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2013年3月8日(金)

『ロード オブ ヴァーミリオンIII』ロケテスト開幕! 会場の池袋GiGOには開店前に200人近くが列を作る

文:megane

 スクウェア・エニックスは、今夏に正式稼動を予定している業務用カードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオンIII』において、本日3月8日より池袋GiGOにてロケテストを開始した。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII』

 『ロード オブ ヴァーミリオンIII』は、現在稼動中である『ロード オブ ヴァーミリオン Re:2』の後継タイトルとなるシリーズ最新作。2月15日に開催された“ジャパン アミューズメント エキスポ 2013(JAEPO)”のスペシャルステージにおいても、さまざまな情報が明かされた。

 ロケテストは、3月中に東京2箇所と大阪1箇所の計3箇所で行われる。今回の池袋GiGOでのロケテスト期間は3月8日~3月10日。第2回ロケテストはタイトーステーション 秋葉原店で3月14日~3月17日の期間で行われ、第3回ロケテストは大阪のラウンドワンスタジアム 千日前店で3月21日~3月24日に行われる。

 今回、そのロケテストの初回となる池袋GiGOでの様子をお届けする。

■開店前から200人近くのユーザーが並ぶ

『ロード オブ ヴァーミリオンIII』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII』

 ロケテストが行われる池袋GiGOでは、10:00の開店を前にユーザーが行列を作り、整理券制が導入されていた。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII』

 ロケテストが実施されているのは池袋GiGO 5Fの特設ステージ。1回につき8人までがプレイでき、プレイ料金は2プレイ500円(1プレイ300円・コンティニュー200円)で、プレイ時間はおよそ20分。その後8人ずつを交代させていくという形がとられていた。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII』
▲池袋GiGO 5Fの大型カードゲームフロアに設置された特設ステージ。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII』
▲一度にプレイできる人数は8人。試遊は8人交代制で行われる。プレイ中に情報交換などをして感触を確かめているプレイヤーも。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII』
『ロード オブ ヴァーミリオンIII』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII』
▲さすがにわかっているプレイヤーが多いのか、特に詰まるところはなくプレイが進んでいた。

 会場では柴プロデューサーがロケテストの様子を視察していたり、プレイヤーとの交流を行ったりしていた。その柴プロデューサーからのコメントを掲載する。

■ようやく『ロード オブ ヴァーミリオンIII』として自己紹介ができた

『ロード オブ ヴァーミリオンIII』
▲プロデューサーの柴貴正さん。

――今回のロケテストをむかえて、お気持ちをお聞かせください。

 うれしく思う一方で、怖いと思う気持ちもありますね。ゲームがおもしろければ、このユーザーの熱量がプラスになりますが、逆にゲームがおもしろくないと判断されてしまったらマイナスになってしまいますので……。とはいえ、平日の朝からこんなにたくさんの方に来ていただいたことは本当にうれしいですね。

――今回、ロケテストを3店舗でやることになった経緯を教えてください。

 やはり本作のユーザーが多くいる店舗さんでロケテストを開催するのがいいと思いましたので、池袋GiGOさん、秋葉原のタイトーステーション 秋葉原店さん、大阪のラウンドワン千日前店さんで開催することにいたしました。

――最新作となる本作の発表やJAEPOでのステージから現在までのユーザーの反応はいかがでしょうか?

 まずは1月31日に本作を発表させていただいて、これまでのカードが使えなくなることなどを明らかにさせていただきました。やはりいろいろな反応がユーザーさんからはありましたが、その後、JAEPOで少ないながらもユーザーさんに触っていただいて、『ロード オブ ヴァーミリオンIII』はこういう方向性なのか、というのをちょっとずつわかってきてもらっているところだと思います。

 こうしてロケテストでいろんな方に触ってもらうことで、ようやく自己紹介ができるようになったといった感じです。

――今回、これまでのカードが使えなくなったことに対するユーザーからの反応はいかがですか?

 その部分については当たり前ですが「う~ん……」といった反応が多いですね。ただこれまでの『ロード オブ ヴァーミリオン』というのは、10年前のカードの読み取り技術をそのまま使っているようなところがあって、そこを刷新したいという思いがありました。読み取りがうまく行かずに負けてしまった、なんてケースも少なからず出てしまっていましたし……。

 カードが変わった利点というのは、当然ですがユーザーさんにはまだ体感してもらっていなかったので、今回それがお伝えできればいいなと思っています。そして夏には正式稼動が始まりますので、そこでユーザーさんに判断をしてもらえればと。

――カードが変わって、具体的にはどういう利点があるのでしょうか?

 利点は2つあります。先ほどお伝えした“読み取りの精度が上がる”というのが1つと、もう1つは印刷工程が短くなるのでバージョンアップ時に出せるカードが増えるんです。今まではバージョンアップの時に50~70枚ほどを出していたのですが、今度からは最低でも100枚から出せるような感じになります。

――『ロード オブ ヴァーミリオン』も『III』まで進化してきて、これまでを振り返ってユーザーさんの反応はいかがでしょうか?

 これまでやってきて、今回『III』がこうやって出てきたことで、プラスの反応になってきているかなとは思います。これまでの『ロード オブ ヴァーミリオン』って正直に言うとちょっと難しいゲームではあるんですよね。それが「今回は楽そうだからちょっとやってみよう」と思われる方が増えているイメージです。

――ありがとうございました。

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データ

▼『ロード オブ ヴァーミリオンIII』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:ETC
■稼働日:2013年夏予定

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