2012年12月19日(水)

まったく、小学生は最高……にヤリすぎだぜ!! 『サウスパーク』のゲームは過激ギャグが満載!【週刊洋ゲー通信 12/8~12/14】

文:電撃オンライン

 この“週刊洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は12月8日から12月14日にかけて公開された新情報から、11個の話題をお届け。年末も押し迫って、2013年の期待作に関するニュースが続々と到着している。その一方で、名作ゲームのアニバーサリーを祝うスペシャルなソフトの話題も! 気になる海外の最新動向は、このコーナーでチェック!

今週のトピック(※気になる見出しをクリックしてください)

■絶海の孤島でサバイバルを繰り広げる新生『トゥームレイダー』の最新トレーラー映像が公開! 若きララが弓矢を手にして立ち向かう相手はなんと鎧武者!?

■“エマージェンス・デー”から30日後の惑星セラを舞台にベアードたちの死闘が始まる! 『ギアーズ オブ ウォー:ジャッジメント』のハイクオリティな最新映像は必見!

■小学生たちのファンタジーRPGごっこが町を揺るがす大騒ぎに!? 『サウスパーク:ザ・スティック・オブ・トゥルース』は、TVアニメと同じく過激なギャグが満載!

■血で血を洗う凄惨なバトルを生き残るのは一体誰なのか? 『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』のマルチプレイ対戦にスポットを当てた最新トレーラーに注目

■スキンヘッドの暗殺者“エージェント47”の過去の仕事をまるごと追体験! シリーズ3作品をHDリマスターした『ヒットマン:HDトリロジー』が海外で発売決定

■前作同様の高難度モードも予約特典によって追加可能に! 核戦争後のサバイバルを描いたFPS『メトロ:ラスト・ライト』の最新プレイ映像が公開

■一緒に探索しているはずのパートナーが体験するものは!? SFサバイバルホラーACT『デッドスペース3』は協力プレイでストーリー展開が変化する!

■idソフトウェアのオープンワールドFPS『Rage(レイジ)』発売から1年以上を経て新たなミッションを追加するDLCが満を持してリリース!

■『キャッスルクラッシャーズ』を生んだザ・ベヒーモスの新作ACT『バトルブロックシアター』の開発が最終段階に!

■冬のロシア戦線を完全再現したグラフィックが圧巻! 第2次世界大戦の軍隊を操るRTS『カンパニー・オブ・ヒーローズ2』は最大4vs4のマルチプレイが可能に

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■絶海の孤島でサバイバルを繰り広げる新生『トゥームレイダー』の最新トレーラー映像が公開! 若きララが弓矢を手にして立ち向かう相手はなんと鎧武者!?

 21歳の若きララ・クロフトが日本近海の孤島に漂着し、大自然や悪人たちを相手にサバイバルを繰り広げるという、人気シリーズの内容や設定を一新した超大作ACT『トゥームレイダー』。先週アメリカで放送されたTV番組“ビデオゲームアワード(VGA)”で、6月のE3以来となる同作の最新トレーラー映像が公開された。

 この映像では、ララが悪人たちと弓矢を武器にして戦ったり、谷底へ転落したりと、危機また危機の連続がスリリングに描かれている。その一方で、漂着した船の船長らしき男性と会話を繰り広げるといった、静かなドラマも用意されている。そして映像の後半では日本の城の天守閣らしき建物や、戦国時代風の鎧を身にまとった戦士の姿も!? なんとも見どころ満載なこの作品は、海外では2013年3月5日に発売予定。日本でもPS3/Xbox 360用ソフトとして、2013年に発売される予定だ。

(参考サイト:『トゥームレイダー』アメリカ公式サイト

■“エマージェンス・デー”から30日後の惑星セラを舞台にベアードたちの死闘が始まる! 『ギアーズ オブ ウォー:ジャッジメント』のハイクオリティな最新映像は必見!

 Xbox 360用ソフト『ギアーズ オブ ウォー:ジャッジメント』のニュースをご紹介しよう。SF・TPSの人気シリーズ最新作となる今作では、これまで脇役だったベアードを主人公にして、地底人ローカストが惑星セラの地上に出現して人類の攻撃を開始した“エマージェンス・デー”から30日後という、シリーズの過去の物語が描かれることになる。

 今回の映像でも、大量のローカストが押し寄せる中で戦いを繰り広げるベアードたちの姿や、見渡す限りの街が炎上する光景などが、ハイクオリティなCGで描き出されている。また、ベアードたちが手錠につながれて、仲間であるはずの軍隊によって連行されているシーンも公開されており、物語の展開が気になるところだ。本作は日本でも、2013年3月21日に発売予定となっている。

(参考サイト:『ギアーズ オブ ウォー:ジャッジメント』キャンペーン・プレミア映像(※リンク先はYouTube)

■小学生たちのファンタジーRPGごっこが町を揺るがす大騒ぎに!? 『サウスパーク:ザ・スティック・オブ・トゥルース』は、TVアニメと同じく過激なギャグが満載!

