竹達彩奈さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんといった女性声優陣の声に癒されたい人必見！ 『ガールフレンド（仮）』プロデューサーインタビュー

文：葛城亮

▲新人声優の堀出葵ちゃん。

　声優ファンや美少女恋愛ゲームファンのツボを押さえた『ガールフレンド（仮）』だが、なんとプロデューサーは女性であることが判明。

　そこで電撃オンラインでおなじみの新人声優の堀出葵ちゃんが、「同じ女性だから、お願いすればゲームに出演させてくれるかも」と、無謀な野望を胸にインタビューへ同行。プロデューサーだけが知る声優さんのマル秘エピソードや今後の展開など、いろいろと聞いてみた！

■出演声優をモデルにしたキャラクターも！　声優エピソード満載の横山Pインタビュー

▲『ガールフレンド（仮）』のプロデューサー・横山祐果さん。

堀出 葵さん（以下、堀出）：新人声優の堀出葵、19歳です。本日はよろしくお願いします！　横山さんはTVCMで見たままの美人さんですね！

横山祐果さん（以下、横山）：私を褒めても、すぐにゲームに出演できたりしませんよ（笑）。でも、TVCM出演が決まった時は、「まさかこんなことになるなんて……」という気持ちでいっぱいでしたね。今はもう落ち着きましたが、会社の同僚や知人からは、CMで連発したセリフの「萌えます」をよくモノマネされましたね。

堀出：ゲームに出演なんて……あはは（堀出の野望が音を立てて砕け散った）。えーっと、出演されている声優さんがすごく豪華ですよね。尊敬している声優さんも出演されているので、ゲーム中のボイスを何度もリピートして聞いてます（笑）。

横山：そうですね、声優さんの豪華さや豊富さがこのゲームの一番の特徴です。女の子との仲を進展させたり、デートに誘った時など、ユーザーさんがゲーム内で達成感を感じるところで女性声優さんのボイスが入るので、すごく盛り上がると思います。アニメやゲームで一度は声を聞いたことのある有名声優さんがたくさん出演されているので、ゲームやアニメが好きな人でしたら、知っている声優さんが何人もいると思います。

▲レア以上のカードには必ずボイスが付いている。		▲一度でも聞いたことがあるボイスは何度も視聴可能。		▲好感度MAX後は、その時のアニメーションを何度も見ることができる。

堀出：こんなに豪華な声優さんたちを起用した理由はなんでしょうか？

横山：企画段階からオリジナルの美少女恋愛ゲームを作ろうと決まっていましたので、女の子に愛着を持ってもらうにはどうしたらいいのか、悩みの種でした。登場する女の子はかわいい女子高生や女性教師だと決まっていたので、それならイメージに合う女性声優さんに声をあててもらおうと思ったのが、一番の理由ですね。

堀出：ボイス付きのカード（女の子）が多いので収録が大変だったのではないでしょうか？

横山：ボイスがつかないノーマルやハイノーマルのカードと、ボイスが付くレア以上のカードの差別化を図りたかったというのもありますが、本作のコンセプトが“声で癒される”だったので、とにかく声の出るカードを作りたかったんです。人気声優さんのスケジュール調整はとても大変でしたが、キャラクター設定やイメージともっとも相性のよい声優さんに演じていただきました。

堀出：大勢の声優さんが参加されていますが、横山さんの個人的にファンという声優さんはいらっしゃいますか？

横山：茅野愛衣さんですね。私は茅野さんが出演していたアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のめんま（本間芽衣子）役の演技を見てファンになりました。ファン目線で恐縮ですが、『ガールフレンド（仮）』にも絶対に出演してほしいと思っていたので、実現してすごくうれしいです。

▲茅野愛衣さんが演じる夢前春瑚は、のんびりとした性格の持ち主で、草花を愛する心優しい女の子だ。

堀出：声優さんの性格が反映されたキャラクターがいるというのは本当なんでしょうか？

横山：いますよ。一番わかりやすいのは、原田ひとみさんにキャラクターボイスを担当していただいた望月エレナですね。昨年、東京の秋葉原UDXスクエアで実施したイベントでもネタにされていましたが、原田さんはかわいい女性が大好きだと聞いていたので、エレナも同じような性格です。性格もそうですが、胸が大きいのも似ていますね（笑）。

堀出：性格だけじゃなく、見た目も似せているんですね（笑）。

横山：他には、竹達彩奈さんに担当していただいている小日向いちごちゃんも、苺が好きという竹達さんの特徴を反映しています。あとは上坂すみれさんがロシア好きなのでロシア人のユーリヤ・ヴァルコワという女の子を演じていただきました。ユーリヤは外国語なまり？みたいなしゃべり方なのですが、上坂さんに楽しんで演じてもらったと思います（笑）。

▲左から順に、望月エレナ（CV：原田ひとみ）、小日向いちご（CV：竹達彩奈）、ユーリヤ・ヴァルコワ（CV：上坂すみれ）。中でも望月エレナは、原田さんに演じてもらう前提でデザインしたとのこと。

堀出：「ハラショー！」とか言わないんですか!?

横山：ないですね……、あはは。

堀出：あはははは！

堀出：複数の作家さんがゲーム内のイラストを描いているソーシャルカードゲームが多いと思いますが、『ガールフレンド（仮）』ではQP:flapperさんお1人で担当されているんですね。

横山：世界観がブレないように、QP:flapperさんのイラストで統一しています。どの女の子にもしっかりと個性を持たせていて、それをQP:flapperさんが絶妙なアレンジを加えて描いてくださるので、とてもかわいらしい女の子になっています。

堀出：みんなすごくカワイイですよね！　私の1番のお気に入りは、美容師見習いの新垣雛菜ちゃんです。遊んでいて最初にカードが出た時、思わず「運命の出会いだ」って思いました！

▲堀出 葵ちゃんイチオシの新垣雛菜（CV：米澤円）。ピンクと紫の個性的なへアカラーや美容師見習いらしくクシやハサミを両手に持っているポーズが印象的だ。

横山：気持ちはわかります（笑）。

堀出：今後もQP:flapperさん以外の作家さんが参加されることはないんですね？

横山：断言しますが、他の作家さんが参加することはありません。先ほどもお話したように、世界観の統一を図るためにQP:flapperさんにデザインをお願いしているので、今後もその方針はしっかりと継続していきます。

堀出：QP:flapperさんは大変だと思いますが頑張ってほしいですね！　ちなみに、QP:flapperさんってどんな方なんですか？（ドキドキ）

横山：執筆を依頼する前は、「人気のある作家さんだから、気難しい人だったらどうしよう……」という不安もありましたが、実際にお会いしてみたら非常に気さくで優しい方でした。すんなりお仕事を引き受けていただけましたし、現在も一緒に楽しくお仕事をさせていただいています。

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データ

関連サイト

• 『ガールフレンド（仮）』公式サイト