2013年2月6日(水)
コーエーテクモゲームスは、2月28日に発売するPS3用ソフト『真・三國無双7』完成発表会を、東京のラフォーレミュージアム 六本木にて開催した。
本作は、シンプルな操作で多数の敵を撃破する“一騎当千の爽快感”を味わえる『真・三國無双』シリーズの最新作。多数の新キャラクターの参戦や、これまで以上にドラマティックなストーリー展開により、誰もが楽しめる作品になるという。新アクションシステムや、やりこみ要素なども用意される。
完成発表会には、コーエーテクモゲームス代表取締役の襟川陽一氏や、SCEプレジデントの河野弘氏に加えて、鈴木亮浩プロデューサーが登場。期待するコメントや本作の魅力などを語った。他にもゲストが登場し、さまざまなトークが展開された。
▲襟川陽一氏 |
最初に登場したのは襟川氏。1作目の『真・三國無双』は2000年8月にPS2で発売された。それ以降『6』までリリースされ、昨年末には全世界で3,000万本を出荷。世界中のユーザーに愛される作品になっていることを説明した。
無双シリーズは現在、『戦国無双』、『ガンダム無双』、『北斗無双』、『ワンピース無双』、さらには『無双 Online』、ソーシャルゲームなど多岐に渡っているが、その原点は『三國無双』にある。歴史をアクションゲームとして楽しめるようにしたいという、開発スタッフの熱き気持ちによってシリーズが生まれたことが改めて明かされた。
最新作の『7』は、“究極の無双”をコンセプトに、かなりの力を入れて開発されてきたとのこと。実際にプレイした襟川氏は、『6』をはるかに超えた作品に仕上がっているのを感じたと語っていた。
▲河野弘氏 |
続いて、河野氏が登壇。コーエーテクモゲームスがPSフォーマットでタイトルを出す時には、毎回呼ばれて祝辞を述べていることに対して「毎回お祝いできることを、幸せに思う」とコメントした。1997年にPSで発売された『三國無双』に続いて、2000年にPS2でリリースされた『真・三國無双』。その後もシリーズは、PSフォーマットと一緒に進化の道を歩んできた。同シリーズについて河野氏は“かけがいのない大切なタイトル”と解説。本作はユーザーの期待も高いということを受けて、SCEとしてもバックアップしていくことを明言した。
▲鈴木亮浩プロデューサー |
鈴木プロデューサーは、11月の初報以降、毎週情報をリリースしてきたことについて、ユーザーの反響がよくてうれしいとコメント。続いて本作のコンセプトや、IFの要素を加えたストーリーモード、登場キャラクター、アクションについて説明した。
▲歴史好きなら想像する、“あの武将が生きていれば”や“あの戦いに勝利していたら”というIF要素も盛り込まれているストーリーモード。操作する武将によって、ステージの内容が異なるという。 |
▲新武将も多数参戦。デザインを変更した既存武将とあわせて、シリーズ最多となる70人以上のプレイアブルキャラクターが登場する。 |
▲アクションにもかなり力を入れているという。各キャラごとに3種の無双乱舞や3すくみの要素、覚醒などが足されている。 |
▲基地を拠点としてさまざまな戦闘に挑み、名声や仲間、素材を手に入れて基地を発展させていく“将星モード”。遊びごたえもかなりあるようだ。 |
▲ストーリーモードのIF要素。左は郭嘉が、右は周瑜が生きていた場合のイベントだ。 |
▲“将星モード”では、基地が発展することで銅雀台が建造されていく。最終的に帝を迎え入れるとクリアになるが、クリア後も継続して基地をさらに発展させることもできる。 |
ここで、鈴木プロデューサーがゲームをプレイしながら、システムについて紹介。新武将の文鴦(ブンオウ)を使い、新武器種の擲槍(テキソウ)や、新アクションなどをアピールした。
▲文鴦でプレイしたのは、魏の“虎牢関の戦い”。董卓に対して、袁紹率いる連合軍が戦いを挑む戦いだ。 |
▲擲槍は槍としてはリーチが短めだが、投げることで遠くを攻撃できる武器。他にも、馬呼びや無双乱舞、新アクションを説明した。 |
▲3すくみが優勢の時には、敵武将の頭上に青いアイコン(画面左)が、劣勢の場合は赤いアイコン(画面右)が表示される。 |
▲ストームラッシュは、武器相性が優勢の時に敵武将を攻撃して、表示されたアイコンを削っていくと発動する。 | ▲ヴァリアブルカウンターは武器相性が劣勢時、敵のため攻撃時にR1ボタンで武器を変えると発生。さらに、武将の能力が短期間だが強化される。 |
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