 日本でもスカパー! などで放映されているアメリカの人気TVアニメをゲーム化した『サウスパーク:スティック・オブ・トゥルース』。アメリカの田舎町サウスパークに住むカートマンたち5人の小学生は、それぞれが魔法使いや戦士になりきって、ファンタジーRPGごっこを開始することに。

 今回発表されたトレーラーの映像によると、プレイヤーは新たに転校してきた小学生として、彼らとともに冒険を繰り広げていくようだ。切り絵風のシンプルな絵柄の原作アニメを、ゲーム画面で完全に再現。原作者が全面協力していることもあって、アニメのユニークなゲストキャラが次々と登場して、TVそのままの過激なギャグを披露している。本作はPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、海外では2013年中に発売予定。日本でもぜひ発売してほしい!

(参考サイト:『サウスパーク:ザ・スティック・オブ・トゥルース』公式サイト

■血で血を洗う凄惨なバトルを生き残るのは一体誰なのか? 『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』のマルチプレイ対戦にスポットを当てた最新トレーラーに注目

 海外のプレイステーションで圧倒的な人気を誇るACT『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズの最新作である『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』には、シリーズ初となるマルチプレイ対戦が用意されている。

 このほど、本作のマルチプレイにスポットを当てた、最新トレーラー映像が公開された。ハンマーや剣などそれぞれ特徴的な武器を操る戦士たちが凄惨なバトルを繰り広げ、最後に勝ち残った勝者が巨大なモンスターに戦いを挑むという、本作のマルチプレイのイメージを見事に表現した映像となっている。プレイヤー同士の攻防や、『ゴッド・オブ・ウォー』らしい過激なフィニッシュなど、プレイが楽しみになる要素がいくつも確認できる。海外では年明けの1月8日より、有料サービス“PlayStation Plus”メンバー向けのベータテストも始まるとのことだ。海外で2013年3月12日に発売される本作は、日本でもPS3専用ソフトとして2013年中に発売の予定だ。

(参考サイト:PlayStation.Blog

■スキンヘッドの暗殺者“エージェント47”の過去の仕事をまるごと追体験! シリーズ3作品をHDリマスターした『ヒットマン:HDトリロジー』が海外で発売決定

 謎の組織“エージェンシー”の依頼を受けて、暗殺任務を実行していくスキンヘッドの暗殺者“エージェント47”の活躍を描いたステルスACT『ヒットマン』シリーズ。最新作となる『ヒットマン アブソリューション』が日本でも2013年1月24日に発売されるが、これまでコンシューマ機で発売された過去3作品をHDリマスター化して収録したPS3/Xbox 360用ソフト『ヒットマン:HDトリロジー』が海外で発表された。

 PC版のみの第1作は収録されていないが、それ以降のシリーズの歩みを、このソフト1本で辿ることが可能だ。『ヒットマン』シリーズの過去作品はPS2や初代Xboxで発売されたため(第4作『ヒットマン:ブラッドマネー』は、日本ではXbox 360版のみ)、PS3やXbox 360で気軽にプレイできるようになったのは、ファンにとっては嬉しいところだろう。本作は北米で2013年1月29日、欧州で2月1日に発売される予定。最新作に合わせて、日本でもリリースされることを期待したい!

(参考サイト:『ヒットマン』シリーズ アメリカ公式サイト

■前作同様の高難度モードも予約特典によって追加可能に! 核戦争後のサバイバルを描いたFPS『メトロ:ラスト・ライト』の最新プレイ映像が公開

 核戦争によって壊滅し、放射能に汚染されたモスクワで、地下鉄構内に避難した人々が独自のコミュニティを築き上げて、奇怪なミュータントと戦うサバイバルを描いたFPS『メトロ2033』。その続編として現在開発が進んでいる『メトロ:ラスト・ライト』の最新トレーラー映像が公開された。

 このトレーラーは、神が世界を7日間で作り上げたという聖書の“創世記”を引用して、核戦争後の荒廃した世界を語るという、重厚でシリアスな内容となっている。地下に閉じこもった陰鬱な生活や、ミュータントとの壮絶な戦闘など、本作の重苦しい世界観がヒシヒシと感じられる。また本作の海外での予約特典として、前作でもリリースされた“レンジャーモード”のDLCが用意されることも発表された。入手可能な弾数が少なくなり、難易度がさらに上昇。過酷なプレイを本作でも再び体験できるようだ。本作は2013年3月に、PS3/Xbox 360/PC用ソフトとして海外で発売される予定だ。

(参考サイト:『メトロ:ラスト・ライト』“創世記”トレーラー
(参考サイト:『メトロ:ラスト・ライト』公式サイト

■一緒に探索しているはずのパートナーが体験するものは!? SFサバイバルホラーACT『デッドスペース3』は協力プレイでストーリー展開が変化する!

