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2012年11月15日(木)

【BL視点でレビュー】ステキなオジさまは右か左か立ったり座ったり腐ったり、そんな『コール オブ デューティ ブラックオプスII』体験記

文:電撃オンライン

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』

ヒゲたくわえすぎぃぃーーーー!!

 冒頭のムービーでほとんど人間関係がつかめぬまま、放り出されたのは1986年のアンゴラの戦闘区域でした。そしたらもうね、見渡す限りヒゲ、ヒゲ、ヒゲなわけです! 右からヒゲヒゲハゲヒゲハゲ、みたいな。あっちから来るヒゲを撃ち、こっちに隠れるハゲを撃ち、時々戦車もチュドーン、みたいな。

 でも、写真のヒゲもっさりな人(サヴィンビさん)は義理人情に厚い味方の兵士でとても頼りになる人でした。まずは彼の指示に従いながら、私はアレックスさんの視点でチュートリアル的な戦場を駆け巡ったのです。

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
▲確かに“オジさまたちが、上に下に、右に左に、立ったり座ったり”で“四六時中、アイツのハートを狙い撃ち”なんだけどさぁぁぁ!! 納得イ・カ・ナ・イ・ぜッ!

 どうやら本作は主人公であるデイビット・メイソンと、その父親で優秀な兵士であったアレックス・メイソン、親子それぞれの戦いを時代をまたいでプレイしながら進めていく物語のようだと、このあたりでようやくわかりはじめました。ひとまず、そういった世界観の全容と操作方法を理解するのに必死で、ぶっちゃけ萌えどころじゃねぇっていう状況ですよね、ええ。

 FPSですから思っていた以上に戦闘の模様や死に様がリアルで、ドキドキしながら銃をぶっ放しまくってどうにかクリア。ミッションを進めるたびに挿入されるムービーはまさしくハリウッド映画そのものといった様相で、余計な説明が少なく、ゆえに先の物語がどんどん気になってきます。

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』 『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
▲危険な仕事を離れ、ようやく息子と時間を過ごそうとする父親アレックスと、そんな父を決して好ましく思っていない当時7歳のデイビッド。父との思い出はデイビットにとってトラウマでもあり……。

 父アレックスが幼い息子を置いてまで、サヴィンビたちの戦っている戦場に戻ったのには理由がありました。ウッズ・フランクという盟友が敵方に捕まってしまったと聞かされたからです。

時に家族を悲しませてでも、男には行かねばならない時がある――。

 ん~、好きです、私こういうの“燃え”として好きです!! 熱いぜ、親父殿!!

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
▲大きくなって父の話を聞かされる息子アレックス。“あごヒゲを生やした頼りがいのある男性キャラ”といえば確かにそうですし、とってもカッコイイとは思うけど、なんだろうかこの、ゼリーどうぞって言われたのにグミ食べさせられたみたいな複雑な感じ。

 とりあえずここまでで、ヒゲおじさんがいっぱいとかっていう言葉になんとなく騙されたんだなってことは理解した! クソ野郎め、騙しやがったな!! でも、おもしろいから先に進んじゃうぞ、ちくしょう!

→腐ってるよねこれ、完全に腐ってるよね?(3ページ目)

(C) 2012 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks and Black Ops is a trademark of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

データ

▼『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年11月22日
■価格:オープンプライス

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