【週刊ガンダム バトオペ】プレイレポジオン編――特定のMSだけが戦闘を許される限定部屋に潜入！ 同型機同士だからこその特別な戦場をレポ

文：タニシ

■MS同士の殴り合い＆斬り合い！　格闘限定部屋は超近距離戦!!

　限定部屋では格闘型MS限定というルールも存在します。ここでは、格闘型MSであれば特に制限なく搭乗でき、純粋な格闘戦が楽しめる部屋となっています。部屋によっては射撃禁止の部屋が立つこともあり、より格闘戦を楽しめるのがポイントですね。この部屋では、中継地点すら無視して敵に向かっていく鋼の魂を持つ武士のようなプレイヤーばかり！　そのため戦況が動くのも早く、一気に優勢か劣勢状態になります。

▲射程の長そうなビーム・サーベルを持つ連邦軍側のが優位！　とはならず、一撃の威力ならズゴックやグフなどジオン軍側にアドバンテージがあるなど、絶妙なバランスで成り立っています。

　この部屋での注目点は“タックル”にあります。格闘を仕掛ける側にとってタックルのカウンターは脅威なので、この攻撃をいかに回避、または出させるかの読み合いがカギ。とはいえ、後ろから斬られることもよくあるので、正面のMSだけに集中できないのがこの部屋の怖いところだったりします。

▲連撃が決まった！　と思ったら、近くの味方と格闘が当たり転倒（泣）。そんなことも格闘部屋では日常茶飯です。

■MS・武器レベル1限定部屋ではテクニックだけが頼りになる!?

　最近よく見かけるようになったのが、MSや武器レベルを1だけに限定した部屋です。ここではMSの種類に限らず、とにかくレベル1であればなんでもオーケー！　というルールなので、階級も幅広く設定してあることが多く、純粋なテクニック勝負に近い感覚で楽しめるのがポイント。中には、カスタムパーツすら外して戦いに挑むフェアな精神を持つプレイヤーがいたりするのも、人間性が出ておもしろいですね。完成したばかりのMSの試乗目的で入るプレイヤーもいるので、キャンペーン中では同じ機体であふれることもしばしばありました。

▲写真では通常の部屋との差異は感じにくいですが、MSのレベルが低いので、必然的に装甲やHPも低く戦況が動きやすいのが特徴。階級の高いプレイヤーでもあっという間に撃破されたりします。

■ジオン軍限定のアッガイ専用部屋も誕生

　中には、連邦軍にはまったく関係のない限定部屋も存在します。それがアッガイ限定部屋です。この部屋でプレイするのは、もはやジオニストの宿命と言っても過言ではないでしょう。アッガイの魅力はそれほどにあります。勝敗などというより、単純にアッガイを使いたいという欲望から生み出された限定部屋です。

▲無数のちょこちょこ歩きのアッガイを拝める部屋。アッガイ好きのプレイヤーにはたまらないです。

　この部屋では無人都市が選ばれることが多いです。その理由は、アッガイのスキルである“ステルス”を生かしやすい点にありますね。敵に見つかったら、ビルに隠れてやり過ごして敵をかく乱していく。スキあらば拠点に潜入して爆弾設置。“ステルス”なので、見付かるリスクが低いんです。とはいえ、連邦軍にはなんのルールもないので、やはりパワーで押し切られてしまいます。特にガンダムなどに来られた日には、まず勝ち目がありません。相手は汎用型ですし相性も悪い！　それでもいいんです。アッガイを動かす楽しみがあれば！　その証拠に、ジオン軍側の部屋はすぐ埋まりますからね。アッガイの魅力は本作で一層、増したに違いありません！

▲負けて体育座りをするアッガイもかわいいです。勝てば、『サタデー・ナイト・フィーバー』のごとく腕を突き上げる姿に変わります。どちらでもかわいい。それがアッガイ。

　今回紹介した限定部屋以外にも、“ザク専用”、“ガンダム専用”などのどちらかの勢力に偏った限定部屋も存在します。そちらは純粋な遊び部屋なので、フェアな戦いではないことが多いですが、それぞれチーム全員が同じMSという安心感、そして戦闘中の連携力の強さを感じるのが魅力ですね。今後のバージョンアップで追加されるMSによっては、新たな限定部屋が立つこともあるので、限定部屋好きとしては期待しちゃいますね！　ではまた次回の更新まで！　ジークジオン!!（タニシ）

(C)創通・サンライズ

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