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2013年3月12日(火)

『ChaosTCG』・『モンコレ』・『ヴィクトリースパーク』の合同イベント“CMVカーニバル”をレポート! 大会の参加レポートも

文:電撃オンラインさくたろう

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■ライターによるブースタードラフト大会の参加レポをお届け!

 こんにちは、ライターのさくたろうです! 先日の記事では、『サザンの聖角獣(ユニコーン)』を使ったブースタードラフトで0勝3敗という成績だったので、それをリベンジするためにも“CMVカーニバル”で再びブースタードラフトに参加してきました! はたして今回の成績は!?

“CMVカーニバル”
▲ブースタードラフトは、4人1組でグループになりブースターパックを各自5パックずつ用いて行われます。

■ピックしたカードをダイジェストで紹介!

 『サザンの聖角獣』にはアイテムを使えるユニットが、“ミノタウロス”9種と“錬金生物”2種にいます。種類こそ多くありませんが、わりと手に入りやすいレアリティのカードが多い印象です。ということで今回は“ミノタウロス”と、それと同じ勢力の“クリムゾン”を中心にデックを組めるよう挑戦してみました。

■1パック目(初手)

“CMVカーニバル”
▲アイテムが使用でき、[普通/対抗]で敵軍ユニットに1Dダメージを出せる《ミダスの射手》もいて迷いましたが、まずは“クリムゾン”が2体以上パーティにいると強くなる《クリムゾン・ジェネラル》をピック。

■1パック目(3手目)

“CMVカーニバル”
▲ここでは迷わず《鉄巨兵ギガンテス》をピックしました。大きいユニットはそれだけで強いですし、アイテム枠もあって即時召喚もできますしね。

■2パック目(初手)

“CMVカーニバル”
▲前回のブースタードラフトでは辛酸をなめさせられた《クォーツ・スフィンクス》を発見! 敵軍パーティ全体にダメージを与えられる特殊能力が強いので、即ピック!

■3パック目(初手)

“CMVカーニバル”
▲3パック目にして、ついに極稀の《ミヅチ》が登場! ダイス目次第で敵軍パーティ全員を行動完了にできますし、何より大きいのが心強いユニットです。

■4パック目(2手目)

“CMVカーニバル”
▲再び《鉄巨兵ギガンテス》を発見。この段階ですでに専用装備品の《ジャイアント・ハルバード》と《ジャイアント・ウィング》をピックしていたので、改めて2体目をピックしました。

■5パック目(初手)

“CMVカーニバル”
▲《ダイアモンド・ドラゴン》は能力、スペル枠の両方が優秀なユニット。5パック目では他にも《ジャングル・サーペント》や《ヴァイオレット》、《エレメンタル・ガスト》など“狂霊化”シナジーのユニットやスペルをピックできました。
“CMVカーニバル”
▲こうしてデックが完成!

 今回のブースタードラフトでは、上のようなデックができ上がりました。アイテム中心でデックにしたいと最初に書きましたが、アイテム枠を持つユニットが4体とかなり少なめな構築になってしまいました。これらのユニットを消耗しないよう、立ちまわっていきたいところですね。では次から、対戦の様子をまとめて紹介していきます!

■1戦目

 こちらは《ミヅチ》を1ターン目に召喚し、相手は“ミノタウロス”と“ワルキュリア”を召喚。早速《ミダスの牛闘士》、《クォーツ・ペガサス》、《ニーベルング少女新兵隊》のパーティがいる地形に《ミヅチ》で攻め込みます。

 手札に《ポイズン・スプラッシュ》があったので、後攻でも勝てると思いきや、相手が先攻で《ユニコーン・ギャロップ》を使用して、デック唯一の極稀があっさり撃沈……。しかし、その後は《鉄巨兵ギガンテス》+《ジャイアント・ハルバード》と《クリムゾン・アタッカー》のパーティが活躍。最後は《ジャイアント・ウィング》に装備を持ち替えた《鉄巨兵ギガンテス》と《クォーツ・スフィンクス》が相手本陣に進軍。イニシアチブ+3で先攻を取って、先攻パンチで勝利しました。

“CMVカーニバル”

 結果:1-0

■2戦目

 2戦目はいい感じで“クリムゾン”が固まって手札に来たので、そのままパーティを組んで相手領土に攻め込みました。ただ、相手本陣を攻める決め手が欠けていたので、相手本陣の周りに地形を配置し、後続ユニットを前線に送り込みます。《クォーツ・スフィンクス》で敵パーティを一掃しようとしますが、《サイコ・カッター》で撃沈。最終的には《ダイアモンド・ドラゴン》と《ミダスの重騎兵》のパーティで進軍します。相手の戦闘スペルはきっちりと《忘却のスクロール》で打ち消して、殴り切って勝利!

“CMVカーニバル”

 結果:2-0

■3戦目

 2連勝で迎えた最終戦。一進一退の攻防を続けながらも、相手は《オーシャン・ロード》で飛行進軍し、こちらの本陣を斜めからリーチ! 代わりにこちらは、正面から《バブル・クラブ》と《ヴァイオレット》で相手本陣前へと進んでいきます。こちらの本陣には《クリムゾン・ハンター》、《クリムゾン・ジェネラル》、《ミダスの重騎兵》が守っており、相手はなかなか手が出ない様子。そして相手本陣は《アルケミー・アーム》、《ミダスの軽騎兵》、《クリムゾン・ウィング》のパーティが、がっちりとガードしていました。ここで手札調整をすると、《ポイズン・スプラッシュ》、《ポイズン・バブル》をドロー。相手本陣はすべて即時召喚ユニットなので、同時攻撃以外ならほぼ勝利確定と考えて、《バブル・クラブ》たちで進軍。相手先攻で、相手の攻撃に対抗してきっちりとスペルを打ち、3連勝となりました!

“CMVカーニバル”

 結果:3-0

 ということで、見事3連勝と前回のリベンジを果たすことに成功しました! 最初はユニット17枚と少なめかも……と思いましたが、6レベルユニットが多めだったので意外となんとかなりました。

 それと今回は、《鉄巨兵ギガンテス》がかなりいい働きをしてくれたのが印象的でした。今回のブースターには“錬金生物”専用の強力な装備品が2種ありますが、それを装備できるのは、《鉄巨兵ギガンテス》(レアリティ:並)と《金剛神パラスアテネ》(レアリティ:極稀)のユニットのみ。そのため専用装備品は余りがちなので、《鉄巨兵ギガンテス》を優先的にピックしておけば、後半に回ってきたその装備品を活用できるのがいいです。

 と、長々と書いてしまいましたが、“CMVカーニバル”の『モンコレ』ブースタードラフト大会のレポートをこれで終わりたいと思います。お読みいただき、ありがとうございましたー!

■一方、ネオスタンダード大会の方はトーナメント形式の決勝ラウンドが!

“CMVカーニバル”
▲96人が参加となった『モンコレ』のネオスタンダード大会。5回戦のスイスラウンドを勝ち抜いた上位4人が決勝トーナメントでしのぎを削りました(写真は決勝ラウンド1回戦のものです)。▲上位4名のうち、3名が発売されたばかりの『サザンの聖角獣』のカードをメインに使ったデックを、もう1人は“英雄”が1枚しか入っていない、オリジナリティあふれるデックを使用(各デックレシピは公式HPにて公開中)。これまでにないタイプのデックが上位を占めるという、新しい環境ならではの大会になりました。

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