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2012年12月18日(火)

SCEから『FF』&『メタルギア』に感謝の気持ちを込めて♪ “究極のキャラ弁”プロジェクト贈呈式の模様をお届け

文:電撃オンライン

 本日12月18日、SCE本社にて“究極のキャラ弁”プロジェクトで制作されたキャラ弁の贈呈式が行われた。

“究極のキャラ弁”

 このプロジェクトは、生誕25周年を迎えた『ファイナルファンタジー(以下、FF)』シリーズと『メタルギア』シリーズの開発スタッフへ、SCEが功績と感謝の意を表してキャラ弁を贈る企画。登場キャラクターや心に残る名シーンを題材にして作られるキャラ弁は、ユーザーの意見を取り入れてデザインされた。

 最初に、SCEプレジデントの河野博さんが登壇し、開幕のあいさつを行った。あいさつの中では、スタッフから17年の歴史を持つ“プレイステーション”ブランドを大きく支える2タイトルが迎えた25周年を祝う企画として、皆で盛り上げられて思い出に残るような、楽しい企画としてこのプロジェクトが立ち上がったと明かした。

“究極のキャラ弁”
▲河野弘プレジデント

 『FF』シリーズを代表して登壇したのは、北瀬佳範プロデューサー。初代『FF』がリリースされたのは25年前の本日と同じ12月18日で、当時大学生だった北瀬プロデューサーも、神秘的なビジュアルと感動的なストーリーをユーザーとして楽しんでいたという。北瀬プロデューサーは、『FF』に携わってから20年間の中で色々なイベントや商品が展開されたが、弁当になったのは始めてなので楽しみにしているとコメントした。

“究極のキャラ弁”
▲左から、北瀬佳範プロデューサー、小島秀夫監督、新川洋司さん。

 『メタルギア』シリーズからは、小島秀夫監督と新川洋司さんが登壇した。小島監督は、自身の制作した『メタルギア ソリッド(以下、MGS)』について、長期間中断していた『メタルギア』シリーズを、プレイステーションの登場を受けて“立体”を意味する“ソリッド”を冠して復活させたタイトルだと紹介。『MGS』は、そこからプレイステーションブランドと一緒に歩んできたシリーズなので、SCEには非常に感謝していると述べた。また、母が料理下手だったので弁当に関していい思い出がないが、逆にキャラ弁には期待しているとも語っていた。

 新川洋司さんは、KONAMIで働き始めてずっと『メタルギア』シリーズに携わっているが、「長期にわたって楽しく仕事ができるうえに、ユーザーにも楽しんでもらえるような仕事はなかなかない」とコメント。本日のキャラ弁贈呈にあたっては、昼食を少なめにしてきたと語り、準備万端の様子を見せていた。

 次はいよいよ“究極のキャラ弁”の贈呈。河野プレジデントから、北瀬プロデューサーと小島監督に紫の風呂敷に包まれた大きな重箱が手渡された。“究極のキャラ弁”が詰め込まれたお重は、以前お伝えした通りPS3型のデザイン。さらに、箸袋に入れられていた箸置きは『DUALSHOCK 3』型で、ディスクスライドを開けるとプレコミュでファンから募ったメッセージが仕込まれていた。

“究極のキャラ弁” “究極のキャラ弁”
“究極のキャラ弁” “究極のキャラ弁”
▲いざ、開封!▲『DUALSHOCK 3』型の箸置き。

 ファンからのメッセージを受けて北瀬プロデューサーは、作品が1人のユーザーの考え方や生き方にも影響を与える力があることをうれしく思うとともに、責任感を改めて感じたと語った。また小島監督は、リリース当時の『メタルギア』は賛否両論だったが、25年経った現在では非常に高い評価を受けているので、シリーズを続けてきた成果を噛みしめていると、歩んできた25年間を振り返っていた。

“究極のキャラ弁”
▲ファンからのメッセージが込められたカード。両タイトルから2通ずつのメッセージが代表として読み上げられていた。

→気になる重箱の中身がいよいよ公開!(2ページ目へ)

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