住民の協力を得た彼は、海賊に捕らえられた友人たちを救い出すことができるのか?

(参考サイト:『ファークライ3』アメリカ公式サイト

■まもなく90歳のスタン・リー御大も、超人ハルクになりきって大暴れ!?
Kinect専用版『マーベル アベンジャーズ:バトル フォー アース』が、海外で発売開始

 マーベル・コミックのヒーローが大集合する映画『アベンジャーズ』は、日本でも大ヒットとなったが、海外ではこの『アベンジャーズ』のコミックを原作とした新作ゲーム『マーベル アベンジャーズ:バトル フォー アース』が発売中だ。同作はXbox 360のKinect専用となっており、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、マイティ・ソーといったスーパーヒーローになりきってポーズを取ることで、さまざまな技を繰り出して対戦できる。公開されたトレーラーでは、マーベルヒーローたちの生みの親で、まもなく90歳となるスタン・リー氏が、超人ハルクになりきって両腕を振り回しながらプレイしている様子が紹介されている。同作はXbox 360版以外に、Wii U版も海外で12月4日に発売される予定。

(参考サイト:『マーベル アベンジャーズ:バトル フォー アース』スタン・リー インタビュートレーラー(※リンク先はYouTube)

■リアルな犬のパラッパとぽっちゃり“プリンス”が対決!?
『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』のヨーロッパ向けTVCMはインパクト抜群!

 海外では11月20日に北米で、11月23日には欧州で発売される『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』。以前のこのコーナーで、リアルなネイサンやコールが対決する同作の実写版プロモーション映像をご紹介したが、今回はヨーロッパでTV放映されている、同作の実写版CMをお届けしよう。といっても前回の映像とは違い、ぽっちゃりプリンセスが“プリンス”だったり、パラッパが本物の犬だったりと、実にシュールというか、ツッコミどころ満載の仕上がりになっている。

 アメリカとヨーロッパのセンスの違いを感じさせるが、なんとなくこちらの実写映像のほうが、みんなでワイワイと盛り上がって遊ぶ同作の雰囲気をよく伝えているような気も……。同作は日本でも2013年1月31日に、PS3とPS Vitaで同時発売される予定だ。

(参考サイト:『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』欧州向けTVCM(※リンク先はYouTube)

■プレイ時間は20時間以上の大ボリューム!
3DS『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ ミラーオブフェイト』の最新プレイ映像が明らかに

 2010年にPS3/Xbox 360用ソフトとして発売された『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ』の続編として、前作の主人公の息子トレヴァー・ヴェルモントの冒険を描くニンテンドー3DS用ソフト『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ ミラーオブフェイト』。同作の最新トレーラー映像が、ハロウィンに合わせて公開された。

 このトレーラー映像では、『悪魔城ドラキュラ』の伝統を受け継ぐ2D視点で表現されたマップを探索していく様子や、ムチを操って巨大な怪物と対決する3D視点のボス戦など、バラエティに富んだ同作の内容がよくわかる。このトレーラーによると“プレイ時間は20時間以上”とのことで、かなりの遊び応えがありそうだ。同作は海外で、2013年に発売の予定。登場時期は未定ながら、日本での発売も予定されているようだ。

(参考サイト:『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ ミラーオブフェイト』ハロウィーン・トレーラー(※リンク先はYouTube)

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