2012年12月20日(木)
アルケミストは、本日12月20日に発売するPSP用ソフト『水平線まで何マイル? -ORIGINAL FLIGHT-』のストーリー情報を公開した。
本作は、2008年にPC用ソフトとしてはリリースされた『水平線まで何マイル?』を、PSP用に作り直したもの。移植に際して、原画や彩色、シナリオのオリジナルスタッフが集結し、新ヒロインの追加や書き下ろしシナリオが用意される。グライダー大会を通して、仲間とともに努力するという青春ストーリーが描かれる。
先週、先々週に続いて、本作のストーリー情報が公開された。今回は、小うるさい報道委員会委員長・千鳥水面(ちどり みなも)と、宇宙に憧れる気弱な転校生・香椎真澄(かしい ますみ)のストーリーとスクリーンショットだ。水面はシナリオが一新され、真澄は喜多村英梨さんが演じる新ヒロインということで、どちらも注目しておこう。
千鳥水面 (ちどり みなも) |
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▲CV:柚原有里 |
内浜学園一年生で、報道委員会委員長。キャンキャンうるさく「内浜学園のパパラッチ」と言われるトラブルメーカーだ。中学時代の朋夏と空太を知っており、やけに空太を敵視する。
一生懸命なのにいつも空回りしているので疫病神と揶揄(やゆ)されることもあるが、スクープを追い続け今日も走る。宇宙科学会への解散指示を知り、密着取材と称してやってくる。
【特性】報道魂:取材をし、その人のことをもっとよく知りたがる。基本的には自己満足なのだが、自分が知った取材対象の素晴らしいところを多くの人に知ってもらいたいと思っている。サポート系が得意なので、実は空太と属性が近しい。
【物語テーマ】“仕舞ってあった本当の想い”:一年生ながら報道委員会の委員長を務め、代々受け継がれている古いカメラを片手にスクープをモノにするために走り回る。怠惰な宇宙科学会は解散させ、朋夏には別の活動で頑張ってほしいと思っている。
いつも元気いっぱいの水面。中学時代から朋夏のことを慕っているため、いつも一緒にいる主人公・空太を敵視している。学内予選会の前に“取材を受ける”を選択すると水面ルートへ。
水面は学内予選会、その後の合宿にも度々顔を出す。頑張っている人の様子を多くの人に伝えたい、これが水面の原点だ。
中学時代、水面が撮った1枚の写真が空太・朋夏・水面、3人の関係を大きく変えるきっかけに。この写真に隠された想いとは!? 水面と真澄は、他ヒロインの後日談に当たる部分も含めてストーリーが展開するようだ。
香椎真澄 (かしい ますみ) |
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▲CV:喜多村英梨 |
人付き合いが苦手な転校生で、内浜学園二年生。海上都市の生活でまわりになじめなかったために他人との付き合いを恐れている。いつか宇宙へ行ってそこで仕事をしたいと思っている。宇宙科学会には在籍していない。重度の方向音痴。
【特性】宇宙への憧れ:両親は軌道エレベーターの地上側の基部となる海上都市の開発に携わっており、本人も宇宙に対して強い憧れを持っている。だからといって肉体を鍛えているわけでもないし、知識もまだまだ不足している。ただの憧れでしかない。
【物語テーマ】“人とのつながり”:何事にも臆病で他人を恐れているので友だちもできないでいたが、自分を大切にしてくれる空太に安心を見い出すことで少しだけ変わっていく。
真澄はPSP版の新規キャラクターで、転校生としてやってくる。比較的早い段階で登場を決定付ける選択肢が登場。また、教官からの“アドバイスをもらわない”ことが、真澄ルートへの条件となる。
残念ながら学内予選会で負けてしまった宇宙科学会。解散を免れるための実績作りとして、流星雨の観測をすることに。真澄もこの合宿に加わる。
合宿を通じてひかれあう空太と真澄。付き合うことになった2人の行動が周囲を巻き込む騒動に……。
(C)アトリエハイキー/Alchemist
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