2013年3月2日(土)
月島総記:はい、それじゃ次は真島です。寡黙なボクサー。クールなイケメン。日向さんは真島関連のシーンをかなり書いていますよね。どうでしたか、このキャラについては? | ||
日向もやし:いやぁ、おもしろいキャラでした! 基本的には、何事にも積極的じゃないキャラだけに「どう動かそうか?」と考えるのが特におもしろかったかな。 | ||
月島総記:確かに日向さんは真島に、いろんな動きを強いていましたね(笑)。原作ではまずありえなかったことを、いろいろとやらせていました。 | ||
月島トラ:なるほど~。実は自分は結構その辺り、動かしにくいなと思っていました。何せ他人にどうこう言われても動じない、不動の精神の持ち主ですからねぇ。 | ||
月島総記:動かないと言うか、あまり積極的に何かに“かかわろうとしない”んですよね。ゲームに対しても、他人に対しても。ひいては自分自身の内面に対しても、ちょっと距離を置いて生きている。 | ||
日向もやし:そんな真島がどんな風にゲームに引きずり込まれていくのか、というところも彼の物語の見どころですかね? | ||
月島総記:否応なしに引きずり込まれますからね。真島の性格なんてお構いなしに、残酷な現実は進行していく。基本的には動かざること山の如しなキャラですが、そんな彼が無理やり動かされるわけです。でもそんなルールとかそういうのを越えて、彼が“自らの信念に従って動く”時は、やっぱりカッコいいわけですよ。 | ||
月島トラ:見方を変えると、彼はいつも“自分に従って生きている”とも言えます。それを遂行する程度の力もありますしね。 | ||
月島総記:あ、確かに……! だからそうか、彼の意固地な信念が、ゲームや他人とのかかわりによって少しずつ変わって、そして得た新たな信念に従って動く時が、真にカッコいいのか。 | ||
月島トラ:それは自分の都合も他人の都合も巻き込んだ、確固たる信念ですね。 | ||
日向もやし:うーむ男くさ……男っぽいですなー! | ||
月島トラ:なんだかんだ言って、その男っぽさが真島の魅力ですよ(笑)。クールそうに振舞っていても、根っこはかなり“男の子”しているんじゃないかと。 | ||
月島総記:最初は鼻持ちならないかもしれませんが、彼の変化と成長に注目してほしいですね。今回、彼は“いろいろな人”とかかわりますので。かかわるのは1人だけじゃないですよ! | ||
日向もやし:そう、原作では見られなかった、彼の新たな側面が見られるでしょう。それはそれはいろんな側面が(笑)。 |
※次回は大祐とはるなを紹介予定!
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