2012年11月21日(水)
今回、序盤の数ミッションをプレイしてみて感じたのは、私のようなアクション映画好きのハートをカツアゲする演出の巧みさです。レビューの中で、戦争モノを含めたアクション映画のタイトルをいくつかあげましたが、それがパッと頭に思い浮かぶのは、それだけ本作がアクション演出の“ツボ”をよく踏まえているからだと思います。
激しい銃撃戦はもちろん、ウィングスーツや馬による高速移動、敵に見つからないように進むスニーキングなど、緩急をつけた構成によって一時も目が離せない展開が続きます。また、現在の世界情勢や実在する装備を元ネタすることで、現代と架空の2025年に“地続き感”を生み出している設定も秀逸。
▲馬で移動する場面もあれば、光学迷彩を着た敵兵士との戦闘もあり! それぞの時代ならではのバトルを追求したことで生まれるギャップこそが、『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の楽しさです。 |
レアアース、中国の台頭、ウィングスーツや無人機などは2012年の段階ですでにあるものばかりです。そういった要素をうまく取り入れることで、「ホントにこんな未来がくるんじゃないの? ちょっとヤバいんじゃないの?」という説得力がありました。だからこそ、この世界は俺が救ってやるしかねぇ! とまで思えるわけですが。
▲序盤以降のミッションも、アクション映画を彷彿とさせるドキハラ演出が盛りだくさん。 |
1980年代と2025年という異なる時代で、それぞれの設定を生かしたアクションを楽しめる『コール オブ デューティ ブラックオプスII』。本当に贅沢な作品だなと思います。この世に生まれたからには、世界の1つでも救ってみたいじゃないですか。そんな人にぴったりの作品ですので、ぜひプレイしてみください!! (マグナム野栗鼠)
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