 宇宙を舞台にしたSFサバイバルホラーACTとして、海外で絶大な人気を誇るTPS『デッドスペース』シリーズ。その最新作として開発中の『デッドスペース3』には、従来の主人公アイザック・クラークを操作するシングルプレイに加えて、新登場のジョン・カーバーと2人で探索する、シリーズ初の協力プレイも用意されている。

 今回発表された最新プレイ映像によると、協力プレイの際には相棒であるジョン・カーバーの身に異変が発生し、もう1人のアイザックには見えないものが見えたりするといったことが起こるようだ。これにより、シングルプレイとはまた異なった展開が楽しめるという。いかにもホラーならではのユニークな要素だけに、実際にプレイするのが楽しみだ。同作はPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、海外で2013年2月5日に発売される予定だ。

(参考サイト:『デッドスペース3』公式サイト

■idソフトウェアのオープンワールドFPS『Rage(レイジ)』発売から1年以上を経て新たなミッションを追加するDLCが満を持してリリース!

 『DOOM』『QUAKE』で現在のFPSのスタイルを築き上げたidソフトウェアが制作した、初のオープンワールドFPSである『Rage(レイジ)』。この作品が発売されてから1年以上(日本発売は2011年10月)を経て、本作に新たなミッションを追加するDLC“スコーチャーズ”が配信開始。

 荒廃した近未来世界を舞台にした本作では、マップ上の各地を危険な盗賊たちが支配しているが、このDLCではそのタイトル通り、“スコーチャーズ”と呼ばれる盗賊団の支配する新たなエリアが6つ追加されることになる。さらに、ミュータントと戦う過激なTV番組“ミュータントバッシュTV”の新ステージが追加される他、“ウルトラ・ナイトメア”と呼ばれる高難易度モードや、ストーリークリア後もそのままゲームが楽しめる要素など、盛りだくさんの内容が追加されている。

(参考サイト:ベセスダ・ソフトワークス公式ブログ

■『キャッスルクラッシャーズ』を生んだザ・ベヒーモスの新作ACT『バトルブロックシアター』の開発が最終段階に!

 PS StoreやXbox LIVEアーケードで配信中のベルトスクロールACT『キャッスルクラッシャーズ』の開発に加えて、東京ゲームショウにブースを出展していたことでも知られているインディーズ・デベロッパー、ザ・ベヒーモス。

 同社が長期にわたってじっくりと制作している次回作『バトルブロックシアター』の開発が、いよいよ最終段階に入ったことが、同社の公式ブログで発表された。発売まではまだしばらく時間がかかるとのことで、具体的な発売日は発表されていないが、すでに世界各国のレーティング審査も終了しているという。ちなみにCEROはB指定(12歳以上対象)とのことで、日本での発売もすでに視野に入っているようだ。ネコの警官に捕らえられた奇妙なキャラクターたちが、ブロックを操作して脱出を目指す協力ACTという本作は、Xbox LIVEアーケードで配信される予定。正式にリリースされる日が待ち遠しい!

(参考サイト:ザ・ベヒーモス開発ブログ

■冬のロシア戦線を完全再現したグラフィックが圧巻! 第2次世界大戦の軍隊を操るRTS『カンパニー・オブ・ヒーローズ2』は最大4vs4のマルチプレイが可能に

 第2次世界大戦で登場した兵器を駆使して対戦するミリタリー系RTSとして、PCの世界で高い評価と人気を獲得した『カンパニー・オブ・ヒーローズ』。米軍や英軍がドイツ軍と激突する西部戦線を舞台にした前作に続いて、雪に覆われたロシアの大地でソ連軍とドイツ軍が戦う最新作『カンパニー・オブ・ヒーローズ2』が開発中だ。

 今回発表された最新トレーラー映像でも、ドイツ軍のタイガー戦車やソ連軍のT-34戦車、そして“カチューシャ”と呼ばれるロケット砲など、多彩な兵器が迫真のグラフィックで描き出されていることがよくわかる。さらに、前作のマルチプレイでは1対1の対戦が可能だったが、本作では最大4vs4の対戦が可能になっているとのことで、チームプレイで大いに盛り上がりそうだ。海外では2013年初頭に、PC専用ソフトとして発売の予定。前作同様、日本での発売も期待したい。

(参考サイト:『カンパニー・オブ・ヒーローズ2』公式サイト