| 月島総記：はい、月島キャラクター対談第3回。今回は“まり子＆真島”の巻。まずはまり子ですね。どうですかお2人さん、まり子については？ | |
| 月島トラ：いい子ですよ、かわいい子です。感じ入りました。 | |
| 日向もやし：ものすごくマジメで一生懸命ですよね。思ったらすぐに行動するし、思ったこともすぐ口にするし。しかし残念ながら、それが時に周囲との軋轢（あつれき）を生むんですよ……。 | |
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| 月島トラ：“こういう場で出会わなければ、いい出会いだったのに”ってのが多い『シークレットゲーム』でありますが、その要素が一番強いのがまり子かもしれない。 | |
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| 月島総記：逆に言えば“この状況で出会うと困っちゃうような女の子”ってことですね。正義感はとても強いですが、杓子定規すぎる性格の彼女を、うっとうしいと思う人もいるかもしれません。 | |
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| 日向もやし：でも個人的には、まり子の態度はけっこう共感できますよ。ああいう状況になると、私も正義とか道徳とか、そういうものにすがろうとするんじゃないかと思います。ただ悲しいのは、その考えだけじゃどうにも生き残りにくいのが、このゲームなわけで……。 | |
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| 月島総記：そんな彼女の物語のテーマは、“正義とは何か”ということだと思います。正義感が強い彼女ですが、「その正義はなんのための正義なの？」、「正義を貫くだけの力があなたにあるの？」、まり子はこのゲームを通じ、繰り返しそのような問いを突きつけられるわけです。それをどう乗り越えるのかが、彼女の物語の見どころ……。 | |
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| 月島トラ：あ、ちょっと待ってまとめないで！ まだ話すべきことがあるよ！ | |
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| 月島総記：わっ、びっくりした！ なんでしょう、話すべきこととは？ | |
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| 月島トラ：ここまでまり子の人格面・テーマ面について語ってきましたが、もっと表面的な話もしとこうかと。マジメ一辺倒に見えるまり子ですが、かわいいところもあるんですよ。その象徴となるのが“ツン落ち”です。 | |
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| 日向もやし：ツン……落ち？ って何？ | |
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| 月島トラ：人前ではツンツンしているんだけど、1人になったり気弱になると反省して落ち込む。すなわち“ツン・落ち”です。 | |
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| 月島総記：あーなるほど（笑）。原作にもあったアレですね。あれは確かにかわいいです。 | |
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| 月島トラ：ちょっと目を離すとすぐ落ち込むまり子を支えてくれる、大きな器を持つ男性募集中です（笑）。 | |
