NHN Japanは、兵庫・愛知・東京の3カ所を巡る全国キャラバン“ハンゲームキャラバン2012 冬”を昨年末から開催。その中から、2月16日に東京会場で行われたPC用オンラインA・RPG『エルソード』のイベントをレポートする。

　毎年恒例となっているこのイベント“エルトーク”は、プレイヤー同士と運営チームとの交流を目的としたもの。イベントが始まると、まず参加者全員がA～Gチームに分けられた後、それぞれのグループ内で『エルソード』への熱い思いを語り合う時間が用意された。

▲小森プロデューサー（左）、ゲームマスター・DDさん（中央）、ハンゲ太郎さん（右）らが司会を担当。3人はゲーム内キャラクターのコスプレで登場し、会場を盛り上げた。

▲会場内には、配布されるコインを使って回すガチャコーナーが設置されていた。景品も多種多様なものが用意されており、参加者も興味津々といった様子。

　ほどよく交流が交わされたところで、提示されたテーマをもとにグループ内で話し合い、発表をしていくトークセッションを実施。テーマは2つ用意され、それぞれ30分のトークタイムが設けられた。

　最初のテーマは“グループで考える2013年のアップデート”。単なる要望ではなく「自分たちが開発チームなら、どのようなアップデートをするか」という内容で話し合いが行われ、「ユーザーインタフェースの改善」「カットインのバリエーションを増やす」「新しい装備のカテゴリ追加」など、各グループからさまざまなアイデアが発表された。

　2つ目のテーマ“「ダンジョン」「決闘」に続く第3のコンテンツ”では、メインコンテンツに焦点を当てられたこともあり、より積極的な意見交換が見受けられた。発表では、PvPやエンドコンテンツ（やり尽くした人向けの要素）といった上級者向けなものから、チャットルームのようなコミュニティ性を強化する要素までの幅広い案が挙げられ、あいづちを打つ参加者も。中には「ハンゲレナ子を討伐する」といったユニークなアイデアも飛び出していた。

▲ファン同士の集まりだけあってみんなすぐに打ち解け合い、アットホームな雰囲気で意見交換が行われていた。

▲高い評価を得たグループは表彰され、副賞としてガチャコインが配布された。

　グループトークの次は、各グループ3名×2組を選抜し、ダンジョン攻略のタイムを競うタイムアタックが行われた。難易度が激ムズに設定された“アルテラコア”と“奉献の祭壇”に、アイテム使用禁止で挑むというハードな内容だったが、どのグループもかなりのスピードで攻略し、現役プレイヤーの腕前を披露。タイムアタックの結果は、第1試合“アルテラコア”が、Dグループの4分48秒。第2試合の“奉献の祭壇”は、Aチームの4分15秒がそれぞれ最速タイムを記録し、仲間たちと健闘をたたえあっていた。

▲どのチームも真剣そのもの。あまりの気迫にシャッターを切るのもためらうほどだった。

▲第2試合の“奉献の祭壇”は最速クリアの予想タイムを投票するイベントも催され、なんとピタリ賞を当てるプレイヤーが登場！　景品のガチャコイン10枚をゲットして満面の笑みを浮かべていた。

　その後サプライズ企画として、会場にいる参加者vsニコニコ生放送＆Ustreamで配信されていた生放送の視聴者による決闘が実施された。ルールはチームデスマッチで行われ、お互い終始1歩も譲らない攻防を展開。結果は視聴者側チームが勝利したものの、8対7という接戦を見せ会場を沸かせた。

▲会場側の代表を決める際はハンゲ太郎さんとのじゃんけんが行われ、多くの参加者がこれに挑戦。見事勝ち抜いた3人が視聴者側チームとの激戦を繰り広げた。

　最後に今後のアップデート情報として、レイヴンの第3次職“ベテランコマンダー”を発表。新スキル使用時の音声も先行公開され、実装日も2月27日予定と判明した。また、以前に行われたアバターデザインコンテスト入賞作も、3月13日に実装予定とのことだ。

▲レイヴンの新スキル“イグニッションクロウ”の音声が公開。CVを担当する宮野真守さんの声に、参加者から黄色い歓声があがった。

▲デザインは全アバター分用意されているので、お気に入りのキャラクターの衣装が、どのようにゲームで再現されるか楽しみにしておこう。

▲最後に記念撮影を行い閉幕。参加者全員、とてもいい笑顔で撮影にこたえてくれた。また、入口に置かれたフラッグには多くのメッセージが残されていた。

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データ

関連サイト

• 『エルソード』公式サイト