2013年1月15日(火)
これら見た目の変化やメニュー周りの変更に目が行きがちだが、今回のリニューアルでの最も大きな変更点は、ゲームとビデオの両コンテンツが一括管理されている点だ。これまではゲームとビデオのコンテンツは完全に別々に分けられており、購入も別々に行われていた。例えばゲームコンテンツをカートに入れたあと、購入せずにビデオへ移行してしまうと、ゲームのカートはリセットされてしまっていた。
これが刷新された新しいPlayStation Storeでは、ゲームもビデオも関係なく、共通のカートが用意されて、まとめて購入処理を行うことができる。これまでできなかったことが意外だが、素直に使いやすくなったのはうれしいところ。もちろん今まで通り、1コンテンツずつ購入することも可能だ。ただし、現状ではレンタルと購入を一度にまとめて処理することはできない。
またコンテンツを選択し、購入画面に移行した際、関連するコンテンツも表示される。ゲーム本編を購入しようとすると、関連する追加コンテンツや体験版、PVまたはビデオコンテンツなどもセットで表示されるので、ゲーム本編の購入時に追加コンテンツなども把握できるようになった。
バナーや左サイドに表示されるメニューを選んでいくと、選んだ項目に関連したコンテンツが表示される。この時、関連するコンテンツが大量にある場合は、ズラリとリストが表示されるが、リストの上部にはバーが設けられており、“フィルター”の項目を選ぶことができるようになっている。この“フィルター”を利用すれば、大量にリスト化されたコンテンツの中から、目的のコンテンツを絞り込んでいくことが可能だ。
フィルターから選べる項目には、ゲームコンテンツだと“ジャンル”や“価格”、“発売日”や“周辺機器”といったものが用意され、ここから2段階まで絞り込むことができる。例えば“ジャンル”で絞り込む場合、そこからさらに“アクション”や“アドベンチャー”、“RPG”などの項目を選択可能。
またリスト表示時の上部バーには、“フィルター”だけでなく“並び替え”も用意。発売日の降順・昇順といった並び替えも行うことができるようになっている。取り扱うコンテンツが非常に多いだけに、目的のコンテンツをさまざまな方法で抽出できるようになったのはうれしいポイントだろう。
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