| 月島総記：さて、それじゃ始めましょうか。『リベリオンズ』キャラ対談第5弾！ 今回は城咲充からです！ | |
| 日向もやし：わーわー！ | |
| 月島トラ：はいよー。 | |
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| 月島総記：うわ、対照的なテンションだな。そう言えばもやしさんは、充がお気に入りキャラでしたね。充と言えばもやしさん、もやしさんと言えば充というくらい。 | |
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| 日向もやし：はい、充さんはとても素晴らしい人で……。でも実は、あれであまりいじれないキャラだったような気がします。 | |
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| 月島トラ：え、いじれないとは？ | |
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| 日向もやし：なんというか、立ち位置が決まっているというか……あまりに充過ぎるもんで。 | |
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| 月島トラ：何か違うことをさせた時点で充じゃなくなる、ということでしょうか？ | |
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| 日向もやし：そうですね。充が木の上から颯爽と登場したら、やっぱり変ですよね？ | |
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| 月島トラ：あれをやって変じゃないのは、悠奈さんだけです（笑）。 | |
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| 月島総記：例えがおかしい、例えが（笑） | |
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| 日向もやし：まぁ基本的にはハンド・イン・ザ・ポケットな人なんですよね。極力自分の手は汚さない。「問題は誰かに解決してもらいたい！」と真っ先に考える男。それが充だと思います。 | |
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| 月島トラ：す、救いようがない……！ | |
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| 月島総記：悪い面ばっかりですねぇ（笑）。でも僕は充は好きですよ。書くべき点がはっきりしてるし。トラさんは？ | |
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| 月島トラ：正直な話、「ひぃいいッ!!」って叫んでいる印象が強すぎるんですよねぇ（笑）。 | |
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| 月島総記：えぇ、充と言えば「ひぃいいッ!!」ですね（笑）。 | |
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| 日向もやし：主人公じゃない眼鏡キャラは、そういう宿命を背負っている気がします……。 | |
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| 月島トラ：“雄度”が足りないですよね。それだけでここまでひ弱で気弱なキャラとして映るとは思いませんでしたよ。 | |
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| 月島総記：時に雄度が試されるゲームですからねぇ。黒河正規という“超・雄”と絡むことが多いのも、それに拍車をかけている。 | |
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| 月島トラ：本作は相対的な物語ですからね。でも不遜（ふそん）な物言いですが、充みたいな人は世の中に多いのではないでしょうか？ | |
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| 月島総記：だからこそ等身大の人間として、感情移入しやすいという点もありますよね。 | |
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| 月島トラ：然り然り。平凡な少年だからこそ、その成長を願いたくなる。「目指せスーパーマン、理不尽など叩き潰せ！」といった感情を、我々は充に込めたはずです。 | |
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| 月島総記：おぉ、雄度の高い意見！ | |
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| 月島トラ：『リベリオンズ』を書いて脳みそがマッチョになっちゃったかなぁ（笑）。 | |
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| 日向もやし：あのゲームは、基本的にマッチョ（精神的に）じゃなきゃ生き残れないと思います。 | |
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| 月島総記：でも今回は充も活躍しているじゃないですか。もやしさんも充の活躍シーン、いろいろ書いているじゃないですか。 | |
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| 日向もやし：そう、今回の充は違います。なぜならば守るべきものを見つけられたから。いやー、そうなると充も男だったというわけで……。 | |
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| 月島総記：では本作における充の物語は、“彼がこのゲームを通じ、男になっていく様子を描く物語”という感じでしょうかね？ | |
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| 日向もやし：というよりも、唯一（？）男だった部分が、浮き彫りになるという感じですかね？ | |
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| 月島トラ：ふーむ。根性論は得意じゃないですが、世の中根性がなければできないことも多いです。充の根性にご期待ください、といったところでしょうか？ | |
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| 日向もやし：そうですね、乞うご期待です！ | |
