2013年1月23日(水)
日本一ソフトウェアと言えば、1億ダメージ以上を叩き出せるほどキャラクターを超育成できる“やり込みゲーム”のイメージがありますよね。それはもちろん、『神様と運命革命のパラドクス』でも健在です。
日本一ソフトウェアのファンならおなじみの、レベル上げやレアアイテム集めに役立つ修行用のランダムダンジョン“練武の●●”。今回もゲームを進めると、“練武ダンジョン”というランダムダンジョンに潜れるようになります。ここに潜ると、30分ほど適当に敵を倒すだけでも軽く50レベルくらい上がり、レア度が高い装備もザクザク手に入ります!
“練武ダンジョン”は特にギミックがないスタンダードなダンジョンなので、あまり深く考えずにガンガン突き進める部分もポイントです(厳密には、“アイテム使用不可”など、特殊な制限がつく部屋もありますけど)。個人的には、ほどよく脳筋プレイができるゲームのほうが、時間を忘れて没頭してプレイし続けてしまう傾向があるので、このダンジョンはマジで時間泥棒です(笑)。
これは“練武ダンジョン”に限りませんが、ゲームプレイ中の音楽は、自分が好きな曲に変更することができます。僕は“練武ダンジョン”の音楽をハイテンションなヴォーカル曲にして潜ることが多いのですが、ノリノリでプレイし続けてしまい、気がつけば徹夜なんてこともザラでした。
こんな風に、“練武ダンジョン”はレベル上げに役立つ一方、最深部までクリアしようとするとかなり難易度が高いので、歯ごたえがあるやり込み要素としても楽しめます。末永く遊び続けられますので、僕のように意思が弱い人は、遊び過ぎにご注意ください!
特に某ハック&スラッシュ系ゲームで、ミスリル掘りやルーン刻みに夢中になってしまった人はご注意ください。ミスリル掘り=練武ダンジョン潜り、ルーン刻み=神体改造での聖魂の素セットという感じで、黙々とゲームをプレイすれば着実にキャラクターが強くなっていくので、止め時を失ってしまって大変なことになりますよ……。
▲ファンにはおなじみの“練武”の名を冠したランダムダンジョンが登場。ぶっちゃけ、ここに潜り始めるとレベルアップが楽しくなりすぎて、何度も何度も潜ってしまいます。そして、気がつくとメインストーリーを進めるのを忘れて、1週間以上もレベル上げを楽しんでしまうことに……。ヤバイです、仕事になりません(笑)。 |
ちなみに、“永遠の次回作の主人公”ことアサギをはじめ、さまざまなゲストキャラクターが登場するエクストラダンジョンも、遊びがいがあって楽しいです。基本的にはめちゃくちゃ難易度が高いので、初挑戦の際はザコの一撃で即戦闘不能となり、ポカーンとすることが多いですけどね(苦笑)。
▲サブイベント的なエクストラダンジョンには、別のゲームでおなじみのキャラがゲストとして登場することも! アサギの他、『ディスガイア』シリーズからもゲストが登場するようです。 |
ダンジョンRPGと言えば、一歩歩くごとに武器を振って罠がないか確認したり、敵に倒されないように安全なルートを探したりと、とにかく安全第一のプレイスタイルが基本だと思います。ただ、『神様と運命革命のパラドクス』はキャラクター育成の自由度が高いこともあって、そこまで慎重にプレイする場面は少ないです。主人公が強いので、むしろ無双ばりに敵をなぎ倒しながら進むことが多いと思います。これはこれで、スカっとして楽しいです。
個人的には、もはやA・RPGを遊んでいるような感覚ですね。アナログスティックを利用したショートカットコマンドも豊富で、直感的にプレイできるので、なおさらアクションゲームっぽく感じます。
ザコがそんなに強くない分、逆に手ごわく感じるのがダンジョンごとのギミックです。大砲を使って移動するなど、パズル的なギミックも多いので、ダンジョン探索が単調になりません。また、ダンジョンの最深部で戦うボス戦も、力押しでは倒せないことが多く、頭を使ってプレイすることになります。
▲ダンジョンのギミックは、いい意味でヘンテコなものばかり。よくもまあ、こんなにユニークな仕掛けを考えたものです。 |
ちょっとした例外となるのが、ランダムで出現することがある超強敵です。この敵は主に“練武ダンジョン”で登場するもので、普通に戦ったらまず勝てないほど、絶望的に強いです。マップでは紫色の点で表示されるので、むしろ戦わずに逃げるべき相手となるのですが、さまざまなアイテムを駆使すると、この超強敵を倒せる場合もあります。相手を麻痺させて、安全な遠距離から攻撃するとか、ドーピング系のアイテムをガンガン使ってから、必殺技で押し切るとか、この時ばかりは工夫して戦うことが重要です。
頭を使って超強敵を倒した時の達成感はすごいですし、莫大な経験値やレアなアイテムを入手できることもあります。……とはいえ、そんな誘惑に負けて手を出して、あっさりワンパンチでやられて悔し涙を流すことも多いですけどね。
▲ボス戦も、ちょっとした閃きが大事になるパズル的な要素があることが多いです。余談ですが、基本的にボス戦の音楽はヴォーカル付きの曲なので、単純にテンションが上がりまくります! |
→“パラドクス”に込められた意味とは? ストーリー展開が熱すぎる!(3ページ目へ)
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