2013年2月23日(土)
「わたしの正体ですか? 見ての通り、通りすがりのメイドです」
【プロフィール】
●CV:ひと美
●Birthday:??
●Blood Type:??
●所属:??
●プレイヤーナンバー:??
●クリア条件:??
●PDA特殊機能:??
メイド服をまとい、チェーンソーで武装した異色のプレイヤー。自身を“メイド”と称し、主を求めて旅をしているなどと理解不能な発言を繰り返す。その行動理念と思考は常軌を逸脱し、目的のためなら手段を選ばない非情さと相まってバイオレンスな狂気を放つ。優れた動体視力と反射神経を持ち、卓越した戦闘技能で他のプレイヤーを圧倒する。何が目的でなんのために行動しているのか、すべてが謎に包まれた人物。
瞳の最初の設定での名前は“のりこ”でした。なぜ変更になったのかが、すでに昔すぎて記憶が彼方に行ってしまっています。もっとキレイな名前にしようというだけだった気がして仕方がないです(苦笑)。
当初のデザインでは、すごく優しそうなふんわりとウェーブのかかったロング髪のお姉さんでした。それから比べると、随分とスタイリッシュになった印象です。
瞳に関しては、個人的になんとか入れたかったなぁという没になったシーンがあります。琴美のことが好きな修平は瞳のことをまったく相手にせず、冷たくあしらっていたのですが、瞳は修平が銃で撃たれそうになるのをかばって自分が撃たれます。
「修平様さえ無事であれば……それでいいのです。もう何も必要ありません」
という瞳の身体を抱き寄せ、唇を重ね、
「お別れだ」
と修平が言うシーン。
このシーンがすごく印象的だったんですよね。とは言っても瞳には見せ場が多々あり、作品中で一番の人気を誇っているので、よいのでしょう。
瞳もデザインが二転三転しました。学生たちの中に1人メイドが紛れ込んでいるので、浮かないワケがないのですが……(笑)。周りと合わせて不自然にならないように、異色キャラとして固まったと思います。
いろんな意味において、謎で、反則なキャラクターですね。
よく格闘ゲームでもRPGでも、それが登場した(使われた)途端、ゲームバランスが一気に破壊されてしまうキャラクターやアイテムが登場しますが、割とそんな位置づけな気がします。
なぜ、こんなターミネーターばりに強い(強すぎる)プレイヤーが配置されたのか……。たぶんですが、容易には越えられない障害、扱い方の難しい諸刃の剣を与えて“ゲーム”に波乱を与えるため、彼女のような存在が用意されたのかなあ、と解釈しています。制作者泣かせなキャラクターでもありますので、今回、チーム月島の面々も彼女の扱いには手こずったことでしょう。
まるで呪われた武器みたいな言い方をしてしまいましたが、まさに彼女は呪われた境遇の持ち主です。常人には抱えきれない、重すぎる過去を背負っています。
呪いの解かれる日はやってくるのか? 彼女に救いを与えてくれる存在は現れるのか? ひょっとしたら、今回は彼女にも“救済”が用意されているかもしれませんよ。
→最後はチーム月島による瞳座談会! 今とはまったく違うラフ画も!?
(C)FLAT/イエティ/Regista
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